こんにちは、台北ナビです。
今ナビがお薦めする台湾南部最大の都市、高雄への旅。その理由には高雄にはたくさんのうまうまグルメがあるからです。朝から晩までモリモリ食べて、暑さに負けない高雄人のパワーの源を探ってみましょう!
毎日大行列の朝ご飯屋さん「老店興隆居傳統早點美食」
MRT「市議会」駅近くに1954年創業の老舗朝ご飯屋さんがあります。平日でも行列ができる人気振りなのですが、休日にはわざわざ遠方からも車でやってくるお客さんが後を絶たない盛況振りです。
中華饅頭に豚肉と酸菜を挟んだ台湾式バーガーの「割包」(35元)や発酵させた小麦粉の生地を焼いた「焼餅」(15元)、肉まんの「湯包」(18元)、揚げパン入りクレープの「蛋餅+油條」(40元)など、台湾らしい朝ご飯が格安で食べられます。
忙しいお店なので、なかなか注文しにくい雰囲気があるのですが、そんな時は前に並んでいる地元の人の様子をしっかりと見て、同じものを注文するというのもアリ!とにかく、地元の人の生活を垣間見られるのが楽しいこと間違いなしです!
高雄市中心部から車で50分の場所にある美濃には、台湾人の中でも客家人が多く暮らす場所として知られています。独自の食文化が魅力的なのですが、そんな美濃の客家料理が高雄空港のすぐ近くで手軽に食べられるお店です。
店頭では豚足やメンマ、キャベツなどが入った寸胴が炭火でじっくりと煮込まれていて、とてもいい香りが漂います。
必ず味わってもらいたいのは、水蓮または野蓮と呼ばれる美濃特産「タイワンガガブタ」の炒め物(小160元)。細長い茎を食べるのですが、シャキシャキとした歯ごたえがたまりません。また、ここでは新鮮な水蓮が用意され、えぐみがなく、甘さが強く感じられましたよ。
また、店頭で煮込まれていた豚肉「筍乾封肉」(1個120元)を饅頭で包んだ刈包もマストで食べたい一品。ほどよい甘さとトロトロの食感で食欲をかきたてる美味しさでした~。
美濃客家菜 左營大中店
高雄市華夏路1062號
(07)343-1100
11:00~14:00 17:00~21:00ウェブサイト
異国情緒漂う古跡で優雅にアフタヌーンティを
高雄の風景が一望できる観光スポットとして人気の「打狗英國領事館文化園區」は、高雄の都市発展の歴史が学べるほか、喫茶店でアフタヌーンティが楽しめます。
この日は時間の関係でお茶をするだけでしたが、風を感じながら、海景を横目にお茶を楽しむ非日常空間はなんとも特別。日頃の疲れがすっ飛びました!
打狗英國領事館文化園區
高雄市蓮海路20號
(07)956-1069、(07)956-1068
平日9:00~19:00
休日9:00~21:00
毎月第三月曜休館
地元民がこよなく愛する庶民派食堂「南豐魯肉飯」で夕食
最後にやってきたのは高雄有数の繁華街「三多商圏」に近い自強三路という通り。自強夜市とも呼ばれていて、小規模ながら飲食店が建ち並びます。その中で最も賑わっているのが「南豐魯肉飯」。
お店の名前にもなっている「魯肉飯(ルーロー飯)」(50元)を注文して出てきたのは、角煮がご飯の上に乗ったボリューム満点の一品。コチラでは北部ではいわゆる「焢肉飯」が「ルーロー飯」と呼ばれています。豚肉はしっかりと味がしみこんでいて柔らかくジューシー。ご飯が進みます。
ナビのお薦めは豚肉団子ご飯の「獅子頭飯」(45元)。こちらもジューシーで、まろやかながらも深い味わい。豚肉団子の「貢丸湯」(25元)を頼めば、さっぱりいただけるはずです。
南豐魯肉飯
高雄市自強三路139號
(07)331-2289
9:00~24:00頃
不定休
スープの豚肉団子は気持ち大きめ。ボリューム満点なのがグッド
台湾旅行の楽しみはなんといってもグルメ。高雄でもたくさんの美味しさに出合えます。台北にはない魅力に気付くかもしれませんよ~。
以上、台北ナビがお伝えしました。