台湾のジオパーク「野柳地質公園」で、自然が織りなすダイナミックなアートをとことん鑑賞~!
こんにちは、台北ナビです。
台湾北海岸屈指の観光スポットといえば?
ガイドブックなどで一度は目にしたことのある「女王の頭(クイーンズヘッド)」で有名な「野柳地質公園」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
今回は、在台歴20年以上にして野柳地質公園初体験というお友達と一緒に栄光旅行社が主催するツアーに参加し、北海岸をさっくり日帰りで遊んできました。あいにくの曇天&強風でしたが……ツアーに含まれているおいしいビュッフェで活力をつけてから、奇岩群をたっぷり鑑賞してきましたよ♪
「皇冠海岸觀光圈套票-皇冠女王薆悅輕旅行」のチケット
※パッケージには下記が含まれています
① 「北北基好玩卡」交通カード
② 野柳地質公園入場券
③ 薆悅酒店野柳渡假館「漁人廚房」ビュッフェ券(要事前予約)
④ 野柳地質公園の売店/カフェ利用券100元分
▼ナビが参加した「栄光旅行社」のツアーがこちら
野柳地質公園からビュッフェが食べられる「インハウスホテル(薆悅酒店野柳渡假館)」は目と鼻の先の近さ!
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ホテルのすぐそばに「台湾好行」のバス停があります。
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台湾の定番を色々試すなら、ホテルの人気ビュッフェが賢い選択♪
ランチで訪れたのは、インハウスホテル(薆悅酒店野柳渡假館)の2階にあるレストラン「漁人廚房」。地元の食材にこだわった台湾料理を、ビュッフェスタイルで楽しめます。塩分控えめで低カロリーのヘルシーなお料理に加え、コスパの良さも人気の秘訣。食の好みや世代を問わず、一緒にテーブルを囲めるのもビュッフェの良さですよね。
ナビは平日のランチで利用したのですが、店内は満席!ツアーに参加する場合はもちろんですが、個人で利用する際も事前に予約しておいた方がよさそうです!
※本ツアーで利用可能な時間:ランチ:12:00~14:00/ディナー:17:00~18:30、19:00~20:30
入口を入って左手にはホテルのチェックインカウンター。
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右手にレストラン「漁人廚房」へ続く螺旋階段があります。
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ちょうど胃腸が弱っていたナビの胃腸を温めてくれた養生湯
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ごはんに肉燥をかければ、滷肉飯のできあがり~!
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薆悅酒店野柳渡假館「漁人廚房」
電話:(02)7703-5777(予約専用)
住所:新北市萬里區野柳里港東路162號之2
さっそく野柳地質公園へ!アクセスは?
平日でしたが、コロナ前の活気が戻っているような賑わいようでした!
野柳地質公園へバスで行くならこの2パターンがオススメ!
① 「台湾好行」の淡水~野柳地質公園間を結ぶ路線「台灣好行-皇冠北海岸線」は、公園の目の前まで乗せてくれるので便利。ただし冬季は休日のみの運行なので要注意。ツアー参加でもらえる「北北基好玩卡」交通カードが利用可能です。
※台湾好行の運行
【5~10月】夏季→毎日運行(月~日曜日)
【11~4月】冬季→休日のみ運行(土・日曜日、祝日)
② 台北~金山/法鼓山間を結ぶ中距離バス、国光客運「1815」は本数も多く、年中運行しています。最寄りのバス停「野柳」から野柳地質公園までは徒歩10分ほどです。「北北基好玩卡」交通カードは4桁番号のバスは利用不可なのでご注意を!
台湾好行「台灣好行-皇冠北海岸線」
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中距離バス国光客運「1815」下車後は案内に従って歩こう
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火星の岩石に似ている⁈ここは地質学的にも重要な地質公園なのです
台湾のジオパーク野柳地質公園は、全長1.7kmの細長い岬で、金山エリアから眺めると巨大な亀のように見えることから「野柳亀」とも呼ばれています。
何層にも重なる美しい地層や、まるでサンゴの化石ように穴が開いた岩など、さまざまな奇岩群が織りなす景観は迫力満点!ナビが訪れた日は風が強く、岩肌に波が打ち付けていたのですが、まさにこの波たちが絶景を創り出した要因のひとつなのだと、肌で感じることができました。
野柳の地層は主に石灰質の砂岩、頁岩、カルシウムを含んだ砂岩などから形成されています。層によって海風や波による浸食の度合いが異なるため、地殻変動により砂と化して消えていく層もあれば、岩塊となってその場に留まり続ける層もあるのだとか。これはまさに、長い年月を経て自然が創り出した芸術作品といえます!
地質公園というだけあり、いろんな地層を目にすることができます。
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海風や波の影響を受け、今も日々変化を続ける野柳の地層たち。
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過去にはアメリカのニュースチャンネルCNNで、野柳の地質は火星の地質と似ていると報道されたこともあるようです。火星に行ったことはないけれど(笑)、言われてみれば火星っぽいかも⁈惑星に降り立った感覚で鑑賞するのもアリですね♪
ランドマーク「女王の頭(クイーンズヘッド)」に会いに!!
「彼女」は何万年もの間、この場所に立ち続けているのですね~!
野柳地質公園へ来たら、これを見ずして帰れないシンボル的存在なのが「クイーンズヘッド」の名で知られている奇岩です。エリザベス女王の頭のような形をしていて、凛とした佇まいからは気品すら感じられます。
公園は3つのエリアに分かれており、クイーンズヘッドがあるのは入口から20分ほど歩いた先にある第2エリアです。橋を渡った先にクイーンズヘッドと記念撮影をするための長蛇の列ができていますが、周りの景色を楽しみながら待っていれば、あっという間に順番がまわってきます。
特殊な地層のため海風や潮による浸食を受けやすく、奇岩群が風化するスピードも比較的早いのだそう。自然が作り出したこのクイーンズヘッドも、首の部分が年々細くなっており、いずれ落ちることが懸念されています。保護・補足のための研究が重ねられているようですが、早めに会いにいくことをオススメします!
奇岩群はどこを切り取っても映えます!
不思議なことに、自然が生み出した奇岩たちはそれぞれに特徴があり、何かの形に見えてくるのでおもしろい。鑑賞しながら、お気に入りの岩をみつけたらぜひ記念撮影を。次に訪れるときには、地殻変動によりまた少し違った表情になっているかもしれません。
野柳地質公園
電話:(02)2492-6516、(02)2492-2016
住所:新北市萬里區野柳里港東路167-1號
営業時間:8:00~17:00(年中無休)
▼もっと詳しく知りたい方はこちらものぞいてみて下さいね♪
出口にある「野柳特産街」は海街感が全面にでてます
海に来たら、なぜか欲しくなっちゃう貝殻。ナビだけ?
出口を出たところにはお土産屋さんが軒を連ねる「野柳特産街」があります。さすが北海岸、スルメイカやさきイカを中心とした乾物珍味や、お惣菜が目を引きました!ナビは匂いにつられ、焼き貝をいただいて帰りました♪
お土産屋さんがズラリ~
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クイーンズヘッドのレプリカ発見!
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北海岸の食材を使ったおいしいビュッフェと、台湾の自然が創り出した独創的な景観に触れ、北海岸の魅力を再確認できた小旅行でした。何万年も前から炎天下に照らされ、または海風や荒波にもまれることを繰り返してできた野柳の奇岩群からは、人間が創り出すものとは違った造形美が感じられますよ!
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2024-02-26