「台湾デー」のファーストピッチングセレモニーを努めた宇宙人に1日密着しました
こんにちは、台北ナビです。
台北ナビサイト上で何度も魅力をお伝えしている「宇宙人(Cosmos People)」。今年でデビュー10周年を迎える、今乗りに乗っている台湾バンドです。
そんな彼らが甲子園球場でファーストピッチングセレモニーをするという情報を手に入れ、ナビ独占で密着取材してきました!
宇宙人はボーカル・キーボード担当の小玉(シャオユー)、ギター担当の阿奎(アークェ)、ベース担当の方Q(ファンキュー)からなる3人のバンドです。小玉は作詞作曲を行い、実直なイメージの阿奎、「學長(先輩)」の愛称で親しまれる愛されキャラ方Qと、各々言葉ではかたれないほど魅力満載。
これまでに4枚のアルバムをリリースし、3rd アルバム『10000 HOURS』(2016)は台湾のグラミー賞と言われる「金曲奨」にノミネートされました。ライブは香港、上海、シンガポール、米国の音楽フェス“SXSW”や日本の“サマーソニック”と世界を股にかけ、その実力とカリスマ性には台湾以外からも熱い視線を集めています。
詳しくは台北ナビの記事をご覧ください!
甲子園に宇宙人がやってきた!
阪神電車のラッピング列車に乗って颯爽と登場した宇宙人一行。初めて見る甲子園に「うわぁ~」と子どものような歓声をあげていて、日本でも宇宙人らしく飾らない姿にナビはほっこりしました。
控え室に到着すると、甲子園球場から阪神タイガースのユニフォームのプレゼント。これに大喜びした3人は、担当者の「着用するのはファーストピッチングセレモニーの時でいいですよ」の声にも関わらず、その場ですぐに着用し、ご満悦! ユニフォームに袖を通した3人は徐々に「ここでファーストピッチングセレモニーをするのか……」という緊張と興奮が入り混じる表情になってきてきましたよ!
宇宙人、阪神電車「甲子園」駅に到着!
甲子園歴史館で宇宙人らしさ炸裂
台湾人が関西旅行に来て行きたい場所のひとつとなっている「甲子園歴史館」。宇宙人のメンバーも楽しみにしていました。
甲子園球場の宮脇主任の説明に熱心に耳を傾けて、記念写真もたくさん撮影。楽しみすぎ~!
なんと甲子園野球大会に5回も出場したことがありますよ~
クールな阿奎がテンションを上げたのが今までの出場校の名前が刻まれているボールウォール!彼ら3人の母校「台北一中(現:台北市立建國高級中学)」のボールを発見したのです。
ちなみに建國高中は台湾トップの頭脳を持つ者しか入学できないと言われる難関校。宇宙人の3人は格好いい上に頭もいいってどういうこと~!?
みんなが見守っています!仲良しですね~
もうひとつ楽しく過ごしたのが「ドラフト体感コーナー」。
日本語表記しかないだろうと思ったのですが、何と中国語に対応していて、加えて注音でも入力できる台湾向け仕様!本当に台湾からの入場客が多いのだろうなぁ。ドラフト体感コーナーを楽しんでいる小玉と方Qの動画を撮影したので、ご覧ください!
そして著名人のサインボールコーナーで宮脇主任から「宇宙人の皆さんもボールにサインしてくださいませんか?」との提案がありました。以前本当に使われていたというベンチに座り、心をこめてサインを書く3人。
著名人のサインボールコーナーには日本だけではなく、俳優の永瀬正敏さんやウェイダーション(魏德聖)監督など台湾に関係のある人などワールドワイドな著名人のサインボールを飾っています。そんな中の仲間入りを果たせるなんて……!
ファンの方はここで宇宙人のサインボールを見つけてみてくださいね!
宇宙人が移動すると黄色い声が飛ぶ!
台湾で歩いていると声を掛けられることも多いであろう、宇宙人。しかし甲子園ではそうでもないかなと思っていたのですが、甘かった……。
宇宙人のファンで、東京から追いかけてきましたという熱心なファンはもちろんのこと、初めて宇宙人を見たであろう方達の「アレは誰!?格好いい!」という声があちらこちらから聞こえてきたんです。
ナビは心の中で思っていました、「MVやライブを見たらもっと驚くで~!」って。今回の台湾デーを通して宇宙人の魅力がもっと多くの人に伝わればいいな……。
台湾観光協会大阪事務所のブースで観光大使気分を味わってる?
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台湾プロ野球チームのチアガールたちと一緒にパチリ!
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親しみやすさいっぱいの宇宙人!
司会者の代走みつくにさんと記念撮影
「背が高くてシュッとしてて格好良いですね~」と紹介された宇宙人。司会者の代走みつくにさんと並ぶとそのスタイルの良さは一目瞭然ですね~(失礼!)。
甲子園へ初めて訪れた感想、台湾野球との違い、そして2018年に制作した中信兄弟の応援ソング「
拿下這一場」についての質問などに冗談も加えて楽しく答えていく宇宙人のみんな。
阿奎
そんな中ナビがえー!と思ったのが、阿奎のおじいさんが映画「KANO」のモデルとなった嘉義農林(現:國立嘉義大學)の学生だったこと。
小玉が主演を務めた「52Hzのラブソング」の魏徳聖監督が第1回目の台湾デーで甲子園球場に来ていたりと、宇宙人は直接的にではないですが、甲子園球場と不思議なご縁があるように思いました。
約15分の短いトークショーでしたが、小玉が時に日本語を交えてやり取りをして、阿奎が真面目に答え、方Qがお茶目なコメントを残す……。これこそ宇宙人だよなぁというやり取りの数々に、初めて宇宙人を知ったという観客もきっと興味が沸いたはず!
トークのセンス溢れる小玉
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聡明さをかもし出す阿奎
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天然路線を突き進む方Q
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チームワークがいい~♪ |
最後にプレファーストピッチングセレモニーを再現してくれて、ファンサービスも抜かりなし。やっぱり宇宙人、親しみやすさが半端ない!
甲子園のバックスクリーンに初めて流れた台湾人アーティストのMV
残すはファーストピッチングセレモニーのみとなった宇宙人、控え室での緊張はピークに達していました。緊張のあまりトークショーでの軽快なおしゃべりはどこへやら……。関係者の呼びかけで球場に向かう宇宙人たちに、ナビは「頑張れ~!」ということしか出来ませんでした。
こんな時頼りになるのが方Q先輩!満面の笑みをたたえながら、「頑張るよ~」というジェスチャーで返してくれたんです。これにナビはズキューン。いつもは癒し系なのに、ここぞという時にはやってくれるんですよね~、方Q先輩は!
そして、その時はやってきました!甲子園のバックスクリーンに宇宙人のMVが流れました。数秒ほどの短いものでしたが、鳥肌が立つほど大興奮♪すごい、すごすぎる~!客席からファーストピッチングセレモニーの様子を動画に撮ってみたのでご覧ください。
あんなに格好良く決めてくれた方Q先輩が、ボールをグローブに収め切れなかったというのが、また彼らしくてかわいい~!(ボールの勢いが足りなかったというのもあるのですが……)そして喔熊にボールが当たってしまったのかと心配するのも、いい人っぷりがダダ漏れしていますよね。
ファーストピッチングセレモニーを終えた彼らに感想を聞いてみたので、その動画もご覧ください!
甲子園で宇宙人の曲が流れた、そしてバックスクリーンにMVが映し出されたということは、台湾アーティストにとってとても誇れることだと思います。そんな彼らの1日に密着できて、ますます彼を好きになったナビ。宇宙人って演奏するとめちゃくちゃ格好いいのに、普段は気さくで等身大なんですよね。
台北ナビでは今後も宇宙人を追いかけていきたいと思います!
そして、2019年は宇宙人が日本全国を巡り、日本の皆様に会いに行きます!少しでも興味を持ったなら、ライブへGO~!です。
宇宙人(Cosmos People) FOR THE NEXT TEN YEARS JAPAN TOUR 2019 ■2019年7月7日(日)@名古屋アポロベイス(SOLD OUT!!!)
■2019年8月25日(日)@福岡DRUM SON(残りわずか)
■2019年10月13日(日)@仙台Space Zero(SOLD OUT!!!)
http://eplus.jp/cosmospeople/以上、台北ナビがお届けしました。