金蘭食品

金蘭食品股份有限公司

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台湾の醤油膏と言えば「金蘭食品」!料理にも付けダレにも便利な台湾の国民的調味料がもうすぐ日本の店頭に並ぶようになるかも~?!

こんにちは、台北ナビです。

「醤油膏(油膏)」(とろみ醬油)をご存知ですか?台湾の国民的調味料と言っても過言ではないほど、台湾の食生活には欠かせない調味料の1つです!台湾朝ごはんの定番「蛋餅(ダンビン)」に添えられていたり、餃子や蒸し鶏など、台湾の付けダレ=醤油膏とも言えるほどです。

そんな「醤油膏」ですが、台湾でダントツの知名度を誇っているのが今回ご紹介する「金蘭食品」「金蘭油膏」(金蘭とろみ醬油)!この「金蘭油膏」が日本でも店頭に並ぶ日も近い?!おいしさの秘訣や金蘭油膏を使ったおいしい台湾料理のレシピも紹介します~!

「金蘭油膏」(金蘭とろみ醬油)ってどんな調味料?

「金蘭油膏」(金蘭とろみ醬油)を販売している「金蘭食品」は、1936年創業。日本の醸造技術を取り入れた醬油のブランドとしてスタートしました。その後、1958年にとあるきっかけから「醤油膏」(とろみ醬油) の開発をスタートしました。
画像提供:金蘭食品

画像提供:金蘭食品

醬油膏は醬油よりもとろみがあり、ほんのり甘みのある調味料で、中国の福建ではよく使われていたそうですが、当時台湾ではまだあまり馴染みのない調味料でした。金蘭食品の創業者 鍾さんが淡水の魚丸(魚肉つみれ)のお店にいつものように醬油を配達に行くと、お店の人から「魚丸にかける とろみのある醬油があればいいな」と、言われたことをきっかけに台湾で油膏の開発をすることにしたのです。

そして研究を重ね、できあがった「金蘭油膏」は、今や「金蘭食品」の代名詞ともいえる人気商品となり、台湾の醬油膏文化の先駆者ともなったのです。
とろみと甘みの秘訣はもち米!

とろみと甘みの秘訣はもち米!

「金蘭油膏」のとろみと甘みの秘訣はもち米!

自社醸造の醬油にもち米と秘伝の調味料を加えて作ります。甘みがあるので、自分で調味しなくてもそのまま使用できるのがポイントで、蛋餅(ダンビン)や餃子などの付けダレにぴったり!

台湾の朝ごはんに金蘭油膏アリ!というくらい、みんなに愛される台湾の国民的調味料なんです。
画像提供:金蘭食品

画像提供:金蘭食品

さらに、とろみがあるので食材によく絡むのが特徴!炒め料理の味付けに使っても、仕上げに金蘭油膏をサッと入れればOKなので、食材の食感を損なわず、さらに水分でべちゃッとすることもなく出来上がります。さらにとろみがあってつややかなので、料理の仕上がりに「しずる感」が加わり、さらにおいしそうに見えるんですよ!

海の食材にも、山の食材にもよく合う「金蘭油膏」は、島国台湾で根付き、今では台湾の食卓には欠かせない存在になっています。

画像提供:金蘭食品 画像提供:金蘭食品

画像提供:金蘭食品

桃園の本社から金蘭油膏たちとオートバイにのってナビのオフィスに来てくださった広報の楊さん。金蘭食品に勤めて10年だそうです。台湾ではキャリアアップのために数年で転職するのも珍しくないので、会社ではベテランさんなんじゃないかと思ったら、なんと金蘭食品ではまだまだひよっこなんだそう!金蘭食品の社員さんたちは、20年、30年と勤めている人たちばかりなので、10年選手はまだまだなんですって!それだけ社員さんたちにとっても居心地の良い会社で、社員さんたちも会社愛が強いということがよくわかりますね!

何が違うの?金蘭油膏 (キンランとろみ醬油)ブラザーズをご紹介~!

一口に金蘭油膏と言っても、実は色々な種類があるんです!(今回ナビも初めて知りました!) 料理によって使い分ければ、あなたも金蘭油膏ツウ?!になれちゃいますよ!
全部ちょっとずつ色が違う!!

全部ちょっとずつ色が違う!!

試しに全部の種類を同じお皿に出してみると、色の違いがよくわかります。どれも微妙に味わいや香りが異なったり、甘み、塩気の度合いが違ったり。使い方や好みに合わせて、お気に入りの金蘭油膏を見つけてみてくださいね!

金蘭油膏 (キンランとろみ醬油)
一番スタンダードな金蘭油膏

一番スタンダードな金蘭油膏

おなじみの一番スタンダードな金蘭油膏。金蘭油膏ビギナーさんはまずはこちらをGETしてみるといいですよ!

温野菜にかけたり、ゆでたお肉、魚介類にかけて食べるだけで台湾のあの味を再現できます!お好みでにんにくやショウガを加えてもおいしいです。
台湾では1瓶50元前後で販売しています。リーズナブルな価格で家庭の味方! 台湾では1瓶50元前後で販売しています。リーズナブルな価格で家庭の味方!

台湾では1瓶50元前後で販売しています。リーズナブルな価格で家庭の味方!


金蘭甘醇油膏 (キンラン甘口とろみ醬油)
金蘭甘醇油膏

金蘭甘醇油膏

スタンダードな金蘭油膏より少し糖度が高く作られています。付けダレとしてはもちろん、煮込み料理にもおすすめ。甘口を好むご家庭にぴったりです。

金蘭香辣油膏 (キンラン辛口とろみ醬油)
金蘭香辣油膏

金蘭香辣油膏

 
金蘭油膏に豆板醬を加えた、ピリ辛な味わい。スパイシーな味付けが好きな方はこちらをどうぞ。炒め料理のソースとしても。


甘露油膏 (甘露とろみ醬油)
甘露油膏

甘露油膏

キャベツエキスを加えて作った油膏。塩分も甘みも強めに作られているので、はっきりした味わいの料理に使うのがおすすめです。

金蘭香菇素蠔油 (キンラン椎茸ベジタリアンオイスターソース)
甘露香菇素蠔油 (甘露椎茸ベジタリアンオイスターソース)

金蘭香菇素蠔油(右)、甘露香菇素蠔油(左)

金蘭香菇素蠔油(右)、甘露香菇素蠔油(左)

牡蠣のエキスを加えて作るオイスターソースをしいたけを使って再現したベジタリアンの方もOKなオイスターソース風味の商品も作っています。貝類にアレルギーを持つ方でも使えるオイスターソース風調味料です。「甘露香菇素蠔油」の方が甘みと塩分が強めです。

親子油膏 (親子とろみ醬油)
親子油膏

親子油膏

金蘭油膏に出汁を加えた和風のソース。魚出汁がしっかり効いているので、このまま和風の煮物の味付けなどにも使えます。すきやきのタレや炊き込みご飯にも。

松露油膏 (トリュフとろみ醬油)
松露油膏

松露油膏

フランス産黒トリュフ、しいたけ、キャベツ、昆布を加えたちょっと贅沢な金蘭油膏。少し熱を加えるとさらに風味が増します。

金蘭油膏を使ったレシピをご紹介~!

金蘭油膏を使って、お家ごはんをぐっと本格的に!

金蘭油膏を使って、お家ごはんをぐっと本格的に!

金蘭油膏は付けダレ、かけダレとしてだけではなく、料理に使うのもおすすめです。とろみのあるソースはよく食材と絡み、素材のおいしさを引き出してくれます。さらに甘みもあるので、調味せずに炒め物などにも使えたりするのも便利なポイントですよ!

自家製「滷肉飯(ルーロー飯)」にも!
台湾B級グルメの代表格、今日本でもじわじわと人気が広がっている「滷肉飯(ルーロー飯)」を作るときにもぜひ金蘭油膏を使ってみてください!ぐっとおいしさが増して、本場の味に近づきますよ!

【滷肉飯(ルーロー飯)の作り方(2~4人分)

材料:
豚バラ肉 500g
玉ねぎ 120g

(お好みで)
ねぎ 15g
にんじんなどの野菜やきのこ類 90g
鷹の爪 10g

調味料:
金蘭油膏 大さじ3
うすくち醬油 大さじ1
トマトケチャップ 大さじ1
グラニュー糖 大さじ1
料理酒 大さじ3
水 200㏄
サラダ油 適量
①豚バラ肉を約2~3㎝角に切り、玉ねぎは薄切りにして横半分に切る。
(にんじんやその他お好みの具材は小さめに乱切りにする)

②フライパンにサラダ油を加えて、中火で豚バラ肉の両面が黄金色になるまで焼く。

③玉ねぎとその他お好みの具材を入れて軽く炒める。

④調味料類を全部入れて、弱火で約15分煮込む。また強火にして濃厚な肉汁が出てきたら完成。
ごはんにかけて召し上がれ。

金蘭油膏を使うと、肉に照り具合が増し、さらに食欲をそそる見た目になります。自家製ルーロー飯、ぜひお試しあれ♪

おうちごはんがワンランク上の味!トリュフ香る台湾風やきそば
金蘭油膏を使った焼きそばもいかが?トリュフ風味の油膏を使えば、とっても簡単でいつもの焼きそばをワンランク上の味わいに!

【台湾風やきそばの作り方】(1~2人分)

材料:
(お好みで)
キャベツやにんじん、たけのこ、きのこ類など 約250g

えびや豚肉など 約150g
ねぎ 約50g

調味料:
金蘭松露油膏(トリュフとろみ醬油) 大さじ2
(スタンダードな金蘭油膏でもOK)
グラニュー糖 小さじ1
胡椒 小さじ1/2
水 100㏄
サラダ油 大さじ2
①もし乾麺を利用する場合はあらかじめゆで、湯切りして準備しておく。

②野菜や豚肉はお好みの大きさにカット、エビは殻をむき、背ワタの処理をしておく。

③フライパンに大さじ2の油を入れ、野菜の具材と葱を炒める。

④豚肉やえびなどの具材を入れ、すべての調味料と水を加えて少し煮込む。

⑤麺を入れてソースと具材を絡めたら完成。


とろみのある金蘭油膏は食材によく絡むので、加熱時間がすくなくて済み、さらに具材の食感を損ないづらいのがメリット!

おかずにもおつまみにも!台湾風ピリ辛鶏肉「宮保雞丁」
金蘭油膏を使って台湾で人気の鶏肉料理の「宮保雞丁」にトライしてみるのはいかが?ピリ辛の金蘭香辣油膏を使えば、スパイシーな味付けも簡単!ごはんのおかずとしてはもちろん、おつまみにもおすすめの料理です。

【台湾風ピリ辛鶏肉炒め「宮保雞丁」の作り方】(1~2人分)

材料:
鶏肉 約300g
乾燥唐辛子 15g
ねぎ 1本
ピーナツ 約20g
すりおろししょうが 小さじ1
すりおろしにんにく 小さじ1
花椒粒 大さじ1
サラダ油 大さじ3

調味料:
【鶏肉にからめるたれ】※先に混ぜておく
うすくち醬油 大さじ1
卵 1/2個 (卵液にして使います)
片栗粉 小さじ1
水 大さじ2

【仕上げのたれ】※先に混ぜておく
金蘭香辣油膏(金蘭辛口とろみ醬油) 大さじ2
(スタンダードな金蘭油膏でもOK)
砂糖 大さじ1
酢 小さじ1
料理酒 小さじ1
ごま油 小さじ1/2
①ねぎは2㎝ほどの長さにカットする。鶏肉は3㎝角に切る。

②器に切った鶏肉を入れ、金蘭醬油、卵液、水、酢を混ぜた調味液を加えて、少し揉みこんでから15分~30分ほど寝かせて味をしみこませる。

③中火で熱したフライパンに大さじ3のサラダ油を加えて、調味液に漬けた鶏肉を入れる。1つ1つをばらしながら全体が黄金色になるまで焼けたら、一度鶏肉を取り出す。

④同じフライパンに花椒を入れ、弱火5~6分ほど熱して香りを出したら、ざるなどで花椒を濾しながら、花椒の香りがついた油を器に取り出す。

⑤作った花椒油をフライパンに戻し弱火で温めたら、乾燥唐辛子を入れて、唐辛子の表面が少し膨れ上がって来るまで炒める。唐辛子が香ばしくなったら、葱、しょうが、にんにくを加えて炒める。

⑥先ほど取り出した鶏肉を加えて、仕上げのたれも加え、中火で約2分、水分が飛ぶまで炒める。

⑦火を止め、ピーナッツを加え、混ぜあわせたら完成。

(唐辛子は辛み、香り付けのためで、通常は食べません)


ピリ辛の鶏肉炒めはご飯泥棒!箸が進みます。台湾の定番家庭料理をぜひ金蘭油膏を使って再現してみてください。

餃子のタレにもおすすめです~!

餃子のタレにもおすすめです~!

台湾では、餃子や蛋餅のつけだれ、玉子焼き、ピータン豆腐のソースにつかうのも定番。広報の黄さんのおすすめ料理は、炊き込みご飯!金蘭油膏を使って作ると、炊き上がりのご飯にツヤが増すんですって!

近い将来に日本でも金蘭油膏が売り場に並ぶ日が?!

台湾で愛される国民的調味料「金蘭油膏」(キンランとろみ醬油)!醤油膏文化を台湾で広めた先駆者でもありますが、現在は様々な食品メーカーが醤油膏販売にも参入していて、台湾国内でのシェアは大体30%ほどだそうです。それでもやっぱり「醤油膏と言えば金蘭!」は台湾っ子たちの胸に刻み込まれているはず。

台湾以外にも世界26か国にもすでに進出しており、世界にたった1つの金蘭醬油工場の桃園本社工場から世界中へ金蘭油膏ブラザーズが羽ばたいていっています。現在、金蘭食品では日本の皆様にもぜひ「金蘭油膏」(キンランとろみ醬油)を使っていただきたい!と、日本での販売方法を模索中。近い将来に日本でも金蘭油膏を手に入れることができるようになりそうです!
画像提供:金蘭食品

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ナビも台湾に来た時からお世話になっている「金蘭油膏」(キンランとろみ醬油)ですが、こんなに色々な種類があるとは知りませんでした……。台湾人スタッフたちも、「え~!ピリ辛バージョンもあるの~?!」、「トリュフ風味、初めて見た!」などと驚いていましたよ!

これからは台湾の食卓の要、金蘭油膏が日本でも手に入るようになるかもしれません。ぜひぜ金蘭食品おすすめのレシピを参考に、台湾の国民的調味料を楽しんでみてください!

以上、台北ナビがお届けしました。

記事登録日:2021-05-04

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2021-05-04

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