初心者でも大丈夫!迪化街散策~簡単なサイクリングコースを走り、淡水まで夕日を見に行こう!
こんにちは。台北ナビです!
台湾では昨今、環島などサイクリングが人気上昇中。でも、さすがに台湾一周はハードルが高すぎる…。という方にピッタリの、日本語ガイド付きお手軽サイクリングツアーを紹介します。
淡水河に沿って整備された全長約25㎞のコースは、大きなアップダウンもなく、サイクリング初心者や未経験の方でも大丈夫。万が一体調が悪くなった場合でも、ワゴン車がいつでもスタンバイしてくれていて安心です。
サイクリングの前後には、迪化街や淡水老街の散策もできちゃいます。もちろん日本語ガイド付き。
また、契約コミッション目当ての免税店に連れていかれることもなく、あなたの興味に合わせて案内してくれるのも嬉しいところ。
1日で観光とサイクリングがサクッと楽しめます。
サイクリングが趣味という梁さん。ツアー中も冗談を言ったりして、楽しませてくれました。
そして日本語ガイドは、梁嘉棋(リョウ・カキ)さんが担当してくれます。
梁さんは淡江大学の応用日本語学科卒、日系企業に11年勤め、日本語はもちろん流暢。さらにガイドの国家資格を所有という、台湾政府公認のガイドさんなんです!
★ツアーのご予約は、以下からどうぞ↓↓↓★
台北の風になる!サイクリングツアー体験レポ
さて、サイクリング経験はほぼなしというナビが、このツアーに参加してきたので、レポートします!
ナビが体験したツアーの午後の部分はコチラです!
迪化街散策(1時間)↓
自転車をレンタル。大稻埕碼頭で記念撮影のあと出発!↓
(8㎞)↓
社子島公園に到着&休憩↓
(7㎞)↓
關渡宮に到着&休憩↓
(7㎞)↓
八里渡船頭に到着&休憩↓
フェリーで淡水老街へ↓
淡水老街散策、もしくは情人橋へさらにサイクリング(3㎞)↓
自転車回収、ワゴン車でホテルまで送迎(20:00)
迪化街を歴史さんぽ
ナビは現地台湾在住なので、迪化街に直接集合!まずは最近人気のレトロな街並みを散策します。
歩き始めてすぐ、永楽市場が見えてきました。その向かいにはお客さんでいっぱいの屋台が。それをナビがじーっと見ていたので、梁さんが「あれは迪化街で人気のサワラのビーフンですよ。食べますか?」と言ってくれました(笑)。
こちらの永楽台南[魚土]魠魚焿は、絶品鰆のスープが楽しめる有名店。ビーフン、中華麺、スープのみが選べます。もちろん注文も梁さんにお願いしました。
揚げた鰆の切り身はサクサクで、骨がなくて食べやすい。あっさりしたスープには少し黒酢の酸味が利いていて、とろみがついており、食べ終わるまで冷めません。あっという間に平らげて、散策再開です!
最近リニューアルした永楽市場の2階の布問屋を冷やかしたあと、縁結びで有名な霞海城隍廟へ参拝。「金紙とお線香を50元で買いましょう~」と、梁さんが参拝のしかたもバッチリ教えてくれます。
迪化街は漢方屋さんも多いのですが、自分の体調にあったものを調合してもらうにも、中国語で説明するのは大変。そんなときにも梁さんが活躍してくれます。「この漢方は生理痛を和らげてくれます。こちらは夏バテに。飲み方は……」などと、頼もしい知識!
せっかく専属のガイドさんがついているので、どんどんお願いしてみましょう。
また、建築も見どころですよね。迪化街は古い街なので、時代ごとに流行ったスタイルをどんどん取り入れ、レトロ建築カタログみたいになっているんです。ここまでヨーロピアンだったのが、民生西路を越えるとガラリと中国式にデザインが変わったり……。こちらも梁さんの歴史ガイドがわかりやすいですよ。
(
午後の食事や買物の支払いは各自負担になります)
いよいよサイクリングスタート! 大きな荷物やお土産はワゴンに預けて、手ぶらでOK!(貴重品だけ携帯してくださいね!)
梁さんが選んでくれたのはGIANT社のお店。サイクリングが趣味とあって、「こちらのブランドが一番信頼できます」とお墨付きです。
自転車は9段階ギア付きのロードバイク。メンテナンスまでしっかりやってくれますので、あとは乗るだけなんです!
大稻埕碼頭の船の前で記念写真を撮り、自転車の基本説明と、サイクリング中のハンドサインの説明を受けます。
「サイクリング中は、私が先頭を走りますので、追い越さないでくださいね~」と梁さん。
それでは、いざ出発!
左手に淡水河が広がる平坦な道をまっすぐ北上します。遮るものがなくて、景色は最高!風を切って走るのは気分がいいですね。この日はうす曇りでしたが、水面に光が反射してキレイでした!
社子島公園 30分ほど走ると、途中休憩の社子島公園に到着。ここは基隆河と淡水河の合流ポイント。釣り人や、冬は越冬してきた鳥を観察する人でにぎわう埋立地の公園です。向こう岸に見えるお寺は、まさか?梁さんに聞くと、「そう、關渡宮ですよ」。
ええっ、もう關渡?淡水までMRTで2駅のところです。台北から淡水まではMRTだと40分ほどかかるので、あまりの早さにビックリしていると、「でも対岸に渡る橋はありませんから、右手に流れる基隆河を、北投のあたりまでさかのぼります」とのこと(笑)。
気を取り直してサイクリング再開です!
ちなみに基隆河にかかる社子大橋(右写真)は撮影スポット。ここからは河の全景や陽明山、遠くには台北101も見えました!
關渡宮
対岸に渡り、さらに走ること約30分。次の休憩地点、關渡宮に到着です。
關渡宮は、台湾北部では最古の媽祖廟。島国台湾では、海の女神・媽祖様は一番人気なんです。また、本殿のうしろにある財神洞は金運スポットとしても有名です。
休憩は20分。梁さんから渡されたスポーツドリンクを飲んでトイレを済ませ、ナビもパパッと關渡宮に参拝してきました。
その後、關渡大橋を渡って、八里側へ。今度は右手に流れる淡水河を眺めながら走ります。
※ちなみにこのコース、大きなアップダウンは橋の上り下りだけでした!關渡大橋を渡ってしまえば、あとは平坦な道が続くだけ。しかも上るときは自転車を押して歩きますので、体力に自信のない方でも楽しめますね。
八里渡船頭 淡水の対岸、造船所のある八里。たくさんのボートや高層マンション群を横目に、走ること約20分。八里渡船頭に到着です。小腹がすいたナビたちは、八里老街の屋台で烤豆腐や米血糕、雙胞胎などを食べ歩き。
フェリーのチケットは梁さんが買ってくれるので、ナビたちは自転車ごと乗るだけです。この日は曇りだったので、淡水の夕日は観られないかも……と思っていたその時!フェリーに乗っている間だけ、雲の隙間から夕陽を拝むことができました。ラッキー!
淡水老街さてさて、淡水老街に着きました。台北から日帰りできる、夕日がキレイな郊外の観光スポットです。老街や歴史的建造物、B級グルメなど見所もたくさん。梁さんいわく、「このまま老街散策にすることも可能ですが、情人橋までさらにサイクリングもできますよ」とのことだったので、ここまで来たら情人橋まで行っちゃおう!ということでさらに先へ進みます!
情人橋(漁人碼頭) 淡水河の河口、漁人碼頭にかかる情人橋。ここまで20分ほどの道のりでした。残念ながら夕日は雲の後ろに隠れていましたが、その代わりに情人橋がライトアップされてとってもキレイでしたよ!
そして待っていてくれたワゴンに乗り込んだナビ。心地よい疲れを感じながら、最寄りのMRT駅まで送っていただきました。(事前に相談していただければ、希望の夜市やMRT駅で乗り捨ても可能です!)
このツアーのいいところ ・現地を知り尽くした日本語ガイド付き
・1日で台北~新北市まで広い範囲を回ることができる
・運動と観光が一気にできる!
・契約店につれていかれることなく、好きな店に行ける
・サイクリングコースはほとんど平坦、初心者でも大丈夫
・万が一のために、ワゴン車がいつでも待機
※季節によって日没時間が変わるので、それを計算してツアーの時間配分を決めてくれるそうです。体力に余力のある方は、ぜひ情人橋まで走ってみてはいかがでしょうか?
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2017-05-09