お得なお食事券、試食がいっぱい! 食べて、買って、見て……。お腹いーーっぱい♪
こんにちは、台北ナビです。
台湾の魅力はズバリ……「美食」!そんな方におすすめなのが、毎年夏に開催される「美食展」。台湾全土から台湾のおいしいもの、お得なものが一同に介すのです。2017年は7月21~24日の4日間開催され、延べ16万人以上が来場しました。
ナビは21、22日の2日間に渡って、美食展へ遊びに行きました。その様子をた~っぷりお伝えいたします。
開場前には外で開門を待つ列が!
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今年はどんなお料理に出会えるか、ワクワクしながら列に並んでいるのかな?
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陳建仁副總統も開幕式に駆けつけました!!
今年のテーマは「芸」「器」「材」「旅」「伴」「育」。つまり…「食の芸術」「食器」「食材」「食の旅」「お土産」「食育」のことです。これを大きなエリアに分け、再度細かくブース分けされているので、見たいブースがどこにあるのかすぐにわかるようになっています。
また、美食展開幕のセレモニーでは、「昨年観光客が食事にかけた総額は700億元にも上るといわれており、台湾が誇る食の魅力がどれほどのものか示している」ことを強調。そして、台湾の食は代々受け継がれる伝統と共に、海外からの美食文化も取り入れ、ますます深みが増している点や、台湾の美食は台湾文化の精神の一部ともなっていると、どの来賓も台湾の美食について熱く語りました。
「繽紛台灣(色とりどりの台湾)」をテーマにした台湾パビリオンが気合入ってマス♪
メイン入口を入ってすぐのところに陣取った「繽紛台灣」。ここは美食展を主催する「台湾観光協会」が肝いりで設けたパビリオンです。
今台湾を代表する24名のシェフが、毎日6人ずつ自慢のメニューを披露したのですが、どれもこれも美しい! 台北ナビでも紹介済みの「樂埔町」「法朋」「北投老爺酒店」などのお店は各記事を見ていただくとして……、今回ナビが気になったのは板橋にある「Mega50」48Fの「望月樓」。お料理の飾りつけがまさに芸術! と言いたくなるほど美しいのです。
なんでも、ここはシャングリアホテルが管理するレストランで、シェフの蘇權暉さんはまだ40歳にも満たないながら、20年以上の経験があるとか。柔軟な発想を武器に、新旧、東西のお料理を融合させて、新しい料理を次々に生み出しているのだとか。日本からお友達が遊びに来たら、こちらへ食べに行きたいなと思っています!
これ、何だと思いますか? なんと「蘿蔔絲酥餅」が白鳥の形になっているんです!
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百花網油鴛鴦明蝦
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訪台時に台湾のレストランへ台湾料理の勉強もした速水さん! 速水さんのレシピに台湾料理が登場する日もやってくるのか?
今年は日本から速水もこみちさんが美食展にゲストとして駆けつけました! 台湾でも「MOCOSキッチン」が放映されている関係で、速水さんのファンも多いんです! 日本からのファンもいましたよ~!
美食展会場内で、速水さん監修の「MOCOMICHI HAYAMI by Vita Craft」を台湾の東急ハンズが販売! このブースで1500元分すれば、毎日先着25名様がトークショーに参加できる番号札が配られました。ナビもこのブースの前を通ったのですが、財布の紐は緩まず。だって、正直それほどファンでもないし……。
でも、トークショーで、その実直な人柄と料理に対する真剣な態度、ファンの方への紳士的な身のこなしを目の当たりにしたら、もう速水さんの虜になっちゃいました。苦笑
あぁ~~、トークショーで、こんなにサイン入りグッズがプレゼントされるだなんて、そして当選したすべての人と握手&ハグをするなんて……先に知っていれば……。え~ん、あの時なぜ財布の紐は緩まなかったのだろう……、無念。
ナビ、ミーハー過ぎるぞ~! と思っている人も多いと思いますが、ナビの周りの女性はみんな目が❤になっていましたよ~。多くのファンを作った速水さん、是非来年も美食展へ遊びに来てくださいね~。そしてトークショーと「MOCOSキッチン」の再現も見てみたいなぁ……。
ホテルブースが一番人気!
美食展には毎年足を運んでいるナビ。毎年驚くのは台湾の方々はホテルのレストランが大好きだということ。もちろん今年も行列ができているのはホテルブースでした。
お得なお食事券を購入するために列に並んでいるのかな? と思っていましたが、よ~く見てみると、列の先には試食があったのでした!「そう簡単にお食事券は買わないわよ。」といわんばかりに、試食に並びまくる台湾の方々。ホテルもここでホテルの実力をはかられるので、太っ腹に試食を配りまくります。ホテルブースの試食がかなり豪華なので、この試食を食べ歩くために入場券を購入してもいいくらいですよ~。
スモスホテルのレストランも人気でした!!
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しいたけのような包子。中には何が入っているのかな?
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ハンバーガーも売っているって知っていました?
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コスモスホテル |
地元メディアもホテルブースに注目!
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リージェントは試食がなくても列が! 知名度が高いのですねっ♪
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客家ブースが拡大!
客家の観光地紹介中!
ここ数年、原住民ブースがかなり充実していたのですが、今年は残念ながら縮小。そのかわり、客家ブースが大幅に大きくなっていました。蔡総統が客家人だからということもあるのでしょうか? ナビも最近、客家料理を食べる機会が多くありますよ~。
台湾のお料理は味付けが薄いと感じる日本人が多いのですが、客家料理は比較的味が濃いので、日本人好みだといわれます。そんな客家料理のブースには、味の濃さの所以ともいえる保存食がたくさん販売されていました。
昨年、売り切れ続出だった駅弁パビリオン。もちろん今年も駅弁が次々と売られていきました! ナビが1パビリオンに到着した14時頃にはもう「売り切れ」というブースもちらほら見かけました。
今年は日本だけでなく、スイスからも駅弁が登場! 日本や台湾以外でも、「Bento」が人気を博しているのだとか。
満腹状態で駅弁パビリオンに来てしまったナビは自分を呪いましたが、そんなナビでも楽しめるように(?)お弁当以外のグッズも売られていました! 西武鉄道と台湾発のキャラクター「LAIMO」とコラボ弁当箱が入った袋を提げている人をたくさん見ましたよ~。台鉄はお弁当の売れ行きも上々でしたが、台鉄弁当のポーチにたくさんの台湾マダムが夢中になっていました。「これ、中はどうなっているの?」「お値段は?」「絵柄は何種類あるの?」とスタッフに勢いよく質問していましたよ~。
台湾の美食といえば、やはり小吃!美食展でも台湾中の小吃がお店を出しました。経済部商業司(美味食光)では、高雄や屏東、台東の人気店も参加。首都多元美食では、台北のお店が出店!屋台をそのまま持ち込んで、さながら夜市のような雰囲気を醸し出していました。
小吃ブースからはいい香りが立ち込め、大勢の胃袋を刺激する~!ホテルの豪華なお食事もいいけど、台湾の美食ってやっぱり小吃だよな!と改めて考えされられるほど人が集まっていました。
ただおいしいものを食べるだけではなく、器にもこだわりを! と今年は、器の展示が増えました。すでに器アーティストとなっている方の作品は文句なしの出来ですが、ナビは学生達が小吃を食べるためにデザインした「小吃大器」ブースを楽しく巡りました。
会場には、入賞した作品が飾られ、各デザイナーがその器に込めた思いを熱~く語ってくれます。目をキラキラさせて語る若者の姿を見たら、台湾の未来は明るい! と確信しましたよ~♪
その中でナビが最も気にいったのが「虱目魚舟」!
虱目魚粥を装うためのお碗です。虱目魚をモチーフにしているのはわかりますが、尻尾を模したスプーンはお碗にかけられるようになっているし、ちょっと飛び出した口の部分は、お碗を運ぶ時に指がお碗の中に入らないようになっているんです! かわいいでしょう?
写真でど~んとご紹介!
大まかにご紹介してきた美食展。でも、まだ全然紹介しきれてないんです……。というわけで、ナビが気になったあんなブースやこんなブースをど~んと紹介しちゃいまーーーす。
どうでしたか? 台湾の食って奥が深いでしょう? これだけ多くの食が集まるのは年に一度だけ! 試食はもちろん、お土産も購入できますし、一日中遊べるフェスティバルです。こんな楽しいフェスティバルを日本の方も楽しまないなんてもったいない!! 来年、美食展が開催される時に、台湾へ遊びに来ているなら、是非参加してみてくださいね~。ナビ、超オススメです!
以上、「MOCOMICHI HAYAMI by Vita Craft」を買っちゃいそうになっているナビがお届けしました。