【台湾観光】そうだ、冬澎湖(ポンフー)諸島に行こう!

リゾートアイランド澎湖(ポンフー)諸島は夏だけじゃない!古跡巡りや絶景スポット散策なら今が狙い目♪

こんにちは、台北ナビです。

台湾本土の西南、台湾海峡に浮かぶ島・澎湖(ポンフー)諸島は、「ビーチ」「花火」「ウォーターアクティビティ」と夏の印象が強いリゾートアイランドですが、四季折々の美しさと楽しさを併せ持つ離島です。とりわけ冬は、台湾人の観光需要が落ち着く季節。ゆったり流れる島時間を感じながら、ゆっくり観光できるチャンスです!

台北から飛行機でたったの50分、澎湖へ出かけましょう。

古跡巡り、絶景スポットハンティングなら、冬こそおすすめ!

飛行機を降りると、さっそく澎湖の風がお出迎え。南の島の青い空はどこへやら、どんよりとした曇が空を覆います。人影もまばら……。
記念ショットを撮りまくろう!

記念ショットを撮りまくろう!

ちょっぴり淋しい気分?
いえいえ、これこそナビが狙って来た「冬ポンフー」なのです!

今回の旅の目的は、古跡や絶景スポットを巡りながらのフォトハンティング。うじゃうじゃ人だらけの夏では絶対撮れない写真を収めに、8つのスポットをまわってきました!

防寒対策バッチリでポンフーの冬を楽しもう!

……とその前に、冬ポンフーの楽しむための準備をしましょう。
冬はどんよりとした曇り空も多いけど、雨は少ないのが高ポイント

冬はどんよりとした曇り空も多いけど、雨は少ないのが高ポイント

澎湖は海の上にぽっかり浮かぶ小さな島、1年を通して風が吹き抜けます。

夏は心地よい自然の恵みでありながら、やはり冬には辛いところ……体感温度をグンと押し下げます(※)。そのため、冬ポンフーを楽しむためには、しっかりとした防寒着で臨むのがおすすめです。

※冬の平均気温17℃前後。一般に風速1mで体感温度は1℃下がると言われています。アプリのお天気情報で体感温度をチェックして
うっかり薄着で来ちゃっても、予期せぬ寒波に襲われても大丈夫。いざとなったら、街中にあるコンビニやドラッグストアで使い捨てカイロを買おう

うっかり薄着で来ちゃっても、予期せぬ寒波に襲われても大丈夫。いざとなったら、街中にあるコンビニやドラッグストアで使い捨てカイロを買おう

風で飛ばされない帽子やヒートテックなど保温性の高いインナーに風を通さないコート・ジャケットなど、重ね着をして着脱しながら体温調節を。バイクを借りて観光するなら、マフラーや手袋も必須です。

とはいえ、防風・防寒対策さえしっかりすれば、肌を突き刺す寒さも、凍えるような寒さはありません。太陽が顔を出せば、ポカポカと気持ちがいいし、歩き回ればちょっと暑いくらい。ここが温帯・熱帯地方のいいところです。

それでは準備が整ったら、さっそく散策へと繰り出しましょう。

1:台湾最古の媽祖廟「澎湖天后宮」

澎湖天后宮 澎湖天后宮

澎湖天后宮

海や航海の神として、古くから台湾の人々の心に寄りそう媽祖。そんな女神をまつる廟は台湾全土に点在しますが、ここ「澎湖天后宮」は台湾で最も古く1604年に建立されました。言わば、台湾媽祖信仰の原点!国家一級古蹟にも指定されています。
3体の媽祖がまつられ、台湾では稀な金色の面を持つ媽祖も

3体の媽祖がまつられ、台湾では稀な金色の面を持つ媽祖も

その昔、中国、香港と海を渡りやってきた大きな天津媽祖

その昔、中国、香港と海を渡りやってきた大きな天津媽祖

木材と石を組み合わせた建築様式は珍しく、台湾の道教の廟にしてはシックで落ち着いた色合いが特徴です。これは日本統治時代に中国から来た大工が陣頭を取って行われた改修工事の影響だとか。
残念ながら本殿外観は修繕中でした……

残念ながら本殿外観は修繕中でした……

人が少ないため、神様とじっくり向き合うことが可能

人が少ないため、神様とじっくり向き合うことが可能

澎湖で産出された咾咕石(サンゴ岩)や玄武岩が使われていたり、細かな彫刻が施されていたり、澎湖らしい建築美が楽しめます。
もちろん媽祖様へ旅の安全祈願もお忘れなく!

■澎湖天后宮
澎湖縣馬公市正義街1號
7:00~19:00

2:「通梁古榕」でご長寿パワーにあやろう!

通梁古榕

通梁古榕

通梁漁港の傍ら、保安宮前にある「通梁古榕」は、大きな大きなガジュマルの木。まるでたくさんの木がより集まってできた樹木のトンネルのようですが、実は1本の樹木から形成されています。
木の根元

木の根元

奥には保安宮

奥には保安宮

樹木が育ちにくい澎湖にあって、樹齢はなんと300年以上!枝葉を延ばし、地元の人のお世話があって、今日の姿になりました。暑い夏には日差しを遮ってくれるありがたい存在でも。
被写体は足元のタイルの変わり目(ひし形になるところ)から8個分のところに立つとベストショットが撮れるとか

被写体は足元のタイルの変わり目(ひし形になるところ)から8個分のところに立つとベストショットが撮れるとか

周辺には名物のサボテンアイスを売る店が並びます。スズメや猫を眺めながら、のんびり休憩はいかがですか?
猫やスズメも人懐っこいのです。和み~! 猫やスズメも人懐っこいのです。和み~!

猫やスズメも人懐っこいのです。和み~!

すぐそばには港が

すぐそばには港が

澎湖名物のサボテン味と風菇茶(ハーブティー)味のアイス

澎湖名物のサボテン味と風菇茶(ハーブティー)味のアイス

■通梁古榕
澎湖縣白沙鄉通樑村149號
24時間

3:ノスタルジックな伝統集落「二崁古厝」

澎湖はいくつかの島から成り立つ諸島群です。今では橋が架かり陸続きとなった西エリア・西嶼も、かつては船で渡るしか術がなかった場所。そのため、澎湖らしい風景が今なお残るエリアでもあります。
二崁古厝

二崁古厝

「二崁古厝」はその先頭を行く集落。明朝末期に移り住んだ陳一族が開拓した土地で、澎湖産の玄武岩やサンゴ・貝で造られた建物や吉祥を表すモチーフなど、特徴的な家屋に出合えます。
澎湖に根付いた建材が 澎湖に根付いた建材が

澎湖に根付いた建材が

吉祥モチーフは訪問を歓迎してくれているみたい! 吉祥モチーフは訪問を歓迎してくれているみたい! 吉祥モチーフは訪問を歓迎してくれているみたい!

吉祥モチーフは訪問を歓迎してくれているみたい!

伝統集落保存地区として昔ながらの街並みが見学できるほか、さまざまな店がオープンし、澎湖屈指の人気スポットに。残念ながら、冬はほとんどのお店が休業ですが、人が少ない分、昔ながらの雰囲気ある写真は撮り放題!タイムスリップ気分を味わえますよ。
猫が似合う街角 猫が似合う街角

猫が似合う街角

■二崁古厝
澎湖縣西嶼鄉二崁村二崁古厝群聚
24時間

4:日本時代の遺跡「西嶼弾薬本庫軍事文化園区」へ

日本統治時代初期に建てられた軍事施設「西嶼弾薬本庫」は、その名の通り弾薬を保管するための倉庫でした。
西嶼弾薬本庫

西嶼弾薬本庫

2021年から一般公開が開始されたNewスポット 2021年から一般公開が開始されたNewスポット

2021年から一般公開が開始されたNewスポット

地上に建てられた土窟式清涼弾薬庫と2つの洞窟式弾薬庫があり、特に洞窟式弾薬庫は鉄筋コンクリートの壁と銅板で覆われた内部を持つことから「銅牆鐵壁(銅壁鉄壁)」の別名も。
土窟式清涼弾薬庫

土窟式清涼弾薬庫

洞窟式弾薬庫 洞窟式弾薬庫

洞窟式弾薬庫

どこかヨーロッパのようなムードを感じる外観と映画のセットのような内観。雰囲気のある1枚が狙えますよ!
洞窟式弾薬庫の内部

洞窟式弾薬庫の内部

■西嶼弾薬本庫軍事文化園区
澎湖縣西嶼鄉內垵村1-5號
9:00~12:00/14:00~17:00、月・火曜日休み
チケット大人50元

5:「漁翁島燈塔」で地中海ムードを感じよう!

「軍の施設?入っても大丈夫?」とちょっと不安になるような造りですが、ずんずん進んで行くと現れるのが、真っ白な灯台「漁翁島燈塔」です。
西嶼燈塔

西嶼燈塔

「西嶼燈塔」に端を発するここは、西嶼の最端に位置し、中国大陸と台湾とを航海する船の安全を守るため、1778年に建てられました。現在の灯台は1875年に建造された西洋スタイル。どことなく地中海っぽい雰囲気を感じるのはそのせいかもしれません。
ピンクのポスト。使われていないようですが

ピンクのポスト。使われていないようですが

宿舎として使われていた建物

宿舎として使われていた建物

手前の軍事施設は撮影NGですが、灯台の敷地内はOK!かつて使われていた大砲跡なども見学できるほか、夕陽の鑑賞スポットとしても知られています。
3台の砲台跡

3台の砲台跡

■漁翁島燈塔
澎湖県西嶼鄉外垵村195號

6:ギリシャ情緒あふれる街並みを「三仙塔」から見下ろそう!

西嶼・外垵地区の高台に立つ3つの石塔「三仙塔」は、この村の漁師たちの安全と長寿を願い祈祷されたものです。
三仙塔

三仙塔

今では、この場所から臨む外垵の街並みがギリシャのサントリーニ島みたいとかクロアチアのドゥブロヴニクのようだと言われ、澎湖を代表するフォトジェスポットに。インフルエンサーの映えるスポット探し能力恐るべし。
外垵の街並み

外垵の街並み

異国情緒あふれる雰囲気の写真は、左手の階段を下りた先の塀を利用するのがベスト。冬の強い風が「魔女の宅急便」風のショットの手助けをしてくれるはずです。
ほうきを持参すればさらにベストショットになったかも?!

ほうきを持参すればさらにベストショットになったかも?!

街に飛び降りてきたみたいなショットも撮れちゃう!

街に飛び降りてきたみたいなショットも撮れちゃう!

隣にはかつて日本軍が海上監視のために築いた軍事施設「外垵地下碉堡」が。玄武岩でできた建物は、監視員たちの宿舎としても機能していたとか。現在は廃墟となっていますが、ヨーロッパを訪れたような雰囲気が感じられます。
外垵地下碉堡

外垵地下碉堡

■三仙塔&外垵地下碉堡
澎湖縣西嶼鄉148-14
24時間

7:イギリスの片田舎気分が味わえる「菓葉灰窯」

菓葉灰窯

菓葉灰窯

澎湖本島の東側・菓葉に広がるイギリスの古城のような風景……ここ「菓葉灰窯」は、石灰製造が行われていた窯跡です。玄武岩で造られた建物は、遠くから見るとヨーロッパのお城のよう。特にどんよりとした空模様の冬はイギリス感を押し上げます。
灰窯跡 灰窯跡

灰窯跡

手すりがないので階段の上り下りには気を付けて 手すりがないので階段の上り下りには気を付けて

手すりがないので階段の上り下りには気を付けて

サンゴや貝など石灰の原料が豊富な澎湖。まだコンクリートが一般的でなかった1960年代に建てられました。大小2つの窯や水タンクなどを備え、窯は外から安全に火加減を確認するための窓も儲けられています。建物内の資料館と併せて見学を。
内部は石灰製造に関する解説が 内部は石灰製造に関する解説が

内部は石灰製造に関する解説が

澎湖らしい土産物も 澎湖らしい土産物も

澎湖らしい土産物も

■菓葉灰窯
澎湖縣湖西鄉菓葉村
24時間

8:ドデカイ神様が鎮座する「澎湖紫微宮」でパワーアップ

澎湖紫微宮

澎湖紫微宮

「澎湖紫微宮」は1998年建立の比較的新しい廟ですが、7階建ての巨大な本堂と民を見下ろす巨大な神様が人気のスポットです。建設には10年もの歳月が費やされたとか。
飛行機からも見える大きな神様を間近で見上げてみよう。ご利益あるかも?

飛行機からも見える大きな神様を間近で見上げてみよう。ご利益あるかも?

紫微大帝は北極星が神聖化された道教の神様。星、命運に関する力を持つとされており、占い(紫微斗数)とも深い関わりがあります。紫微大帝を主祭神としてまつっているのは、台湾でも珍しいんですよ。
煌びやかな内部もカメラに収めたい! 煌びやかな内部もカメラに収めたい!

煌びやかな内部もカメラに収めたい!

さらに廟の前には漁港があり、船から下ろしたばかりの魚を販売する魚市が開催されます。活きのいい魚とセリの様子は、まさに澎湖らしい風景。併せて見学しちゃいましょう!
水揚げされたばかりの魚を求める人でにぎわいます 水揚げされたばかりの魚を求める人でにぎわいます 水揚げされたばかりの魚を求める人でにぎわいます

水揚げされたばかりの魚を求める人でにぎわいます

■澎湖紫微宮
澎湖縣馬公市鎖管港593號
5:00~21:00
※魚市は船の戻りによりますが14時40分~15時前後が目安

冬ポンフー、観光スポットを巡るなら!

ツアーバスが便利

ツアーバスが便利

離島は旅行者にとって交通が悩ましいところ。台湾人観光客は車やバイクをレンタルするのが一般的ですが、慣れない土地ではちょっぴり不安……。それに冬のバイクは身に堪える……。

そんな時利用したいのが、ツアーバス。日時限定ですが、ご紹介した主要スポットを中心に周ることができますよ。

冬之訪古季◆北環線~秘境の旅~
コース:澎湖天后宮ー通梁古榕ー鯨魚洞・小門地質探索館ー(ランチ)ー漁翁島燈塔ー三仙塔ー西嶼弾薬本庫ー二崁古厝ー跨海大橋
運行日:2024年3月2日、9日、16日、23日、30日
価格:600元/人(ランチ、入場料含む)
上記のほかにも、澎湖に伝わる伝統スイーツ「炸棗」を手作りしたり、水産種苗繁殖場で海洋生態に触れたりできるコースや、澎湖の小正月を体験できる元宵乞亀体験バスも運行します。
元宵節はランタン祭り・スカイランタンが知られていますが、澎湖では亀が主役の「乞亀」が。亀から吉兆をいただこう! 元宵節はランタン祭り・スカイランタンが知られていますが、澎湖では亀が主役の「乞亀」が。亀から吉兆をいただこう!

元宵節はランタン祭り・スカイランタンが知られていますが、澎湖では亀が主役の「乞亀」が。亀から吉兆をいただこう!

◆湖西+南環線~農漁村体験の旅~
運行日:2024年3月3日、10日、17日、24日、31日
価格:550元/人(ランチ、手作り体験料含む)

◆北環線~元宵乞亀体験コース~
運行日:2024年2月24日(土)~25日(日)
価格:280元/人(入場料含む) ※龍年記念コインのプレゼント付き

◆湖西+南環線~元宵乞亀体験コース~
運行日:2024年2月23日(金)~26日(月)
価格:450元/人(ランチ、入場料含む) ※龍年記念コインのプレゼント付き

ツアーの詳細や申し込み、その他旅のご相談はオフィシャルサイト・ラインをご覧ください。

以上、台北ナビでした。


冬之訪古季
https://www.penghu-nsa.gov.tw/activities/penghufourseasons/winner

澎湖四季旅遊(ライン)
https://lin.ee/vvbusCm
海鮮をはじめ美食もいっぱい! 海鮮をはじめ美食もいっぱい!

海鮮をはじめ美食もいっぱい!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2024-02-20

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