後編【ボタニカル女子&園芸男子必見!】台湾一の園芸地「彰化・田尾」へ1dayトリップ♪
今、台湾の若者に人気のスポットを中心にめぐります!
こんにちは、台北ナビです。
前半に引き続き、台湾一の園芸地「彰化・田尾」の旅の様子をお届けします!後半は前半以上に映える~♡というわけで、早速行ってみましょう♪
別名「田尾のカルフール」という名を持つ花園で、特製カートを押しながらガーデニング植物を爆買い!台湾らしい植物も多数見られます♪
園芸植物がスーパーのように並んでいる「田尾鳳凰花園」では、特製のカートを押しながら植物を爆買いしている台湾の人々の様子を見ることができます。ここの植物は日本に直接持って帰ることができないので、日本から訪れる方は見るだけとなってしまいますが、見るだけでもなかなか楽しめます。
なぜ見ているだけでも楽しめるの?!その答えは、仙草、艾草(よもぎ)、九層塔(台湾バジル)、マンゴーなど台湾に来たら見かける植物がいたるところに並んでいるから!
そして、中国語の花名に興味深いものがあったりするんです。
例えば「オジギソウ」の中国語は「含羞草」。つまり、恥ずかしがり屋の草ということ。そのほか見笑草、愛睡草ともいわれるというような知識も書かれています。つまり……中国語が読めるなら、巨大な図鑑の中に入りこんだような体験ができるというわけなんです。
『買い物しやすい』というのも台湾人から人気を集めている理由のひとつのようです。植物の種類をきちんと分けられているから見やすいだけでなく、人が歩くスペースは土に触れさせない工夫もされています。
取り扱っている種類が多いということだけでなく、気持ちよく買い物してもらうにはどうすればいいか?!そして思いついた方法は試してみるというその精神がお店の人気につながっています!
歩きやすい!
ちなみに田尾鳳凰花園には昔ながらの家を再現したカフェがあります。園の奥の方にあるので、入口からは見られませんが、かえって人が少なくゆっくりくつろげます。園を歩いていて疲れたら、是非訪れてみてくださいね。
窄巷古厝咖啡
彰化縣田尾鄉民生路一段476號
(04)823-4111
10:00~18:00
月・火曜日休みfacebookページ:https://www.facebook.com/lovely.alley/
人生初!衝撃の見た目に言葉を失いかけた樹葡萄(ジャボチカバ)と台湾人に大人気のソフトクリームを堪能あれ♪
早速ですが、樹葡萄(ジャボチカバ)を食べたことがありますか?
ナビはその存在すら知らなったので、今から樹葡萄を食べに行きます~と聞いて、台湾で採れるブドウの一種なのだろうと思っていたわけですが、そのお姿を見て絶句……。木の幹に実が直接なっているんです。そのユニークな見た目は苦手な人もいるかなと思います。
そして今回採りたてのジャボチカバを食べてみましたが、巨峰に似ているのですが、巨峰よりも皮がかなり硬く、実はぷるぷるとしていて弾力あり。そして何より味がワイルドでした。
なんでもとても傷みやすいのでジャムやジュース、ワインなどに加工して食べられるようですが、こちらの二代目は考えました。もっと気軽にジャボチカバをたくさんの人に味わってもらえる方法はないかと……。
日本もですが、台湾はソフトクリームが大人気。コンビニなどでもよく見かけます。というわけでジャボチカバ味のソフトクリームを作り出しました!
ジャボチカバはタンニンやシアニン、ビタミンCやカリウムなどの栄養価が高いと言われていて、皮の部分にはアントシアニンが多く含まれています。そんな栄養を余すことなく食すため、皮ごとソフトクリームにしています。
ナビはジャボチカバとミルクをミックスしたものを試してみましたが、甘すぎずブドウっぽい味も楽しめて気に入りました!二代目の新しいアイディアを形にしたソフトクリーム。是非味わってみてくださいね。
ちなみに土・日曜日のみの営業となりますので、お気をつけください。
ソフトクリーム
今、田尾で最も注目を浴びるSNSスポットは植物が上手に溶け込んだコンテナマーケットでした!
数年前から台湾で流行っているコンテナマーケット。台北のコンテナマーケットは残念ながら終了してしまいましたが、田尾にはあります。今、若者から最も注目を浴びる田尾の写真スポットといっても過言ではありません。
お料理を提供するコンテナがほとんどですが、同じ食べ物を提供するお店が入らないようにと考えられています。水餃子、ピザ、ワッフルにアルコール……。軽~く食べながら友人や家族とおしゃべりが弾みそうなメニューばかりです。
お料理の注文と支払いはすべて1か所で行います。まず座るテーブルを決めて、テーブル番号を注文票に書いて、合同レジへ持っていくだけです。色々食べられるのに、注文が一回で済むって便利~♪
ここのコンテナマーケットがほかと違うポイント、それはいたるところに植物が飾られていること。園芸の町「田尾」らしいですよね。
『植物を飾るということは肩肘はらず気楽に楽しめるもの』だということを、感じ取って欲しいという思いが込められています。飲食スペースの机の上などにほんとさりげなく植物が飾られているので、そこも見てみてくださいね。
綠野仙蹤貨櫃文創
彰化縣田尾鄉中山路二段123號
(0933)525616
11:00~20:00(金~日曜日は~21:00)
月曜日休み
入園無料facebookページ:https://www.facebook.com/DorothyWizard/
ほかにも田尾人がおすすめするという3つのスポットを特別にご紹介!
ナビは上記のスポットを駆け足ぎみに巡ったわけですが、地元民曰く「全然時間が足りない!もっと紹介したいのよ。だからあと3つだけ簡単に紹介するね」とのこと。では、いってみましょう♪
画像提供:花宿Flowers-villa
1日ではおすすめスポットをすべて周ることはできないので、宿泊するのもひとつの手です。夜になると電照菊のライトと満点の星空、そして虫やカエルの大合唱が楽しめます。田尾の宿泊施設の中でおすすめなのが前述の「菁芳園」のすぐそばにある民宿「
花宿Flowers-villa」。
元々園芸を生業としてきたオーナーが心を込めて育てた植物で作られた庭では鑑賞はもちろん、ちびっこが遊べるスペースもあり、大人も子供も楽しめるようになっています。