12月11日に「クラウド・ルー 2019 ワールド・ツアー・東京」開催予定!各プレイガイドで先行スタート!お見逃しなく~♪
こんにちは、台北ナビです。
今年4月に行われた台北アリーナ3日間公演を成功させた盧廣仲(クラウド・ルー)。その勢いに乗って、8月10日には初めて高雄アリーナでコンサートを開催しました!
ナビの大好きな高雄で小隊長(彼のニックネーム)が見られるなら行くっきゃない!と高雄遠征してきたレポートをお届けします。
曲の魅力を最大限に引きだす演出!
『愛情怎麼了嗎』のミュージックビデオが舞台上の大きなスクリーンが流れるのが、「盧廣仲11週年大人中」のスタートです。金鐘獎受賞後に演じたこのビデオは涙を誘うんですよね。ビデオが終わると……会場真ん中からシルバーギラギラの衣装を着た小隊長が出現!
『我愛你』『歐拉拉呼呼』『就像白癡一樣』とライブではおなじみの曲がどんどん演奏されますが、どれもオリジナルとはアレンジを変えてあって新鮮!しかも舞台演出がとてもこだわっていたんです。
例えば『最寂寞的時候』『寂寞考』では台北でも話題になった煙が出る傘を持っての演出!傘だけ見るとえ?なぜに煙?なぜにライト?と感じますが、傘を差しバラードを歌い上げる姿は世界観をよく表していた演出だと思います。
ギターからレーザーが出たり、スクリーンとレーザーが作り出すビジュアルは近くにいても、遠くから全体を見つめても楽しめるようにと工夫されていましたよ~。
まさに聴いて、そして見て楽しめる演出だったと思います。
南部だからこその選曲!
小隊長が台南出身だということは有名ですが、実はお母さんは高雄出身で、台南と高雄のハーフだということを告白。お父さんに連れられて高雄の興達港觀光漁市でよく海鮮を食べた幼き頃の思い出もあるそうです。
そんな港町高雄のために特別選んだのが台湾語の『港邊男兒』。ライブではほとんど歌わないこの曲が聞けるなんて思ってもみませんでした!
この日は36人もの親族が詰めかけ、小隊長を見守りました。いつもは19時に就寝するというおじいちゃんも最後まで客席に座って応援していたんです。これには小隊長が「おじいちゃん、夜更かしさせちゃって、ほんとにごめんね!」とユーモアたっぷりに語り、会場の笑いを誘っていました!
もう1曲特別に歌ってくれたのが『手機仔』。台北の3日間では歌わなかったんですよ~。
携帯に心を奪われている現代人に、もっと大切なこと、ヒト、モノが日々の中にあるとメッセージを送っていて、ナビの大好きな曲の1曲であります。曲の最後におばあちゃんが孫の姿を見られるのが一番だからと、電車を迎えてくれるという場面があるのですが、小隊長の気持ちが入りまくっていて、ナビ涙ポロリ。やっぱり生で聴くと感動度が違います。
そして、小隊長がライブにまで行くという台湾語歌手の大御所・葉啟田の『愛拚才會贏』と『OH YEAH!!!』を即興で合体!これには台湾語の歌が大好きなナビ友(台湾人)が大興奮!!
恩師との絆
台北と同じように事務所の社長であり恩師でもある鍾成虎(小虎)が特別ゲストとして登場!『Rock’n roll的 style』で見事なギターのコラボを披露しました。
デビュー前、小虎以外にも契約を申し込んできたプロデューサーが数人いたそうですが、何でも小虎以外はみんなサングラスをかけていて表情が見えなかったそう。そこで、表情を読み取れた小虎と契約を結ぶ決心をしたという小隊長。しかし、家族は詐欺じゃないのかと心配していたんだとか。今では家族も感謝しているし、小隊長にとって小虎に出会えたことはとても幸運。小虎は人生の灯台のような存在で、今まで(人生の)方向を見失うことはなかったのは彼のおかげです。と語りました。
そんな小隊長の言葉を受けて小虎は「11年間の成長を見られてとても感動しています。大人へと成長する廣仲を見守るだけでなく、一緒におじいちゃんおばあちゃんになるまでいてやって欲しい。そして早く彼女が見つかりますように……」と、家族のような言葉をかけました。
『再見勾勾』では会場真ん中の舞台がどんどんせり上がり、高いところでマイケルジャクソンを真似たダンスを披露!台湾のコンサートでは裏方さんの名前を読み上げるのが慣習となっているのですが、「今回のコンサートはダンスの要素があったって気づいた!?」と言いながら「ダンス指導」の方にも感謝を伝えていましたよ~。かわいい~♡
また、『魚仔』『明仔載』『幾分之幾』『早安晨之美』では高雄アリーナがカラオケボックスになったか?と思うくらい大声で合唱となり、盛り上がりを見せました。楽しい歌はもちろん、バラードでも盛り上がれるって最強ですよね!
最後のアンコールでは、ライブタイトルになっている『大人中』をギター1本で歌いました。実は2階から見ると分かるのですが、今回の舞台は「中」の文字になっています。そんなところまで凝っていたなんて……。
7時半過ぎからスタートしたライブは、11時をすぎる長丁場!20分の途中休憩があったとはいえ、衣装を変えながら会場内を駆け巡った小隊長の体力のすごさと多くの人を楽しませようという熱い思いが伝わった、ステキな時間でした。その余韻で、ホテルに帰ってもずっとYOUTUBEを見ながら妄想ライブを楽しんだことは言うまでもありません。
この温かい時間がなんと東京でも味わえます!今回で4回目となる来日ワンマン公演は、Shibuya TSUTAYA O-EASTにて2019年12月11日(水)開催!チケット詳細は
特設サイトをご覧ください♪
http://www.crowdlujapan.com/
日本語を少し話しているコメント動画もご覧ください!
ナビ、絶対の自信を持ってオススメしますので、是非足をお運びください!詳しい情報は下記サイトをご覧ください。
以上、台北ナビがお届けしました!
写真提供:添翼創越工作室
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-08-23