スイーツ王国・台湾!

台湾は言わずと知れたフルーツ王国。フルーツ王国だからこその「スイーツ王国」でもあったのです!


こんにちは、台北ナビです。
台湾は言わずと知れたフルーツ王国!でもそれだけじゃない、フルーツ王国だからこそのスイーツ王国でもあったのです。その種類は、みんなが知ってる「マンゴーかき氷」にとどまらず、とっても豊富!また、台湾のスイーツはおいしいだけじゃない、キレイ・健康になれるスイーツも!?レディのみなさん要チェックですよ~♪

かき氷


台湾のかき氷は、日本のシロップや練乳をかけるのが主流のそれと違って、トッピングが充実しているのが特徴。そのトッピングは、フルーツだけでもマンゴーは当たり前、スイカ・パパイヤ・キウイ・イチゴ・メロンやバナナまで、おいしければなんでもアリみたいなところも。そのフルーツの使い方も、生のまま使っているところもあれば、シロップで甘く煮られていたり、練乳をたっぷりかけたりなど多彩。また、フルーツは季節により旬が異なってきますが、ここはフルーツ王国台湾!マンゴーが旬じゃない時期でも、必ずそれに代わるおいしいフルーツが待っています。どのお店も分量だってたっぷり。シェアするのが当たり前なほどボリューミー。さらには、フルーツシャーベットが上にのってくることもめずらしくありません。ナビの友人は、台湾で食べたマンゴーかき氷に衝撃を受け、その後マンゴー大好き人間に変貌しただけでなく、「最後の晩餐で食べたいもの」のひとつとして、台湾のマンゴーかき氷を挙げたほど!

フルーツ以外にも、驚くほどのトッピング類が!それゆえ「四種冰」「八寶冰」なんてメニューを目にします。それぞれ4種類・8種類のトッピングがのっているかき氷ということなんですが…それでは、その奥が深い&美肌にもなれる!?トッピング類をご紹介しましょう。

白キクラゲ:暑気を払い、肌に潤いを与える美容効果があります。
・ハスの実:胃を丈夫にし、イライラを抑えます。滋養強壮効果も。
緑豆:台湾ではよく見かける緑豆。身体の火照りを鎮める効能があります。
紅豆(小豆):抗酸化物質のアントシアニンが豊富で目の疲れや視力回復によい。
花生(ピーナッツ):ビタミンEが豊富で、美肌効果や老化防止、コレステロールを減らす働きも。
意仁(はと麦):むくみ、疲労回復や皮膚の新陳代謝を促進する効能があると言われています。
芋頭(タロイモ):体内の余分な塩分を排出し、高血圧やむくみを防ぐカリウムが含まれています。
仙草:台湾ではほてりを抑え、暑気あたり、喉の渇きに効果があると言われています。
花豆:食物繊維が豊富なので、便秘や疲労回復に効果があるそう。
タピオカ……特に栄養的な効果は望めないよう…消化が良いのが長所です。(食べ過ぎると太るとも言われています。ナビも少々実感あり…)

<ナビオススメ店>
冰館Ice Monster
住所:台北市大安区永康街15号
電話番号:(02)2394-8279
台一牛奶大王
住所:台北市新生南路三段82号
電話番号:(02)2362-3172

マンゴー!

台湾に数あるフルーツの中でも、特にみんなが食べたいと思うのがマンゴー!同じマンゴーでも、台湾ではいろいろな食べ方で、マンゴーを楽しむことができるんです。さらに、うれしいことにマンゴーには、ビタミンA・Eがたっぷり含まれているので、美肌や美髪になれる効果も。また、抗酸化作用があるカロチンも豊富。黄色のフラボノイド色素は老化防止に効果が期待されています。こんなにおいしいだけじゃなくて、アンチエイジングまでできちゃうなんて♪
実はマンゴーの旬は約6月から8月後半の3ヵ月弱のみ。9月に入ると、市場でもめっきり見かけなくなってしまいます。シーズンオフになれば、如何せん、マンゴー味のお菓子しか買うことができませんし、旬の時期でも「あのおいしさを、家族や友人と分かち合いたい」と、マンゴーゼリーを買って帰る旅行者が後を絶ちません。マンゴー味のお土産は需要がとっても高いのです。そこで、マンゴーにまつわるいろいろなものを徹底比較しました。

マンゴーみやげ
マンゴーと名の付くおみやげは種類も豊富で、気軽に買えるのも魅力。王道はドライマンゴー・マンゴープリン、そしてヨーグルト、グミ、チョコレートやジャムまであります。ナビスタッフで好評なのは、ドライマンゴーでは7D(残念ながらフィリピン製ですが)・百果園のもの、マンゴープリンではDFSのもの、ほかにも10元とリーズナブルな台湾限定のハイチュウマンゴーなどです。

生マンゴー
台湾で一般的に食べられるマンゴーが次の3種。
・金煌マンゴー(1個70元程度):とっても大きくて、鮮やかな黄色い果肉が特徴。甘味がとても強く、酸味はあまりありません。
・愛文マンゴー(1個40元程度):品種改良の末に生み出された、最も人気の高い品種。香り高く、酸味があるので、甘さがしつこくなく、すっきりと食べられます。
・土マンゴー(5個で100元程度):台湾原生のマンゴー。非常に濃厚で、食べ終わりに青くさい渋みが若干口に残ります。

マンゴースイーツ

・マンゴーシュークリーム(シュー生地50元/クッキー生地55元):日本でも有名なビアードパパのもの。酸味が効いていて、爽やかさのある味です。
<Beard Papa>
住所:太平洋SOGO百貨忠孝館B2
電話番号:(02)2778-1488

・マンゴー大福(1個30元):中に入っているのは、スポンジケーキとさっぱりとしたレモンチーズクリーム、そして大粒の果肉が入っています。旬じゃない時は果肉がモモになることも…
<佳奇麵包>
住所:台北市通化街23号
電話番号:(02)2708-3520

・マンゴーケーキ(1個40元):マンゴーゼリーとマンゴーケーキの中間のようなケーキ。最も「マンゴー(たぶん土マンゴー)」を忠実に再現している食品でかなりジューシー。
<十字軒糕餅舗>
住所:台北市延平北路2段68号
電話番号:(02)2558-0989

・マンゴー豆花(1個85元):手作り豆花のさっぱり感とタピオカのプニプニ食感、そして濃厚マンゴーのこの三重奏が女心を掴んでやみません!
<騒豆花>
住所:台北市延吉街131巷26号
電話番号:(02)8771-8901

ストロー系


ここからは、種類がとっても豊富なのでストロー系とレンゲ系スイーツに分類してみました。まずはストロー系!ストローで飲むスイーツと言ってもドリンクだけではありません。台湾にはこんなスイーツがあるんです。さて、みなさんは知っているかな?


愛玉(アイユゥ):愛玉とは台湾の阿里山エリアなど、高山地帯に生息する植物の種からできる植物性ゼリー。この植物は台湾固有のもので、台湾でのみ自生・栽培されています。台湾人の好きなデザートのひとつ。愛玉には身体の火照りを鎮め、喉の渇きをいやす効果があると言われていて、夏の台湾には欠かせないデザート!愛玉はそのままでは味がないので、多くの場合レモン味のシロップにつけて売られています。ゼリーよりもやわらかいので、太めのストローで吸い上げることができます。タピオカなどと一緒に食べる場合は、レンゲ系スイーツに変身することも…臨江街夜市内の「通化粉圓」などで味わえます。

青草茶:鳳尾草(イノモトソウ)、馬鞭草(タマツヅラ)、タンポポ、夏枯草(ウツボグサ)、車前草(オオバコ)などを煮詰めた飲み物。夏場体内の火気を鎮めるとかで、特に好まれてよく飲まれる飲み物。砂糖で甘くしてあるものの、慣れないと飲みにくいと思う人も。台北の龍山寺などの下町や廟の近くには必ずあるお茶で、昔から庶民の喉を潤す飲み物でした。そのほか、士林夜市内「純濃厚青草茶舗」などで味わえます。
●苦茶:鳳尾草(イノモトソウ)、穿心蓮(キツネノマゴ科の一種)、苦草(セキショウモ)、陳皮(みかんの皮を干したもの)などを煮詰めたもの。名前のごとく本当に苦い!らしい…便秘や美肌に効くと言われているので、「美のためなら飲んでみる!」という勇気のある方はどうぞ!

●アロエベラジュース:アロエが肌にいいことは、日本でも周知の事実。アロエヨーグルトとか流行りましたよね。ただ、このジュースはかなり苦いとか…胃弱や生理不順にもいいそう。

●アスパラジュース:これはナビがはじめて台湾を訪れた時、コンビニで見つけ興味本位で購入した経験もあるもの。アスパラの青臭さもあり、甘くもあり不思議な味なので、飲み干せなかった記憶が…疲労回復やむくみ解消、高血圧にまで効果がある優れもの。

●仙草(シェンツァオ):シソ科の植物の一種で、乾燥させて黒くなった葉や茎を調理すると黒いゼリー状の食品ができ、これが仙草ゼリーと言われています。暑気あたり、のどの渇き、熱毒に効用があり、そのほか糖尿病・高血圧・風邪・関節炎などに対する治療効果もあると言われていますが、証明されていません。見た目は黒いし、味もちょっと苦めなので最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れると大好きになる人も少なからず…シロップや蜂蜜をかけることも多いですが、かき氷や豆花などと一緒になっているのもよく見かけます。冷たいのもあたたかいのもどちらも人気あり。

レンゲ系


最後はレンゲ系!日本でいうなら“スプーン系”になるかもしれませんが、ここ台湾では、レンゲの登場確率かなり高し!レンゲの方がスプーンよりいっぱいすくえて便利なんです。

豆花(トウホワ):大豆から作られるデザートで、その食感と味は絹ごし豆腐に似ています。そして、大豆からできているということで、大豆イソフラボンを摂ることもできるんです。美肌効果にも期待できそう!お肌ツルツルの豆花店の女性にそう言われたら、疑う余地もないですよね!?日本人にもなじみの深い大豆食品ですから、食べやすさにおいても太鼓判を押せます。冷たいのもあたたかいのも両方あり、あまいシロップと一緒に食べます。タピオカや愛玉などトッピングを変えていろいろな味が楽しめるのが魅力です。
<豆花荘>
住所:台北市寧夏路49号
電話番号:(02)2550-6898

杏仁豆腐:日本でもよく見かける「杏仁豆腐」。中国発祥のデザートであることも知られていると思いますが、意外にも台湾ではそれほど多く見られません。「豆花」の方がより一般的。本来はデザートというより薬膳料理の一種で、喘息などの治療薬であるアンズ類の種の中の仁(じん)を粉末にし、食べやすくしたものだとか。健康デザートだったんですね。
<于記杏仁豆腐>
住所:台北市衡陽路101号
電話番号:(02)2370-1998

●湯圓(タンユエン):もち米の粉を練った、日本でいう白玉団子。ほとんどは日本のものより大きく、その中には黒ゴマペースト(芝麻)やピーナッツペースト(花生)などが入っています。このペーストが濃厚で、湯圓はナビの大好物のひとつ!小粒タイプで中には何も入っていない、ピンクや緑色をしたものもあります。ショウガ味の甘いスープやお汁粉のような小豆のスープの中に入れて温かくして食べるため、冬のおやつの定番。そのため、冬至や旧正月、元宵節(旧暦の1月15日)には、湯圓を食べるという習慣や、冬至に家族で湯圓を作って先祖にお供えするという風習もあります。甘い湯圓だけでなく、しょっぱいスープに入れて、食事代わりに食べることもできます。スープには、シイタケやネギ、肉、野菜を入れて…もしくは、湯圓の中に味付け肉が入っているものもあります。
<雙連圓仔湯>
住所:台北市民生西路136号
電話番号:(02)2559-7595

亀ゼリー:これは台湾というか香港や中国南部広西省などの特産の薬膳デザート。台湾でも食せます。スッポン系の亀の腹の干し皮から抽出したゼラチン質と漢方薬類で作ったゼリー。霊芝を用いているものもあり、美肌に効果的だとも言われています。
<珍珠坊(福華大飯店)>
住所:台北市仁愛路三段160号(福華大飯店)2F
電話番号:(02)2326-7426

芋圓:いわゆる芋団子。タロイモを蒸して潰し、白玉粉と混ぜ長く棒状にして切ったもの。小さいマシュマロのような形をしていて、黄色や灰色などいくつかの色があり、見た目もカワイイ。あの独特の歯ごたえがクセになること間違いナシ!この芋圓は、人気観光スポット九イ分の名物のひとつともなっています。
<阿柑九イ分芋圓店>
住所:台北県瑞芳鎮福住里豎崎路5号
電話番号:(02)2497-6505

以上で、スイーツづくしのレポート終了です~。スイーツで台湾の暑い夏を乗り切りましょう!
台北ナビでした。
関連タグ:マンゴーかき氷湯圓豆花愛玉

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-07-03

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