通樑古榕樹(澎湖)

通樑保安宮

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樹齢300年以上のガジュマルに覆われた廟で、サボテンアイスをいただきまぁ~す!


こんにちは、台北ナビです。

台湾でよく見かける樹といえば…そうガジュマルです。澎湖人が「神の樹」と信じて止まない1本の樹と保安宮を紹介したいと思います。

ガジュマルの由来


澎湖跨海大橋近くにある通樑村の保安宮の境内は、藤棚のように日陰が作られています。何で日陰を作っているのかというと、樹齢300年を超えるガジュマルの樹1本なんです。このガジュマルには2つの言い伝えがあり、ひとつは清朝康熙の時代、商船がこの付近で沈没した際、小さなガジュマルの苗が岸に流れつき、拾った方が保安宮の前に植えたというもの。もうひとつは貿易船が載せてきた盆栽を保安宮の前で育てたというもの。どちらが真実か、はたまたどちらとも違うのかは今となってはわかりません。

この大ガジュマルの神秘的な点は、植物が育ちにくいと言われる澎湖の土壌と気候にあって、こんなにも成長し、林のようになっていること。そして、無数の気根が100個にも及ぼうかという支持根になり、このガジュマルの成長を支えていること。しかも、現在その支持根は97個だと考えられており、これは澎湖の村里の総数と同じなのです。

神様は見ている

こちらが根っこ!

こちらが根っこ!


廟の左右には根っこのようなものが2つあります。ひとつは根っこ、ひとつは支持根なのですが、気がついた時にはどちらが根っこなのかわからず、論争になったそうです。その時、ある方が気づきました。樹が植えられた時からずぅ~と見続けている方を…。そうです、保安宮の神様です。神様に擲筊(ポエ占い)でどちらが根っこかを聞き、その結果廟に向かって右側が根っこであるとわかったそうですよ!今ではその根っこには赤い布が巻きつけられ、榕樹頭とかかれた石碑も置かれています。
手を合わせてみると、ガジュマルの生命力が体の中に伝わってくるようでした! 手を合わせてみると、ガジュマルの生命力が体の中に伝わってくるようでした!

手を合わせてみると、ガジュマルの生命力が体の中に伝わってくるようでした!

ひとやすみには是非サボテンアイスを!

アロエとサボテンの組み合わせ!白と赤で縁起がいい?

アロエとサボテンの組み合わせ!白と赤で縁起がいい?


境内の外にはサボテンアイスを初めて作ったといわれる「自由冰品」や人気の「易家」などが軒を並べていますが、実は境内に売っているお店は外よりも5元ほど安くアイスクリームを売っているそうです。地元民いわく、味は大差ないから安い方を選べばいいよとのこと。そういうわけで、ナビも境内にある郭老爹仙人掌冰を試してみました。ナビはサボテン(仙人掌)とアロエ(蘆薈)を選び25元!サボテンはほんのりと酸味があって暑い夏にぴったりのお味。アロエは口がさっぱりするのですが、アイスはねっとりしていて独特の食感です。この組み合わせなかなかいいかも…と気に入ってしまいました。
境内あるこちらのお店! 境内あるこちらのお店!

境内あるこちらのお店!

こちらがサボテン!

こちらがサボテン!

サボテンが凍ったものです

サボテンが凍ったものです

漢方の一種

漢方の一種

ガジュマルだけじゃない!保安宮も見る価値アリ!!


あまりにも有名になりすぎたガジュマル。しかし、保安宮もなかなか見ごたえがあるので是非お参りをしてみてください。日本でもガジュマルは幸せを呼ぶ木だといわれていますが、台湾でも悪い気を払ってくれるとも信じられています。このガジュマル棚をくぐって体を清めて、保安宮へ参りましょう♪
この「ぐるぐる」は縁起がいいものだらけ~!

この「ぐるぐる」は縁起がいいものだらけ~!


本堂へ入る前、少し立ち止まってください。入り口横にある渦巻きぐるぐるの石の置物が見えると思います。これは財子壽(富、子孫、長寿)をあらわしているといわれています。

【財】をあらわすのはなんと「蟹」!蟹が筆を持っているのが見えますか?これは勉強ができる、すなわち「科挙でいい成績を残し官僚になる」→「地位・名声・権力を得て、それを元に大きな富を得る」となるわけなんです。

【子孫】をあらわすのは「リス」。リスは子供をつれてくるといわれています。子孫がたくさん生まれると団結しなければなりません。それをあらわすのが「ぶどう」。ぶどうの房のようにきゅっとまとまって欲しいということなんだとか。

【長寿】をあらわすのは「松」。日本でも長寿の象徴ですよね。日本で長寿といえば「鶴」ですが、こちらにもいます!しかも夫婦鶴が描かれていますよ。
「蟹」

「蟹」

「リス」と「ぶどう」

「リス」と「ぶどう」

「松」と「鶴」

「松」と「鶴」

「鹿」

「鹿」

出世しますように…

出世しますように…


その他、2匹の「鹿」は仕事が順調にいきますように、「白鷺」「蓮の花」「蟹」が一緒に彫刻されているのは「一路連科」、すなわち出世しますようにという願いが込められているそうです。
見逃してしまいそうになりますが、こんなにたくさんの願いが込められていたのですね!ナビは説明を聞いた後、ついつい手を合わせて拝んでしまいました。

では本堂に入っていきましょう

王爺

王爺


本堂には王爺が祀られています。澎湖といえば媽祖信仰の印象が強いですが、王爺の廟も多いのです。
実は廟の外にも王爺がまつられているという印がありました。それはこれ!3つの旗をさしている器がひとつの場合、王爺がまつられているそうです 実は廟の外にも王爺がまつられているという印がありました。それはこれ!3つの旗をさしている器がひとつの場合、王爺がまつられているそうです

実は廟の外にも王爺がまつられているという印がありました。それはこれ!3つの旗をさしている器がひとつの場合、王爺がまつられているそうです


廟の角に貼られたお札のようなものに注目してみてください。左から、「尺」「はさみ」「鏡」が描かれていますが、台湾語の音から「一家平靜(一家が無事に過ごせますように)」という願いが込められています。「四神」の考えから方角により貼るお札の色も変えてあります。そして、真ん中に描かれたはさみに注目してください。上を向いているものははさみが開いていますが、下を向いているものははさみが閉じられています。これは開いているはさみで「邪悪なもの、悪いものを断ち切る」、閉じているはさみででもあなたを「傷つけることはない」ですよ!というメッセージなのだそう。奥が深いですねぇ。
紙の色、はさみの方向もじっくり見てくださいね! 紙の色、はさみの方向もじっくり見てくださいね!

紙の色、はさみの方向もじっくり見てくださいね!

ある時、潮の満ち引きを理解しなかった船が座礁してしまいました。どうしても動けなかったとき、神様にお願いし波を起こしてもらい、船が動いたことから「神明顯應」と書いた額を飾るようになったそうです ある時、潮の満ち引きを理解しなかった船が座礁してしまいました。どうしても動けなかったとき、神様にお願いし波を起こしてもらい、船が動いたことから「神明顯應」と書いた額を飾るようになったそうです

ある時、潮の満ち引きを理解しなかった船が座礁してしまいました。どうしても動けなかったとき、神様にお願いし波を起こしてもらい、船が動いたことから「神明顯應」と書いた額を飾るようになったそうです

交換錢も体験してみよう!

お金発見!

お金発見!


あまり知られていないそうですが、王爺の後ろには3匹の虎がちょこんと座っています。廟に虎がいるとその土地公は金運・財運を司る神様だということがわかるそうです。一般的に虎のそばにお金が置かれている場合は、今から説明する「交換錢」を体験できるそうですので、他の廟でも試してみてくださいね。
「交換錢」とは…土地公のお金と自分のお金を取替えっこして、財運・金運をUPさせるというもの。その方法は2枚の10元玉を用意し、虎の前にある小箱へ入れます。そのあと、虎の前に置かれた10元玉より小さなお金(5元か1元)2枚を取り、心の中で「お金を交換しました。事業がうまくいき、財運がUPしますように…」などと願いを伝えて、左手でお金を持ち、お香の周りを時計回りに3回回し、最後に再度お願いすれば完成。1枚は使用し、1枚は金庫に保管するそう。

↓↓動画で方法をチェックしましょう!↓↓

2枚用意することに意味があり、1枚は「母銭」、もう1枚は「子銭」と考えているそうで、「母銭」を金庫に入れておくと、「子銭」が母を訪ねて帰ってきてくれるんだとか。面白いですよね。お金を交換する際は必ず大きなお金を小さなお金へ交換するのが鉄則。実は必ずしも10元でなくてはならないということではないそうですが、10元を入れる方が多いそうです。
※必ず1人で2枚のお金を準備してください

今まで、ガジュマルの樹の下で涼んでアイスクリームを食べて満足していましたが、実は色々と見るべきものがあったんだと今回改めて知ることができました。台湾の廟は知れば知るほど奥深く面白いです!

以上、交換錢で金運UPを狙うナビがお届けしました。

記事登録日:2015-08-21

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2015-08-21

スポット更新日:2016-03-29

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