コロナ対策の強化が想像以上!でも、五月天と一緒に年を越せたから今年はきっといい年にはるはず♡
<画像提供> 相信音樂
こんにちは、台北ナビです。
今や年越しの恒例行事となりつつある「五月天(メイデイ)」の年越しライブ。過去の経験から、チケットの入手が困難で、コンピューターの画面の『秒殺』画面を前にして、いつもフリーズしていたナビですが、神様はナビに味方しました!なんと発売日当日午前の販売終了分から未決済分などを整理した午後からの追加販売で無事購入できたんです。ぐふふ
チケットの購入から受け取りまでの過程も、過去にない大変さでしたが、入場までの過程でさらに大変な思いをするとは思ってもいませんでした。涙
それでも五月天と一緒に年を越せたから今年はきっといい年にはるはず♪というわけで、台湾流コロナ対策とライブ内容についてもご紹介します!
最寄り駅「桃園體育園區」の中から大混雑……
開始予定時刻のおよそ40分前の桃園MRTの桃園體育園區駅の構内。この列を見て、出遅れを後悔...
当日は21:00開演予定だったので、20:10頃に到着できるよう移動したのですが、これが大失敗の源。ナビは台湾新幹線(高鐵)で早めの到着を目指したのですが、同じ目的で乗車している人が多数いました。
結果、その人たちと一緒に高鐵の桃園駅から、桃園MRTに乗り換え、最寄りの駅の「桃園體育園區」まで満員電車でもみくちゃにされながら移動となったわけですが、「桃園體育園區駅」でも長蛇の列にゲンナリ。でも大丈夫……だって、五月天に会えるのだから……!
抜かりなき感染症対策!違反すると……
消毒用のアルコールも備え付けてありました。「私は消毒用アルコール、使って!」と茶目っ気あるメッセージも♡
クリスマスまで数日という12月22日、台湾国内で新型コロナウイルスの感染者が発見され、中央流行疫情指揮中心より、カウントダウンイベントなどの大型イベントでの防疫原則が発表されました。これを受け、本来なら12月25、26、27日に開催されているはずだったライブを、1月8、9、10日に延期されました。そのため、12月31日も延期か中止になるのでは…と見られましたが、無事開催!
駅から球場に到着した時、すぐ見えた看板。敷地内での飲食は全面禁止! 会場内でもしっかり管理しています
……とはいえ、感染症対策は抜かりなく行われていた感じでした。会場の桃園國際棒球場の敷地に入る前には、飲食禁止とマスク着用義務付けの看板がつけられ、それまで寛容に見られていた会場内での水飲みと鼻と口をしっかりふさがないマスクの着用も注意されるくらいでした。
入場前に必ず入力を求められる個人情報記入サイトのスクリーンショット
入場前には、個人情報の登録も義務付けられています。台湾人が持っている身分証を持っていない人はQRコードをスキャンして出てきた個人情報入力画面に氏名、電話番号、座席番号、メールアドレスを入力し、係員が居留証と合わせて確認後、チケットの裏面にスタンプを押し、それを提示する方法を採っていました。
ここで登録された情報は、14日間の在宅検疫(隔離)後に不要不急の外出が禁じられている「7日間の自主健康管理者」の管理に使われます。翌日の報道で「合計7人検挙された」とあり、「約2万5000人の来場者の中の7人……」とただただ驚くしかなかったです。
*違反した場合、傳染病防治法の規定により最高で15萬元の過料が課せられることもあります。
係員の指示に従い、列に並ぼうとすると長い列が目に入り、「この最後尾に行かないといけないのか……」と気が滅入りそうになりました。その原因となったのは、入場前にチケットの半券と台湾人が持っている身分証を確認でスキャンしていたこと。サーモグラフィーカメラによる体温検査と合わせ、列が長くなり、開始予定時刻の21:00を大幅に過ぎても入れない人がナビを含め、多くいました。
2月の台中、3月の台南ライブでは、この辺りは改善されていると思いますが、どうでしょうか。というより、ナビがギリギリに到着しすぎたのがそもそもの間違い……。だって18:30から入場スタートしてたから……。でも会場内はお水以外の飲食禁止だし、お腹すいちゃうし……とか考えたちゃったもんで……。結局はコロナの野郎が悪い~!
コロナ禍だからこその記念品&ライブグッズ
スタッフの方から消毒用アルコールのウェットティッシュ、マスク、ポンチョをもらいました♡ 雨が降っても、ロゴマークが入ったポンチョは捨てて帰れない!
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左がマスク用ストラップで、飲食時にマスクを畳んで片付ける必要がなくなる優れものです。右がマスクが数枚入る携帯用ケース(180元)。
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中に入ると、係員からマスク、消毒用アルコールのウェットテイッシュ、雨用のポンチョを渡されましたが、会場で使っている人はほとんどおらず、記念品にして持ち帰っていたように見えました。
グッズ売り場は、球場内のショップと外に作られたテントにありましたが、ナビは外のテントでマスクケースとマスクストラップを購入しました。グッズ売り場のスタッフは、全員ゴム手袋を装着していて、ここでも感染対策の徹底ぶりが伺えました。
ライブは盛り上がり最高潮!!年越し時には花火も上がりました!!!
5人は最初この小さなセリから登場
<画像提供> 相信音樂
来場者が外で長い列を作って入場を待っている状態だったこともあってか、ライブは、開演予定時刻の21:00になっても始まりませんでした。客席がほぼ埋まり始めた21:30すぎに開演となり、ナビも無事に最初からライブを楽しむことができましたよ~!
外野フェンスのカーブに沿うように作られたメインのステージの手前にもミニステージが!!
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前3回のライブが延期となり、期せずして初日となった年越しライブ。観客のアツい思いがハジけ、大爆発!曲によっては立ち上がり、マスク越しに大声で歌う観客の姿も多く見られました。実はライブ中は立ち上がることなく、椅子に座って鑑賞しましょうというお達しがあったのですが、テンションが上がりまくっている人に対して、立ち上がって大声を出すことなく、落ち着いて静かに見ているようにするのは難しいと感じました。ナビも何度も立ち上がろうとしてしまって、「あっ!ダメだった……」と思いとどました。
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年越しといえば、必ずあるのがカウントダウンと花火。曲の最中にカウントダウンが始まり、2021年を迎えると同時に外野席に設置された花火が点火され、3分程度打ち上げられました。五月天と一緒に年を越せるなんて、幸せだなぁ……とナビしんみり~!
開始時間が30分以上遅れている分、MCは少なめだったのはちょっと残念。でも仕方ない!
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ライブ中は、時間が押していたこともあってか、休憩らしい休憩時間もなく、5人のMCの時間は過去見に行ったライブの時より短かった気がしました。5人のMCが楽しいのも五月天の魅力だけれど、今回ばかりは仕方ないなぁ……。でもきっちり人気曲は歌ってくれていましたよ!
ライブ中際立ったのは、2020年を象徴する内容
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背景にもメッセージが込められていました
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そしてMCと歌の最中にステージ後方で流れる動画には、2020年を象徴する感染症にまつわるものが多くあり、ライブに反映されているのはさすがです。大好きなアーティストが自分に寄り添ってくれている感じがするんですよね!
2020年は新型コロナウイルスの各種規制、抑圧で気が滅入りそうになることもたくさんありましたが、このライブを見ていると、それを忘れさせてくれるだけでなく、「周りの人たちと力を合わせて乗り越えて行こう」という5人からのメッセージが伝わってくるような気がしました。
五月天っていつもみんなを励まし、前向きにしてくれる力をくれるとナビは思います!コロナの影響で台湾へ来られない人や大晦日当日のライブチケットを持っていない人たちのためにオンラインカウントダウンライブ(録画)をしてくれたのも嬉しかったなぁ……。その様子は以下よりご覧ください!
想定外の朝帰り……!疲れたけど、五月天が元気をくれたから、2021年もいい幕開け~♪
終了時は5人で一礼。観客は「アンコール!アンコール!」で返すのがお約束
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ライブは翌0:50頃に球場の照明が点灯され、終了。桃園MRTと台北MRTは、毎年12月31日の始発から1月1日の終電まで定時運行を行っているので、公共交通機関を使って帰宅できます。そんなこともあって、観客がはけるのを待ってから球場を出ました。
ナビは桃園MRTで台北へ戻りましたが、台北車站(駅)行きは人が多く、満員電車になりそうな気配だったので、反対側の還北行きに乗り、二駅先の終点の還北駅へ向かいました。そのままイスに座り、台北市内に戻りましたが、時計を見たら3:00前。深夜営業しているお店で夜食を摂って、自宅へ戻ったら4:00過ぎの朝帰り。
朝帰りなんて何年振りだろうという感じで、老体に鞭を打ちまくりの年越しとなりましたが、気分は爽快!やっぱり、五月天はパワーをくれたようです。
最後は観客に手を振って登場時に使ったセリから退場していったメンバーたち!またすぐ会いたいよ~~!
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2月には台中、そして3月には台南公演が開催されます。今回ナビは、「飲食は会場に入る前(というより敷地に入る前)に全部済ませる」「開演時間直前の会場周辺は混雑するので、可能なら2時間前に到着する」「移動には時間がかかることを念頭に置き、時間に余裕を持たせる」「マスクは鼻と口がふさがるよう正しくつける。さもないと係員から注意を受ける」ということを教訓として得ました。
2月の台中、3月の台南公演に行かれる人は、ご参照くださいね。
こんな時期だからいつもよりも色々大変ですが、やっぱり五月天のライブは格別!何度行っても、毎回感動させられて、毎日頑張っていこうという力をもらえます。新型コロナウイルスが収まったら、日本ライブも開催して欲しいなぁ……。
以上、台北ナビ(小川聖市)がお届けしました。