【台湾エンタメ】盧廣仲(クラウド・ルー)の14周年コンサート「勵志的早晨 勵志的夜晚」は、文字通り朝と晩に開催！

12月3日は小隊長こと「盧廣仲(クラウド・ルー)」の14周年コンサート「勵志的早晨 勵志的夜晚」が開催されました。12年前にも朝と夜にコンサートを開催したのですが、その時の開場・スタート時間よりも早いスタート！台北小巨蛋(台北アリーナ)の記録を再度塗り替えたんです。週末はお昼過ぎにのそのそと起きるナビにはかなりの早起きでしたが、寝坊せず間に合って良かった！

その後『OH YEAH』『早安晨之美』『勵志論』と元気いっぱいの歌を聞いていると、ナビの重たかった瞼も全開～！

ナビ、幸運にも12年前の「Good Morning & Good Evening 盧廣仲台北小巨蛋演唱會」も見ていました。その時は、陸上や体操の試合にでも出ているのですか？というくらい元気いっぱいに走り回っていましたが、12年後の今年はじっくりと観客の顔を見ながら移動しているのが印象的でした。勢いが有り余っていた12年前とは異なり、12年経った今でも多くの人が集まってくれている喜びをかみしめているよう！

そしてそして幸運なことに2階席に座っていたナビの目の前で『相忘』を歌ってくれたんです♡ぐふふ。ちなみにどこの席に座っていても、近くで「小隊長」を感じられるように工夫されていて、「小隊長」と「添翼創越工作室」の優しさが伝わってきましたよ！

デビュー当時は誠品書店や朝ごはん屋さんの前などで歌っていたという「小隊長」。当時のように観客の近くで歌いたいと、1階アリーナに席を設けて歌ってくれました。アリーナ席のファンたちが「小隊長」を取り囲んで一緒に歌う様子は、今年春～夏に小規模のライブハウスなどで開催されていた「2022春季巡迴」も彷彿とさせました。ファンはもちろん、「小隊長」自身も嬉しそう！

そうそう、ファンとの公約で朝の公演では『肌肉的記憶』の時に服を脱ぐサービスも！笑 律義に会場を一周して、最近鍛えていた成果をみんなに披露してくれました。

今回のコンサートは新アルバムから多くの楽曲を歌ってくれたのですが、ナビがお気に入りの『狂迪』はすごかった！リコーダーの演奏で始まる『狂迪』を、板橋溪崑國中直笛隊(板橋渓崑中学校リコーダー部)の40人が助っ人として参加して、重厚なリコーダーの音が台北アリーナに鳴り響いたんです！これ、めちゃくちゃ好聽!!!!何でも「小隊長」は以前リコーダー部に入っていたこともあって、この歌を作っている時からいつかリコーダーの大合唱の中で歌いたかったそうなんです。

もう1曲、ナビが個人的に好きな「像你」も良かった！この曲は小隊長のおばあちゃんのために作った曲で、MVではおばあちゃんの名前「錦對」を習字で書いていたのですが、その文字が曲の最後に舞台上に現れるニクイ舞台設計！歌と舞台でぐっと心に来るものがありましたよ！

コンサートの最後は『明年』でしたが、「おうち時間」、「ソーシャルディスタンス」、「コロナが早く終息しますように」、「コロナに負けるな」、「(来年)必ず会いに行く」とスクリーンに日本語でもメッセージを表示していたのですが、その言葉の数々は、コロナ禍に台北ナビサイトで多く登場した言葉たちだったんです。あぁ、コロナ禍で大変だったけれど、「小隊長」も同じように思って前に進んでいたんだなぁ……。

アンコールに選ばれたのは「我愛你」「魚仔」「幾分之幾」「刻在我心底的名字」などで、会場全体で大熱唱！台北アリーナがカラオケボックスのようになって、一体感を感じられましたよ！最後は「最勵志的那一天就是成為自己的英雄」の文字とともに、『英雄』で締めくくられました。夜の部「勵志的夜晚」にも参戦予定だったナビは、帰宅後お昼寝をして、体力を回復！

夜の部も歌った曲は基本的にはほぼ同じでしたが、歌う順番を変えたり、新曲の『天黑黑」を歌ったりもしてくれて、朝と夜両方とも見られて良かった～！

夜に歌った『早安晨之美』は、エルヴィス・プレスリーバージョンということで、ちょっとムーディーな感じに編曲して、ギターから煙が噴射されたりもして、両方とも見に来てくれるファンのことを考えているんだなぁと感じられましたよ。

あと、『破氣球』や『無敵鐵金剛』を聞けたし、夜の部は1曲多くて『愛情怎麼了嗎』も聞けました！

ライブ終了後、「慶功宴(打ち上げパーティー)」を行い、その場で「次は1日3回公演を行おうかなぁ～」と言ったそう。え～、3回公演はさすがにナビの体力が持たん……涙 いつか行われるかしれない1日3回公演のために、体力作りはじめようかなぁ……！

来年はきっと日台の行き来も今以上に気軽になるだろうし、小隊長が日本でライブを開催して欲しいし、台湾で開催されるライブに日本から参戦するファンが増えて欲しいなぁ……！