ナビでもおなじみのお店や屋台からも選出!
こんにちは、台北ナビです。
「2018年台北ミシュランガイドが販売される」と発表されてからどこが星を取るのかに注目が集まっています。その星付きレストランは本日2018年3月14日13:00から発表されますが、そのひと足先に「ビブグルマン」が発表されたので、そちらを紹介します!
ビブグルマンって?
ナビもイマイチ知らなかったので、調べてみた「ビブグルマン」。ちなみに台湾では「必比登推介」と書きますよ~!何でもコストパフォーマンスが良いレストランが選ばれているんだとか。東京版では5500円以下でコースやアラカルトが食べられることが条件ですが、台北は1300元以内でおいしく食べられるお店となっているようです。(ごめんなさい!この条件がどうしても見つけられません)
つまりは「安くておいしい!コスパの高いお店」を紹介してくれているというわけ。では、どんなお店が選ばれたのか見ていきましょう!
屋台料理が選ばれたのが台湾らしい!!
今回ビブグルマンに選ばれたのは36軒!その中から屋台料理はなんと10軒も選出されました。やっぱり台湾を代表する美食が集まるということなのですね~!
個人的に嬉しかったのは、「
南機場夜市」取材の時にお世話になった「
臭老闆 現蒸臭豆腐」が選ばれたこと。臭豆腐が苦手なナビでも唯一おいしく食べられる臭豆腐で、南機場夜市の中でも特におすすめのお店ですよ~♪南機場夜市からは「
阿男麻油雞」も選ばれています。ナビはまだ食べたことがないので、一度試してみたいです。
そのほか、「饒河街夜市」から看板屋台の「福州世祖胡椒餅」や「陳董藥燉排骨」。そして、またもや臭豆腐の「施老闆麻辣臭豆腐」が選出されました。「寧夏夜市」からは「豬肝榮仔」と「劉芋仔」が、「通化街夜市」からは近所に住むナビライターさんお気に入りの「梁記滷味」と「駱記小炒」が、「士林夜市」から「海友十全排骨」がが選ばれました。調査員の味覚の幅の広さに驚くばかりのラインナップですよ~!
台湾のソウルフード牛肉麺が強い!
台北の牛肉麺といえばやっぱり「林東芳牛肉麵」が安定の人気!
ナビ読者から届く質問「台湾に来たら何を食べたらいいですか?」。こう聞かれたらナビは「牛肉麺は食べましたか?台湾らしい食べ物のひとつですよ」と答えます。台湾のソウルフードでありながら、日本人観光客には滷肉飯(ルーローファン)よりも知名度が低い美食。それなのにそんな牛肉麺が8軒も選ばれたというのにとっても驚きました。
最近新しい店舗へ引っ越した「
林東芳牛肉麵」。店舗がきれいになり、値上がりもしましたが、やはり人気は衰えず。今回選ばれたことで、また値上げしないか、行列に並ばないといけないんじゃないか……とそこはとっても心配だったりします。
そのほか、ナビサイトでも紹介している「
永康牛肉麵」「
清真中國牛肉麵食館」「
牛店精燉牛肉麵」も選ばれています。どれも観光客にも人気のお店ですね。
台北ナビでは紹介していませんが、そのほか「廖家牛肉麵」「老山東牛肉家常麵店」「劉山東牛肉麵」「建宏牛肉麵」も選出されています。特に「建宏牛肉麵」と「劉山東牛肉麵」は地元台北人が懐かしい味として、よくおすすめしてくれるお店。ローカルで溢れているので、そういう雰囲気で食べるとよりおいしさも増しますよ!
「あの鼎泰豐がビブグルマンに選ばれたってよ!」と聞いてビックリ!だって、ナビ的に鼎泰豐を食べるのは、ちょっといい食事という位置づけだったからです。お得に小籠包が食べられるという認識は全然なかったんですが、どのお料理も平均点以上の味とサービスの質を考えたら、コスパは高いのかもしれませんね!ビブグルマンに選ばれたらもう星付きレストランとして選ばれないということなの?とも思いましたが、調べたら両方選ばれることもあるのだとか。台湾を代表するレストラン「鼎泰豐」が星を取れるのかどうかも気になりますね~!
そのほか、鼎泰豐の半額ほどの値段であの味が食べられると謳って人気を博している「杭州小籠湯包」や台湾餐館評鑑で鼎泰豐を抜いて5つ星を取ったという「點水樓」、永康街にあって良心的な価格で人気の「好公道金雞園」も選出されましたよ~!
そのほかナビで紹介しているのはこれら~♪
台北一有名な朝ごはん屋さん「阜杭豆漿」、お手ごろ価格と気さくなサービスで地元民から圧倒的な支持を受ける北京ダック屋さん「北平陶然亭」、元穀物倉庫をリノベしたおしゃれレストランバーの「一號糧倉」、ちょっと高級な滷肉飯が食べられる店として台湾で話題の「My 灶」、台湾で活躍する映画監督・北村豊晴さんが大好きな台湾料理屋さん「茂園」など、台北ナビサイトでもご紹介しているお店も選ばれていますよ!それぞれ、根強いファンのいるお店ばかり。さすがのセレクトといえます。
中華だけじゃない!様々なジャンルからセレクトされているビブグルマン
台湾らしいレストランばかりが選ばれるのかと思いきや、そうでもないことにも驚きました。もちろん、台湾家庭料理を楽しめる「我家小廚房」、台湾料理屋さんの「美麗餐廳」など、台湾料理を提供するお店も選ばれていますが、例えば、インド料理の「想想廚房」やうなぎ専門店の「濱松屋」はもう外国のお料理です。北京ダックの「宋廚菜館」や広東料理の「彭家園」「醉楓園小館」、ベジタリアンレストランの「祥和蔬食」、藥膳料理の「雙月食品」とバラエティーに富んだラインナップなのも面白いですね。