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【地元大学生が案内する高雄名所⑤】南台湾のバナナ聖地「旗山」の歴史溢れる「旗山生活文化園区(旧鼓山小学校)」＆旗山老街大満喫♪

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高雄旗山の歴史や文化を楽しく学んで、旗山老街でお腹いっぱいローカル飯を堪能！

【地元大学生が案内する高雄名所⑤】南台湾のバナナ聖地「旗山」の歴史溢れる「旗山生活文化園区(旧鼓山小学校)」＆旗山老街大満喫♪ 旗山高雄高雄旅行バナナ歴史旗山生活文化園区旗山生活文化園區旧鼓山小学校舊鼓山國小蕃薯藔尋常高等小學校日本統治時代旗山老街

皆さん、こんにちは！

中山大学の学生、游志維、鄭竣耀、卓芸莉、銭紀です。今回は旗山生活文化園区(旧鼓山小学校)と旗山老街のグルメについて紹介します。

日本の子供たちが通っていた「舊鼓山國小 (旧鼓山小学校)」

1906年(明治39年)に設立された「舊鼓山國小 (旧鼓山小学校)」は、もともと日本統治時代の日本人学校「蕃薯藔尋常高等小學校」でした。日本語を話す子供たち(ほとんど日本人)だけの学校で、勉強する科目も日本本土の小学校で習うものと同じであったと言われています。

大講堂と教室棟は1920年(大正9年)に建てられました

敷地内には、市定古蹟に指定されている大禮堂(大講堂)と辦公廳(事務室)北棟教室(北側教室棟)があり、すべて廊下でつながっています。また、中庭から教室棟への入り口は曲線が美しい八字型をしていますが、これはヨーロッパ貴族のウィッグの形を模しているんだとか。
日本統治時代の建築の中でも美しいと言わる「旧鼓山小学校」は優美なヨーロッパ風建築が見どころです。建築が好きな方は是非じっくりと見学してみてくださいね。


中庭から教室棟へと繋がる曲線が美しい！

戦後も小学校として使われていましたが、今では旗山の歴史を展示する「旗山生活文化園区」になっています。　　　　　

一日だけタイムスリップ！日本統治時代の小学生の気分を味わえる♡

教室棟一階の廊下は、四角型のアーチになっています。教室の中には旗山の歴史の展示があり、町の発展やバナナ産業について知ることができます。また昔の小学校の教室を再現した部屋には、木製の机と椅子、学習帳などが置かれ、ノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。


旗山の生活と文化がわかります！

当時の面影がそのまま残され、歴史を感じさせます！懐かしいと思う方もいるのでは？

小学校の教科書と学習帳。懐かしいな～。

みんな小学生に戻った気分！


2階廊下は円形アーチになっているそうですが、2階は閉まっていて入れませんでした。

ここでガイドさんから楽しいお話が聞けました。

何でも昔は、2人掛けの長い机を男女で座るのが決まりでした。よく見ると机の真ん中には白線が引かれています。これは中国語で「三八線」と呼ばれ、隣の男子が自分の陣地に入ってこないように女子生徒が書いたんだそう。

それはなぜって？実は当時の女の子たちは「男子に触ったら子供ができちゃう」と本気で信じていたからなんだとか！初心～♡


地元ガイドの林さんの解説が楽しくて、熱心に聞きいりました！

台北ナビ編集部より：「三八」は台湾語由来のスラングで、台湾で生活しているとよく聞くフレーズです。シチュエーションによって色々と意味が異なりますが、冗談を言っている人に突っ込む形で使われるとバカだなぁ、親しい関係なのにみずくさいことを言われた時の返しだとおおげさあなぁとかそんな時に使われます。由来は諸説ありますが、元々は女性を罵る際に使われていたようですが、現在は男性に使っても大丈夫で、かなりフランクに使われているように感じます。

黄金の歴史！旗山バナナ王国！

1960年代、高雄の旗山区には恵まれた気候と環境が優れているため、ここで生産されたバナナは品質が高く、加えて香りも食感もいいと言われていました。

また、台湾はかつて「香蕉王国(バナナ王国)」と呼ばれ、当時は台湾から日本に輸出されたバナナの約60％が旗山産であったことから、旗山は別名「黃金蕉城(ゴールデンバナナシティ)」とも呼ばれていました。


これは「芭蕉」という種類です

台湾のことわざに、「失戀要吃金蕉皮(失恋をした人は、金色のバナナの皮を食べよ)」というものがあります。失恋の苦さはバナナの皮の苦さで癒せということなのかと思ったのですが、これ嘘から出た実(まこと)よろしく、実際にバナナの皮は神経伝達物質であるセロトニンを含んでいるため、抗ストレス効果が高く、うつ病の緩和も期待できるそうです。(ちなみに緑の皮の方がセロとリン量が多いそうです！)

高雄旗山生活文化園区
住所：高雄市旗山區延平一路111號
電話：(07)662-6401
営業時間：10:00～18:00
休み：火曜日

笑顔と幸せがあふれる！賑やかな旗山老街

レトロな雰囲気の中にカラフルな看板が並ぶ「旗山老街」

旗山の歴史散策で絶対忘れちゃいけないスポットといえば、やっぱり「旗山老街」！旗山へ行く＝「旗山老街」観光という人がほとんどではないでしょうか？

ここは日本統治時代に建てられた旗山區農會(日本統治時代は「有限責任蕃薯藔信用組合」)、市定古蹟の天后宮、バロック様式のような建物、15個の石をアーチ型に並べて作られた「石拱迴廊」が見どころ。またここは旗山名産のバナナや地元グルメ、お土産屋が集まるメインストリートで、休日には多くの観光客が訪れます。

日本統治時代に建てられた旗山區農會

旗山老街にある天后宮

レトロな建物がこのように並んでいます

ほかの老街では見られない「石拱迴廊」は必見！

バナナのぬいぐるみ		バナナをまるごと一本干したもの！これ、初めて見た～！		バナナのお米？？
そして……バナナ関連の商品が選び放題！