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【台湾絶景】台湾の離島・澎湖(ポンフー)諸島の「菓葉灰窯」で味わうイギリスの古城気分♪

雰囲気満点の石灰工場の窯場跡へ行ってみたー！

澎湖空港から東南方面の海沿いへ。見えてきたのがイギリスみたいな風景、「菓葉灰窯」です。

ここは石灰製造のための元窯場で、1960年代にこの村に住む陳福訠さんによって建てられました。建材は主に澎湖産の玄武岩。石灰モルタルを接着剤に使用しています。後に改築した部分はコンクリートブロックが。


サンゴや貝を原料とする石灰作りは、かつて澎湖の主要産業の1つでした。澎湖の石灰は白くて質感がよいと評判だったと言います。また石灰モルタルはコンクリートが普及する以前、建材の接着材として広く使われていたそうです。

1970年代になると新たな建材の躍進と共に、石灰産業は廃れていきます。それに伴い窯場の役目も終えました。その後、2007年に澎湖県の歴史建造物として登録。現在は無料で見学することができます。

大きい窯と小さい窯があり、実際に上へ上がって窯の中を見下ろすことも可能。見学の際には風が強いのと、階段には手すりがないので落ちないように気を付けて！

大きな窯

小さな窯

窯の側部には火加減を見るための小窓がありました。


上からの眺め、最高ー！


建物内部には簡単ですが、石灰製造に関する資料も。コーリャンの茎・ピーナッツの殻・石炭・サンゴや貝殻のかけらを重ねていき、燃やしていくと石灰ができる仕組み。へー！


ここは周辺エリアのトラベルセンターの役目も担っており、近隣スポットの案内も行っています。

玄武岩で作ったキーホルダーは台湾でよく見かける台湾人アーティスト「朱銘」の作品「太極」のよう！		漁師網バッグは持ち手に「蒙」の文字が！これは冬の澎湖旅推進グッズとして売り出されたもののよう。日差しが強く風の強い澎湖では「蒙面(覆面)」している人が多く、それをテーマに作られたのだとか！何より黄色いカラーがキュート♡
少しですが、お土産品も扱っていましたよ！