FMKプレゼンツ★花蓮・太魯閣1泊2日ツアー

映えスポット目白押し!花蓮・太魯閣の行きたいとこがギュギュっと凝縮したツアーだからラクチン!


BI YAX SU(ビーヤースー)、台北ナビです!

「BI YAX SU」とは台湾原住民のタロコ族の言葉で「ごきげんいかが?」という意味だとか。そう、今回ナビが行ってきたのは、花蓮&太魯閣、ぜひとも行ってみたい美景スポット満載のエリアです。でも、「移動が大変そう!」とあきらめていませんか?そんなアナタも大丈夫!1泊2日のツアーに参加すれば、専用バスでらくらく移動しながら、安心の日本語で案内してくれます。これでちょっぴり遠かった花蓮&太魯閣もグーンと身近になりますよ。

さぁ、たくさんの絶景と歴史的建造物、台湾原住民族文化との出逢いを求めて…いざ、出発~!

旅人専用のラッピング・プユマ号で一気に花蓮へ


ツアーの出発点は台北駅。乗車したのは旅気分を盛り上げるプユマ号のラッピング列車です。この電車は台北⇔花蓮間を1日1往復している観光専用列車で、台北を出発すると終点の花蓮までノンストップで走ります。だから、所要時間はなんと2時間強!花蓮まであっという間です。

原住民モチーフのイラストが描かれた車体だけでなく、車内にはさまざまな工夫がいっぱい!原住民音楽が流れ、列車が東部に差し掛かると主要スポットの観光案内が(中国語だけなのが残念!)。また、車内販売では花蓮土産の試食もあり、ここで注文しておけば帰りの車内で受け取れる仕組みとなっています。便利~♪列車に乗り込めばムードは花蓮&太魯閣、気分がアガリます。
車内はシンプル 

車内はシンプル 

喔熊が旅のお供 

喔熊が旅のお供 

試食付き車内販売

試食付き車内販売

台湾で感じる日本の歴史

花蓮駅に着くと、専用バスに乗り換えていよいよ観光のスタートです。
現代的な姿に生まれ変わった花蓮駅

現代的な姿に生まれ変わった花蓮駅

専用バスが待っていてくれましたー!

専用バスが待っていてくれましたー!

この日のお昼は台湾式のお弁当。やっぱり東部のお弁当は格別!! この日のお昼は台湾式のお弁当。やっぱり東部のお弁当は格別!! この日のお昼は台湾式のお弁当。やっぱり東部のお弁当は格別!!

この日のお昼は台湾式のお弁当。やっぱり東部のお弁当は格別!!


にぎわう花蓮市内を抜けて、穏やかな台湾の田舎の風景が広がった先に現れたのが「吉安慶修院」です。

日本統治時代に徳島県の吉野川流域から移民した人たちが、この辺り一帯にコミュニティーを形成し、彼らの心のよりどころとして建立されたのが、前身にあたる「吉野布教所」だったとか。2003年に修復工事を終えて、弘法大師や不動明王などがまつられています。境内には八十八尊石仏などもあり、さながら日本のよう。

花蓮県の古蹟にも指定されています。
お札型の入場券は旅の記念になりそう!

お札型の入場券は旅の記念になりそう!

四国八十八箇所と巡ったのと同等のご利益があるとか

四国八十八箇所と巡ったのと同等のご利益があるとか

中国語で書かれた絵馬に台湾だと気付かされます

中国語で書かれた絵馬に台湾だと気付かされます

お土産は日本風のお守りや……

お土産は日本風のお守りや……

原住民っぽいものもありました

原住民っぽいものもありました

話題のNEWスポット!コンテナのスタバ


続いて向かったのが、今、台湾で最も注目されているスタバ、「STARBUCKS COFFEE洄瀾店」です。

オープンは2018年9月とできたてほやほや。しかもアジアで初というコンテナを利用したスタバで、外観デザインはあの隈大悟氏なんだとか。話題なのもうなづけます。コンテナを積み上げた独特の外観とその雰囲気を活かした内装、さらに原住民族阿美族の文化をモチーフにした壁画と、インスタ映えスポットも満載です。
どこもかしこも映える~~! どこもかしこも映える~~! どこもかしこも映える~~!

どこもかしこも映える~~!

花蓮のへそ、鳳林エリアの歴史スポットを散策

花蓮のほぼ中央部に位置する鳳林鎮は、東部最大の客家コミュニティーが形成されているエリアです。また、日本統治時代には、花蓮三大移民村の1つである「林田移民村」があった場所。さまざまな文化を感じられるスポットを巡ってみましょう。

<鳳林客家文物館>
館内1、2階には、客家人の暮らしや文化に関する展示があります。また、公園内の別棟には「花手巾植物染工房」も。
客家花布のランプがステキ~!

客家花布のランプがステキ~!

暮らしの必需品、竹のザル

暮らしの必需品、竹のザル

古いオーディオセット

古いオーディオセット



<校長夢工廠>

台湾の教育界に身を捧げた人が多いというこのエリア。校長になった者はなんと117名を超えると言います。そんな歴代の校長の紹介と、彼らの想い、かつての教育道具等が展示されています。元々は日本統治時代に役人の宿舎として建設された場所。このエリアで産出されたヒノキを使った建造物も見ものです。
このエリアはかつてヒノキの産出地として栄えたのだとか

このエリアはかつてヒノキの産出地として栄えたのだとか

建物もそのヒノキを使っています

建物もそのヒノキを使っています

建物の外には昔ながらの映画ポスターが貼られていました~

建物の外には昔ながらの映画ポスターが貼られていました~

鳳林地区出身の校長先生

鳳林地区出身の校長先生

貴重な資料の展示も

貴重な資料の展示も

文字を敬い、不要となった紙を燃やす炉、敬字亭

文字を敬い、不要となった紙を燃やす炉、敬字亭


<大阪式煙楼徐家興菸樓>
かつてタバコの栽培が盛んだったこのエリアでは、タバコを乾燥させるための小屋(煙楼、または菸樓)が今でも残されています。その1つが「徐家興菸樓」です。 ここは、徐家興氏が兄弟と共にタバコの葉を燻して乾燥させていた小屋。煙楼は主に、大阪式と広島式の2つがありますが、ここは大阪式。屋根の上にある小さな屋根(太子樓)がその目印で、ここから排気を行なっていたそうです。

<林田神社址>
林田移民村が設立された2年後の1913年(大正4年)に建立されたのが、林田神社です。当時のまま残るのは、石段と囲いの一部のみですが、かつての様子を取り戻すかのように鳥居や参道、石燈が再建されました。新と旧、日本と台湾が交錯する空間です。
美しく再整備された参道 

美しく再整備された参道 

昔のままの囲い

昔のままの囲い

ガジュマルの向こうに残るかつての階段

ガジュマルの向こうに残るかつての階段

特産品のシジミを採まくり+食べまくり+買いまくり!

続いてやってきたのは「立川漁場」、シジミの養殖が行なわれています。シジミ採り体験もできますよ。潮干狩りと言えば、熊手で砂をかき分けて貝を採るのかと想像していたナビですが、こちらでは池の底に沈む貝を拾うようにして集めます。だから小さい子供もOK、短時間でたくさん収穫可能~♪
よ~し、取るど~!

よ~し、取るど~!

夢中で取っちゃいました~♪ 夢中で取っちゃいました~♪ 夢中で取っちゃいました~♪

夢中で取っちゃいました~♪

採った後は、レストランに移動してシジミをいただきます♪こちらのシジミは、一般のものより大きめで身がふっくら。あまりのおいしさに、みるみるうちに殻が積み重なっていくほどです。お土産にシジミスープやサプリメント類の販売もあります。
ピリ辛醬油味のシジミてんこ盛り~♪ 

ピリ辛醬油味のシジミてんこ盛り~♪ 

シジミヌガーはお土産に!

シジミヌガーはお土産に!

太魯閣渓谷にある山あいのホテルで原住民文化を体感

陽も傾いてきました。本日の宿「立徳布洛灣山月村ホテル」へ急ぎます。太魯閣国家公園内にあるここは、元タロコ族の集落。そのため、原住民文化にどっぷり浸かることができます。客室は山の中に建つロッジ。夜ともなれば満天の星空が頭上に輝きムードも満点~☆大自然に抱かれてまたとない夢が見られそう……♡
山がすぐそこに!

山がすぐそこに!

原住民風の料理

原住民風の料理

インテリアも原住民風

インテリアも原住民風

夜は原住民ショーも。宿泊客も一緒になってダンスを楽しみます 夜は原住民ショーも。宿泊客も一緒になってダンスを楽しみます 夜は原住民ショーも。宿泊客も一緒になってダンスを楽しみます

夜は原住民ショーも。宿泊客も一緒になってダンスを楽しみます

翌朝起きたらタロコの山肌がこんなにもくっきり見えてビックリ!

翌朝起きたらタロコの山肌がこんなにもくっきり見えてビックリ!

イノシシの彫刻がりりしい!

イノシシの彫刻がりりしい!

いつか宿泊してみたい離れのヴィラ

いつか宿泊してみたい離れのヴィラ

自然美に圧倒!太魯閣渓谷散策


2日目は美景目白押しのコースが待っています。

最初のスポットは、ホテルからほど近い太魯閣渓谷の「燕子口」です。

ここは、言わずと知れた観光名所、自然が創った渓谷美を間近に見られます。歩道を歩けば、対岸に無数に空いた穴に気付きます。これは渓流の浸食によって形成されたものだとか。ほかにも、水の流れが削り取った岩肌の様子や先人が苦労して築き上げたトンネルの道すじなどを見ることもできます。どこもかしこも絶景がいっぱいです。
車も通る道のすぐそばに絶景が広がります! 車も通る道のすぐそばに絶景が広がります!

車も通る道のすぐそばに絶景が広がります!

インディアンに見えますか??

インディアンに見えますか??

少し先には、中横公路の建設中に亡くなられた方をまつっている「長春祠」があります。道すがら通るトンネルは、雨でもないのに水がしたたり落ちるほど。硬く湿り気のある石を切り開いてきた先人の苦労が伺えます。行きついた先の祠は、中華風の鮮やかな赤が山の緑に映えてきれい。透き通る川の水に癒されます。
祠も橋も赤が映えます! 祠も橋も赤が映えます!

祠も橋も赤が映えます!

ランチは原住民風味いっぱ~い!

昼食は原住民料理をいただける食堂「達央」で。竹筒で炊かれたもちもちのご飯、イノシシの肉のソテー、馬告というコショウに似た原住民特有のスパイスたっぷりの蒸し魚……などなど、どれも日本はもちろん、台北でもなかなか味わえないものばかりです。
馬告(スパイス)が効いていて美味

馬告(スパイス)が効いていて美味

竹筒入りのご飯

竹筒入りのご飯

イノシシ肉とイノシシのソーセージ

イノシシ肉とイノシシのソーセージ

素材の旨味が引き立ちます

素材の旨味が引き立ちます

地鶏は歯ごたえ抜群

地鶏は歯ごたえ抜群

バナナの自然の甘さにほっこり

バナナの自然の甘さにほっこり

絶景目白押し!フォトジェニスポットを巡ろう

写真に収めたい花蓮の絶景。まずは、大自然編です。

<清水断崖>
台湾十大絶景の1つ、清水山の裾野が海へストンと落ちる様子が眺められるダイナミックな断崖です。山と海と空のグラデーションをカメラに収めましょう。
ただ、ただ、きれいー♪

ただ、ただ、きれいー♪

断崖のベストポジションが撮れる展望台

断崖のベストポジションが撮れる展望台

運がよければステキな電車写真が撮れるらしいです。今回は撮れなかった……残念!

運がよければステキな電車写真が撮れるらしいです。今回は撮れなかった……残念!


<七星潭>
花蓮エリアで最も美しいと言われる海辺。砂浜でなく、平たい石がゴロゴロと打ち寄せられています。この日はあいにくの雨模様でしたが、晴れた日には輝くエメラルドグリーンの太平洋が広がります。すぐ近くに花蓮空港もありますよ。
石を積み重ねて平穏を祈ろう 

石を積み重ねて平穏を祈ろう 

自然が創るグラデーション

自然が創るグラデーション

まだまだ写真に収めたい花蓮の絶景が目白押し。続いては文化スポット編です。

<松園別館>
軍事司令の要所として1942年に建設されたここは、琉球松が生い茂っていたことからこの名が付いたのだとか。現在は、展示スペースやカフェ、ショップとして開放されています。中央に位置する和洋折衷の建物は、レトロな雰囲気がいっぱい。当時に思いを馳せながら散策したい場所です。
松に囲まれた高台に建ち、陸海空を監視するのに最適だったとか

松に囲まれた高台に建ち、陸海空を監視するのに最適だったとか

特攻隊が出征前に御神酒賜った場所でもあります

特攻隊が出征前に御神酒賜った場所でもあります

防空壕跡に実際入ってみることもできます

防空壕跡に実際入ってみることもできます


<花蓮市好客文化會館>
1935年に建てられた元地方裁判所の職員宿舎をリノベーションし、客家文化発信基地として2018年7月にオープンしました。客家文化に関する展示のほか、DIY体験などができます。訪れた日は週末で、手作り市も開催されていましたよ。 

<舊鐵路文化園區>
日本統治時代に建設された花蓮と台東を結ぶ軽便鉄道の花蓮駅があった場所。鉄路の整備と共に、花蓮駅は現在の場所に移転しましたが、旧駅は資料館として生まれ変わりました。元事務所だという建物がノスタルジックな雰囲気です。
レトロな佇まい

レトロな佇まい

機関車の展示も

機関車の展示も

当時の面影残す建物

当時の面影残す建物

台北に着くまで花蓮&太魯閣気分が楽しめちゃう!


花蓮&太魯閣の魅惑的なスポットを巡り、旅も終了。専用バスだからこそ、主要なスポットを効率よく回ることができました。大満足!

さて、花蓮駅へ戻り、東部を後にします。帰りも行き同様にプユマ号の観光列車に乗車します。原住民音楽の躍動感あふれるリズムとメロディーをBGMに原住民風味いっぱいのお弁当をいただきます♪そうして列車に揺られること約2時間。旅の余韻に浸りつつ、一路台北へ……。

花蓮&太魯閣の魅力にどっぷり触れた2日間。特に初花蓮&太魯閣という方におすすめのツアーでした。

以上、台北ナビがお届けしました~!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-12-12

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