行列ができる店特集(台北)

人が並ぶ店、そして、屋台。台湾の食べ物はこんなに魅力的♪


こんにちは、台北ナビです。
台湾には、かの有名な予約ができない行列必須の小籠包店があります。
ここが突出していますが、行列ができる店は他にもたくさんあります。
今回はなぜこんなに並ぶのか、また、効率よく並ぶにはどうしたら?などの対応策も交えながら、まだまだある行列必須の店を「食」のジャンルごとにご紹介していきたいと思います! 

1、小籠包


鼎泰豊・本店について話します。
11時くらいなら?と思っていったら、もう遅い。1時間以上は待つことになります。11時前に行って大体の順番を知り、並ぶ時間を短時間に抑えるか、いっそのこと何分ぐらいかかる?と聞いて、永康街をぶらつくか?待ち時間の間にマンゴーアイスも食べちゃえますが、ごはんの前にスイーツ?短時間の旅行の中で多くをやっちゃいたい方はそれも可能。また一般的な昼食時間を大幅にずらして、13時半くらいに行くと、そんなに待たなくても大丈夫ですよ。
さて、どうしてここがそんなに有名なのか?かつて小籠包の食べ比べをしたナビはもっとおいしいところあるはず!と、逆転勝ちを期待していましたが、結果は悔しいかな、やはりナビの中でもここが一番でした。台湾ビギナーの方はぜひ。また、何軒か食べ歩いてみた方もまたどうぞ。
行列はイヤという方には、実は「京鼎小館」の小籠包もナビ個人的には、引けを取らない味だと思うし、鍋貼なら「明月湯包」が最高だと思います。 

2、小吃


●富覇王豬脚極品餐廰
豚足屋さん。メインメニューは、霸王腿扣豚(太ももの部分)、霸王腿節(足の関節)、霸王腿蹄(蹄の部分}といった部位が異なる3種類の豚足のみ。
小菜として、爽口筍絲(たけのこを茹でたもの)、潤油豆腐、燙青菜(ゆで青菜)、魯肉飯などがあり。一番の人気は、「霸王腿扣」(100元)!11時の開店から30分で売り切れてしまうので、これを食べたいなら開店前から並びましょう!

福大山東蒸餃大王(福大蒸餃館)
お昼時と夕飯時に行ったら、行列の後ろにつくはめに。食事時の前か後ろに、若干ずらすと座れます。安いし、旨すぎる!すぐ近くで、餃子を包んでいるのが見られるのも面白い!

龍門客棧餃子館
水餃子の店。夕方17時から24時までの営業で、17時前には、お客さんが並び始めます。日本統治時代の建物を改装したという、バラック小屋のような様相の食堂で、内部の床もギシギシ。風情があり過ぎる中でいただく豚肉水餃は、う、うまい、うますぎる!滷味も外せないメニューです! 

3、おやつ(胡椒餅)



●福州元祖胡椒餅

お金を入れて番号札をいただきます。ちょうど焼きあがった頃ならいいけど、そうじゃなければ、あと何分待ちといわれるので、いったんその場を離れることも可。
戻ってきたら、皆釜をじっと見つめながら、番号が呼ばれるのを待っております。アツアツは、やけどをするのでご注意! 
饒河街夜市
胡椒餅といえば、こちらも外せません。廟の近くに屋台が出ています。
一晩中列ができているので、見つけやすい!
●溫州街口蘿蔔絲餅
学生や地元民から愛される蔔絲餅ですが、今や遠方からでも来てみなひたすら並んでいます。蔥油餅や豆沙餅も人気。
住所:台北市和平東路二段264之3号 電話:(02)2369-5649営業時間:7:00~20:00 日曜日休み 15個以上なら1時間半前に予約必須。
 他にも台湾尾人たちが並ぶおやつ系屋台はこちら
●天津葱抓餅
永康街にあって、いつも焼いている前で人だかりがある店。いい香りがするので、すぐわかります。九層塔(中華バジル)入りがおすすめ♪ 
●姜太太包子

肉包(肉マン)、菜肉包:酸菜(野菜マン:高菜)ともに美味。MRT忠孝復興駅から徒歩約1分住所:台北市復興南路一段180号 電話:(02)2781-6606営業時間:6:00-11:00/15:00-19:00(~18:00土曜日) 日曜日休み 

4、朝食

阜杭豆漿、です。
こちらは、地元民の方が多く並んでいます。お店は建物の2階ですが、長い列は多いときには、1階の外にも長く伸びています。ここで朝ごはんを買って出勤しようと思っている人は、それも見越して早く行かなきゃいけません。なので、観光客は7~9時は避けた方がよろしいのですが、あまり遅くなると、もう朝ごはんはこれしか残ってないよ、なんて、食べたかったものがもうない!なんて事態に遭遇することも。また、休日は、この列は10時過ぎまで続くそう。
となると、時間はあまりずらさないで、朝食時間に皆さんと一緒に仲良く並びましょう。ちょっとずつ前に進んでいきます。
ナビとしては、必須は、鹹豆漿。超絶品の言葉以外に形容できません。
また、飯糰や厚餅油條も大好きですが、かなりお腹膨れます。これには、甜豆漿が合います。と、書いてたら、明日の朝食べに行きたくなりました…。 

5、カフェ


米朗琪咖啡館
ナビたちが最初取材に行ったのは、2006年のこと。その当時から、今までずっと行列ができるカフェであり続けているというから、大したものです。看板は、ワッフル。
こちらが台湾ワッフルブームの先駆けを作り、その人気は今なお引き継がれ、「うちはワッフルが売りなの」というカフェは続々登場しています。様々なトッピングのワッフルも出ていますが、こちらの人気を越えるカフェは未だになく、その安定した継続性といつも一生懸命なオーナー陳さんに、ナビ、頭が下がります。
Dazzling Cafe Pink
お店の外には整理番号を受け取るため列をなしている人がいっぱい!「Dazzling Cafe」のスタッフに並ばないコツを聞くと、毎月16日12:00に翌月の予約を電話受付すること。難しい場合は、平日の19:00以降を狙うこと。店内の半分は予約、残りは直接お店に来てくれたお客様のための席なので、並ぶ時間は短縮できます。
おすすめは、就愛草莓蜜糖吐司(ストロベリーラバーハニートースト)250元。オープン以来の人気ナンバー1で、食パンの中をくり抜き、縦長に切って焼いたパンに砂糖をまぶし、食パンの中へ再度入れ、アイスやクリームがどっさりかかったもの。甘味を欲している時には大満足の一品。中国大陸にも進出を果たし、相変わらずの行列です。
 好,丘
ベーグルの種類は全25種類。毎日ローテーションで10~12種類のベーグルが焼き上げられます。台湾の美味しい果物を練り込んだ愛文芒果(マンゴー)60元や黒糖金棗(なつめ)50元が人気! カフェタイムは30分~1時間待ち。 

6、鍋



人気のある鍋レストランは、基本的に「予約必須」。
特に以下はそうです。また、これらにお店は食事時間1時間半!という時間制限もありますのでご注意。 
 地元民に大人気でいつも列ができている店は以下です。

●石二鍋・台北/民權龍江店
王品グループが打ち出す1人鍋の店。台湾全土にチェーン店展開。開店の11時から番号札を配り、配布時間は、休日は20時まで。
住所: 台北市民權東路三段19号(近龍江路口) 電話:(02)2517-2389 営業時間:11:00~22:00 

●市民大道涮涮鍋(總店)
台北市に数店舗あり。いつ前を通っても人が並んでいます。メディア取材不要の人気で、行列必須!!!
住所:台北市延吉街50号 電話(02)2577-8747 営業時間:11:30~翌朝5:00 

7、スイーツ

ICE MONSTER
台湾のスイーツといえば、「マンゴーかき氷」と言わしめるほど、マンゴーアイスを世に広めてくれたお店。かつては、日本にも進出していましたが、経営失敗で撤退。こちら、夏場の店内はとっても寒く、長時間座っていられないから、開店が早いはずですが、なぜか外には長蛇の列。かき氷といえど、価格は安くないです。でも人人人…。並んでいる人にも時々試食サービスがあります。涼しくなるにつれて、列はましになります。 
●スムージー

ICE MONSTERが家内騒動で東区に引っ越してから、同じ場所に入ったお店。店名ブランドとは関係なく、お客さんは入ります。よって列も作られると単純に思っていましたが、違いました!種類の多さや氷のうまさでICE MONSTERにも引けを取りません。
以下のお店も、夏は冷たいスイーツ、冬場は温かスイーツで列ができます。湯圓(団子)を食べる祭日などは、大変なにぎわい。 

8、タピオカミルク

 


陳三鼎
青蛙撞奶は30元。ミルクティーじゃなくて、ミルクです。台湾大学のお膝元にあり、公館で行列の先にメガネおじさんのマークを見かけたら、きっとココ。
いつでも大行列で、最低10分は並ぶ覚悟で出かけましょう!
住所:台北市羅斯福路三段316巷8弄口

9、イタリアン

薄多義(市府店)
お昼時は平日でもお客さんが多くてほぼ満席。ランチタイムであれば14時半以降、夜の時間帯であれば20時半以降が少しずつ客足も落ち着き始めるそうなので、待つのは出来れば避けたい!という人はこのくらいの時間に行くのがおススメ。
なお予約は日曜日、祝日以外ならOK。すっごく旨いのか?と聞かれると、イタリアンのレベルが高い日本人には?かもしれませんが、まずこの値段で?えっ?おいしい♪♪といったところでしょうか。

10、ビュッフェ



饗。食天堂
台湾では人気のビュッフェで、あまりに混むため、ネットでの予約受付を積極的に行っています。現地では、予約をキャンセルした人がいたら、中に入ることができます。が、もしいなかったら…座れない。期待して並んでいる人たちもよく見かけますが、確実にその時間に食べたいなら、予約は必須です。 

11、牛肉麺


牛店
特に週末、人が多くなる西門町では混みまくります。
●桃源街牛肉麺
看板のない掘立小屋のような外観。なのに、いつも混んでいます。メディア取材を嫌う店としても有名。 

12、夜市



夜市には、ここの夜市に来たら、絶対これは食べてね、というのがあります。それらをいくつかご紹介しましょう。
 ●南機場夜市 
肉圓
 夜市内にあるにも関わらず、昼過ぎに屋台開きをしたら夕方にはもう売り切れているという驚異の屋台。たぶんどこに引っ越ししてもお客さんはくっついていくと思われます。なら、夜市内になくてもいいのでは?って。
ナビにとっては、幻の屋台なので、まだ食したことはありません。

●士林夜市
豪大大雞排
 手の平2枚分の大きさは、2人で分けてちょうどいいくらい。どんどん値上がりして、今1枚65元。お弁当と同じ価格じゃないの!と叫びたくなる気持ちを抑え、やはりこの味、病みつきになりますね。屋台は美食広場の中と陽明戯院前にあります。 
生煎包 陽明戯院の中にあって、蒸しあがる時間を見計らって、自然と列ができる屋台。肉まん野菜まんともに長年12元とは、良心的♪
●師大夜市

燈籠(滷味)
許記生煎包は、もう何年も前からこの夜市の中で行列ができる屋台として有名です。
ここ数年になって、冰火菠蘿包(35元)という温かいメロンパンに冷たいバター?マーガリン?が入ってる香港系の屋台も大人気。 
●寧夏夜市
大体どの屋台も行列になるんですねえ。

13、北京ダック


こちらは行列というよりも、ペキンダックや広東ダックを食べたいなら、事前予約必須の店。
特に北平 陶然亭餐廰は、大人気です。 

ショップで…

 佳徳糕餅
パーナップルケーキ、特にクランベリー味が人気ですが、いつ行っても長蛇の列。中秋節が近づくと、予約はしていてもその列は恐ろしく長くなり、何時間も待たなければなりません。
中秋節が近づくと、以下も長蛇の列ができます。
 


行列ができる店は、そのなりの理由があるもの。
もちろんおいしい!は必須の条件。
台湾は「食」の国。
おいしいものを食べに行きたいなら、以上紹介した店を、効率的に回ってみるのもいいかもしれませんね。
以上、台北ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-02-19

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