ナビのお気に入り♡誰でも手軽に台湾料理が作れちゃう魔法の素をシェアさせてください!
こんにちは、台北ナビです。
「台湾旅行で食べたウマウマ台湾料理を日本のおうちで再現した~い!」
本日は、そんな願いを簡単&手軽に叶えてくれるレトルト中華の素をご紹介します。&激辛好きにたまらない魅惑の小瓶も併せてご紹介。
新しい台湾土産の定番はコレだー!
コロナ禍に彗星のごとく誕生した「宅宅醬」
魔法のレトルトパウチ、その名も「宅宅醬(ジャイジャイジャン)」。ナビは中国語の発音が苦手なので、日本語読みで「タクタクちゃん」(「醬」は台湾で「タレ」の意味がありますが、「〇〇ちゃん」的にも使われています)と呼んでいます。かわいいでしょ?キャッチ―でしょ?
「宅宅醬」全種をラインナップ
「宅宅醬」の誕生は2020年。コロナ禍の巣ごもり需要に応えての登場かと思いきや、「新商品の開発とたまたま重なった」とは中の人の話。そう、ナビは「宅宅醬」が気に入り過ぎて、本日は「宅宅醬」を製造・販売している「金蘭食品KIMLAN」まで押しかけてしまいました。
金蘭の工場&博物館の入口
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敷地内の憩いの場
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クリスマスを過ぎた年の瀬におじゃましたのに、サンタさんがまだ活躍してましたー!冬なのに紅葉も見事! |
「金蘭、金蘭~♪」のCMでおなじみKIMLANの新作「宅宅醬」
「金蘭食品KIMLAN」は1936年創業の老舗醤油メーカー。台湾通なら金蘭坊やが頬杖ついて「金蘭、金蘭~♪」と歌うCMに聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか?
中でもとろみ醤油「醤油膏(油膏)」は金蘭の顔!近年は醤油以外の商品開発にも力を入れているそうで、その1つがナビ激推しの「宅宅醬」という訳。
「宅宅醬」激推し3つのワケ
何がおすすめかって、それは料理下手なナビでも極ウマ台湾料理が簡単に作れちゃう!ってとこ。
定番4種
これまで他社製品も試したこともありますが、味のバリエーションが少なかったり、極端に辛いのばっかりだったり。あとは手順に「お水加えましょう」とか「肉を漬け込みます」とかなんだか面倒でリピートには至りませんでした……。
しかーし!ポップなパッケージに惹かれて手に取った「宅宅醬」は違ってたんです。
① 味のバリエがいろいろ♪「宅宅醬」は全8種類。定番の4種(嗆辣宮保醬/鹹香三杯醬/酸辣泰式醬/酸甜茄汁醬)に加え、新商品の4種(私房麻婆醬/正宗京都醬/川味魚香醬/大廚橙汁醬)も登場。味の方はのちほどご紹介するとして、毎日1つ使えば、これだけで1週間の献立がカバーできちゃう。主婦(夫)の強い味方!
新商品4種
② ラクラク簡単3ステップで完成♪材料を切る→炒める→「宅宅醬」を投入するだけ!基本この3ステップで1品が完成します。ほかに煮る・混ぜる・漬けるなどの応用も可能。アイディア次第では、さまざまな料理に変身しちゃうんです。料理下手の救世主!
③ メイドイン台湾だから本場・台湾味♪「宅宅醬」は安心のMIT、メイドイン台湾製です。本日ナビがやってきた桃園にある工場で厳格な管理の下、作られています。当然、本場台湾の味が楽しめるという訳。これなら家庭でだってガチ中華!
「宅宅醬」種類豊富な味のラインナップ
嗆辣宮保醬
熱炒店なんかでよく見かけるピリ辛「宮保雞丁」はこれで。肉のほか、海鮮にも合います。
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鹹香三杯醬
醤油+酒+ゴマ油で味付けした「三杯雞」ができちゃう。鶏以外にハマグリやエリンギでも!やや辛で濃いめの味付けだからご飯のお供にぴったり。
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酸甜茄汁醬
酢豚っぽいスイートチリ風のソースは海鮮・肉類に。「涼拌茄子」「涼拌木耳」などの中華風和え物にもアレンジOK。子供もスキな味です。
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私房麻婆醬
花椒が効いた四川風のパンチのある香りと辛さで病みつきに。本場のマーボー豆腐・マーボー茄子・マーボー春雨を味わいたいならこれで!
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川味魚香醬
四川風のガーリックソース。四川風といえども辛さはマイルド(らしいですが、結構パンチある辛さ)。肉料理・豆腐料理に最適。
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正宗京都醬
甘じょっぱい味わいのタレは肉料理全般におすすめ。チキン・ポークがこれ1つで白飯にぴったりなおかずに変身!
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大廚橙汁醬
洋風中華なオレンジソースは子供から大人まで幅広い層に支持される味わい。ベジタリアン対応です。
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酸辣泰式醬
台湾料理だけじゃない!台湾でも人気の酸っぱ辛いタイ料理を家庭でも。肉・海鮮・「涼拌」料理に。
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「宅宅醬」で5分(くらい?)クッキング!
それでは実際に調理してみましょう。本日チョイスしたのは、ナビお気に入り&おうちに大量ストックしている「鹹香三杯醬」です。金蘭のSharonさんにいろいろとご指導いただきました。
こんなレトルトパウチで販売中
あっ、作り始める前に……「宅宅醬」って箱に入っていないんですよ。レトルトパウチのまんま販売。付随する材料もなく、ミックスしたタレの状態で袋詰めされています。だから余分なゴミがでなくってとってもエコ。この点もナビ、高評価です。きっとお土産にするにもスーツケースの隙間に埋められちゃうはず。もちろん肉類も入ってないので検疫問題もクリア、日本に持ち帰れます。
で、その袋の裏面に材料やら作り方やらが書かれているのですが(中国語ですが、イラストと漢字で大まかには理解可能)、そこにはイカの絵が。どうやらおすすめは三杯イカのようです。イカか……好きだけど、下ごしらえが面倒くさい……。
パッケージはイカだけど……カットされた材料は?
「何だっていいのよ!」
と、Sharonさんが準備してくれたのはエリンギ。「なぬー!」料理下手なナビはレシピ通りの頭しかなかったけれど、材料はとにかく何でもOK!パッケージにはほかに九層塔(台湾バジル)が描かれていますが、これも今回はなし。
「日本では手に入りにくいでしょう?」と、代わりに長ネギで代用してくれました。
メインさえ用意すればOK。今回はニンニクやネギも用意しましたが、「宅宅醬」自体にニンニク等の風味があるので、それらはオプション扱いでいいんです
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もう1品の「嗆辣宮保醬」もパッケージに書かれたピーマンの代わりに長ネギを使用
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材料を食べやすい大きさに切り、香りの立つニンニクから炒めはじめ、エリンギほかの材料を投入。全体に火が通ったら、「宅宅醬」1パックを全て入れてかき混ぜて出来上がり。めっちゃ簡単~!
見てみて~!見るからにおいしそう♪
お味は……うん、台湾レストランの味~♪自分で作るとイマイチ決まらなかった味も、「宅宅醬」1つで大変おいしゅうございます。あの調味料、この調味料といろいろ買い込まなくてよいのも推しポイント!
ウマし!ウマ~ベラス!まいウ~!(いろんな方の表現をお借りしてみました)
「宅宅醬」でオリジナル料理に挑戦しよう
今回、材料をアレンジしたように、裏面の作り方はあくまでも一例なんだとか。レトルトといえど、料理人のアイディア次第でさまざまなバリエーションが広がるのも「宅宅醬」の人気の秘密ではないでしょうか?
「宅宅醬」でググるとSNSや動画サイトにズラズラ出てくる、みんなの味自慢!こちらはナビのオリジナル「川味魚香醬」の肉野菜炒め
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ある日のナビの食卓。辛さを調整した「私房麻婆醬」でマーボー豆腐と「鹹香三杯醬」で三杯雞。白ご飯がススム、ススム!
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Sharonさんイチオシの「川味魚香醬」はチャーハンにしてもおいしい、とのこと。それからナビが裏面の材料を見て棚にしまいこんでいる「大廚橙汁醬」。小麦粉・パン粉を用意して鶏肉を揚げるように書いてあるんですが、これは「鹽酥雞(台湾風唐揚げ)」を買ってきて合わせればいいのよ、ですと。日本だったら唐揚げで代用できそう。
ナビ、さっそく「鹽酥雞」を買ってきて「大廚橙汁醬」を絡めました!ネギをトッピングすればイイ感じ。お店のみたい~!と自画自賛(タレはフライパンで温めています)
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辛さに負けそうになる「私房麻婆醬」だけど、あとを引くおいしさ。だから止められない!豆腐の量を増やしたり、タレは減らして水を加えたりして辛さの調整をしてるけど。超おすすめ!
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激辛の素「麻辣鍋底醬」と「哇辣醬」もおすすめ
さて、ここからは魅惑の激辛小瓶をご紹介しましょう。
金蘭の辣醬シリーズには、「哇辣醬(ワーラージャン)」「麻辣鍋底醬(マーラーグォディージャン)」の2つがあって、どちらもかなりの辛さ。スパイシー好きにはたまらないはずです。
中華ちっくな龍が描かれた瓶もいい!左「麻辣鍋底醬」、右「哇辣醬」
「麻辣鍋底醬」は、王道の中華スパイス(花椒・八角・カルダモン・シナモン・クローブ)と金蘭の醸造醤油をベースにした火鍋の素。鍋に「麻辣鍋底醬」を適量(好みの辛さにより調節)と水を加えて温めれば、激辛火鍋スープが完成です。あとはお好きな具材を加えてさらに煮込めば、おうちで手軽に火鍋が楽しめます。
画像提供:金蘭食品
ピリピリの麻(花椒の辛さ)+ヒリヒリの辣(トウガラシの辛さ)、それに鼻を抜けるような香りと深いコクが楽しめる本格派。火鍋のほかにも、マーボー豆腐の素として、麺のトッピングとして、さらには焼き肉のタレに煮込み料理にと応用できちゃう優れものです。
「麻辣鍋底醬」辛指数:金蘭の人的レベル★★☆(中辣)、ピリ辛好きなナビ的レベル★★★(激辛)
「哇辣醬」は、各種料理に辛さを追加したい時に添えたい辛味ソースです。台湾産のニンニク・豆鼓・トウガラシに金蘭の醸造醤油を合わせたもので、辛さの中にフレッシュな香りと、なぜかほのかな甘みさえも感じる奥深い味わいです。
画像提供:金蘭食品
では、実際にはどう使えばいいのか?
答えは簡単です。マヨラーが何にでもマヨネーズをかけるように、激ラー(=激辣)なら麺やご飯に混ぜたり、餃子のタレにしたり、冷ややっこにのっけたりと何にでもどうぞ♪
ナビはゆでた麺にちょこっと載せて拌麺(まぜ麺)にして食べたら、これが激ウマ!超お手軽なのに、なんかお店の味でした~(またまた自画自賛。てか「哇辣醬」のおかげ)。結構辛いんですが、「宅宅醬」の「私房麻婆醬」と同じであと引くうまさ。辛いんだけど、辛いからおいしい……!!!
「哇辣醬」辛指数:
金蘭の人的レベル★☆☆(小辣)、ピリ辛好きなナビ的レベル★★☆(中辛)
昨日のあまりもん(ご飯とキャベツ炒め)に「哇辣醬」をのっけたある日のナビのランチ。名付けて哇辣丼
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台湾ミンチを「哇辣醬」で作った台湾まぜそば風の哇辣まぜそば
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ナビのオリジナル「哇辣醬」レシピ!(と呼んでいいのか、のっけただけ&混ぜただけ) |
台湾土産の新定番⁉KIMLANの「醬3兄弟」
繰り返しになりますが、「宅宅醬」はもちろん、「麻辣鍋底醬」「哇辣醬」も検疫NGの肉関係は一切使われておりません。日本への持ち込みクリアです。
お土産にしたい3つの醬(タレ)
そして台湾中にあるスーパー(カルフール・全聯・愛買)をはじめ、新光三越やSOGO、微風などのデパート系でも扱いがあり、手軽に買い求めることができるのもいいところ。
しかも「宅宅醬」50元、「麻辣鍋底醬」125元、「哇辣醬」150元とお手頃価格(いずれもメーカー小売希望価格)なんです。こないだ見たスーパーの特売ではさらにお安くなっていたし、これは買いでしょっ!
「金蘭食品KIMLAN」のレトルトパウチ中華の素「宅宅醬」と辛み小瓶「麻辣鍋底醬」&「哇辣醬」。台湾旅行の余韻を楽しみたい自分へ、台湾の味をお裾分けしたい日本で待っている親しき人に。台湾茶やパイナップルケーキ、カラスミもいいけど、今度の台湾土産はぜひコレで。
以上、「宅宅醬」ファンの台北ナビがお届けしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2023-02-10