日本人なら「トランジットビザ」は不要で日本のパスポートだけで入国が可能だし、台湾最大の空港「桃園空港」から桃園捷運(桃園メトロ)に乗車すれば40分弱で台北中心地へ出てこられます。しかも、徒歩圏内で色々楽しめるだけでなく、台北捷運(台北メトロ)を利用すれば、台湾のランドマーク「台北101」へも余裕でいけるコンパクトさがいいんです!
まずは乗り継ぎ時間を確認し、自分に合った観光地を探してみてください!その助けになればいいなと思い、桃園捷運「A1台北車站」からの目安移動時間別にまとめてみました。
まずは桃園捷運「A1台北車站」の位置関係をおさらい!
台湾最大の駅「台北車站(台北駅)」は巨大ステーション!
桃園空港から桃園捷運に乗車して到着する「A1台北車站」はいわゆる「台北車站(台北駅)」の最西端にあります。
グーグルマップで見ると、台北捷運や台鉄へ乗り換えできる「台北車站」はそれほど離れているようには見えないかもしれませんが、どちらかというと、
台北捷運の緑ライン「北門」駅の方が近いです。
②【徒歩2~3分】「国立台湾博物館(鉄道部パーク)」と「北門(承恩門)」で台湾の鉄道と台北の歴史を感じよう!
国立台湾博物館(鉄道部パーク)
赤レンガの美しい建物が自慢の「
国立台湾博物館(鉄道部パーク)」は日本統治時代に建設されたもので、台北市の3級古跡に指定されています。
建築自体が見どころでもあるのですが、台湾の鉄道の歴史を楽しく学べる点もポイント高し!子供も大人も一緒になって、はしゃいでしまうはずです!
国立台湾博物館(鉄道部パーク)からはこんな感じで見ることができますよ!
「国立台湾博物館(鉄道部パーク)」の忠孝西路を挟んで向かいにある大きな門は、正式名称を「
承恩門」という通称「
北門」。国家の第一級古蹟に指定されている、歴史的に超貴重なものです。
清の時代に作られた台北城にあった5つの門のうちのひとつですが、その当時の姿を留めているのは「北門」だけです。
市民大道・承徳路・長安西路・重慶北路を囲んだ辺り一帯が「台北後火車站商圏」と呼ばれるショッピングエリアで、服飾・皮革・化粧品・インテリア・季節の飾り物・DIY材料……数々の小売り卸業の店が立ち並び、ほかでは見つけられない格安土産が見つかるかもしれません。
また、このエリアには平日でも行列になっているドーナツ屋さんがあるので、試してみるのも良さそうです!
乾物や漢方、布など問屋街として、地元民も普段使いしているエリアですが、近年はおしゃれなカフェなども増えてきて、観光地としても人気です。台北一の恋愛の神様もいますよ!
歴史的な建築物が多く一軒の価値あり。台湾の新旧の魅力を是非肌で感じてください。
MRT「台北車站」「北門」「西門」「小南門」「中正紀念堂」「臺大醫院」に囲まれたエリアは「博愛地區(博愛エリア)」と呼ばれ、総統府をはじめとする台湾中央政府の官庁が集中しており、台湾の首都機能を担うエリアです。
ここには日本統治時代に建築されたり、それをベースに改築されたりした建物がたくさんあります。かつて日本人が台湾で設計した建物が現役で使用されていて、感慨深いものがあるはずです。
台湾に来たら絶対食べたい「鼎泰豊」、台湾スイーツが食べられる「鮮芋仙」、台湾のいいものが集まる「神農生活」や誠品生活などなど、日本人が台湾でしたいことを一気に楽しめるのが「中山」エリア。
火鍋屋さんやカフェなどのほか、おしゃれショップも連ねていて、街歩きが楽しい場所です。
※MRT「北門」駅を利用した場合の時間です。MRT「台北車站」を利用すると徒歩8分+MRT1分かかります。
台北市の古跡に指定されている「紅樓」の中には、台湾クリエーターたちがメイドイン台湾を発信中!「西門町」といえば、台湾の原宿の別名がありますが、若者だけが楽しめる場所ではなく、昔からある小吃店や、コスパ抜群のお店がたくさんあって、とても台湾らしい町でもあります。
ドン・キホーテで台湾限定グッズをゲットするのもお忘れなく~!
※MRT「北門」駅を利用した場合の時間です。MRT「台北車站」を利用すると徒歩8分+MRT2分かかります。
⑧【徒歩3分+MRT6分】驚くほど足並みピッタリの衛兵交代式を見るなら「中正紀念堂」へ
1975年4月5日に亡くなった蒋介石に対する哀悼の意を込めて建てられた「中正紀念堂」の観光の目玉といえば、本堂で行われる衛兵交代式でしょう。
一糸乱れぬ様子は一見の価値ありです!
※MRT「北門」駅を利用した場合の時間です。MRT「台北車站」を利用すると徒歩8分+MRT4分かかります。
⑩【徒歩8分+MRT15分】ちょっぴり距離があるけど、台湾のランドマーク「台北101」は外せない!
ほかのエリアに比べると移動時間がかかりますが、やっぱり台湾一ののっぽビル「台北101」には登っておきたいですよね!
ちなみに小籠包の名店「鼎泰豊」や限定商品が売られている「スターバックス」のほか、台北101限定の商品を売っているお土産屋さんや広すぎるフードコートもあります。色々使い勝手がいいし、台湾に来た!というのを感じたければ「台北101」は外せません。