台湾東部の成功港で、カジキの競りに熱くなりました。

台湾東部に来たら、漁港スポットは欠かせません

こんにちは、台北ナビです。
成功港は、東部最大の漁港として有名ですが、その海岸線の美しさから、近年ここへ移り住む外国人が増えてきています。以前ここでイルカウォッチングに参加したナビですが、岸へ戻ってくるときに、海から見た成功港の情景を見て、港町の美しさを目の当たりにして、ああこれだったのか!と納得した次第。この景色、水彩画か油絵で描いたら、素晴らしいものになりそうです。
港にはカジキ漁の船ばかり 港にはカジキ漁の船ばかり

港にはカジキ漁の船ばかり

さて、古くは清の時代から漁民たちはここで生活をしていました。日本統治時代の1929年~1932年の間に東部最大の漁港へと完成し、新港と呼ばれるようになりました。
さて、今日は魚市場の競り(セリ)を見に来たのですが、14時ごろから始まるというカジキ競りにはまだ時間があるので、先に「海洋環境教室」へ入ってみました。

まずはカジキを知る

入りましょう

入りましょう

建物の2階はイルカウォッチングの受付場所

建物の2階はイルカウォッチングの受付場所

成功港近海の魚の種類に目を見張ります

成功港近海の魚の種類に目を見張ります

カジキは長い角があります

カジキは長い角があります

カジキ漁の人が履きます。ひらがなで「たび」と書かれていました

カジキ漁の人が履きます。ひらがなで「たび」と書かれていました

突き刺して回すそうです

突き刺して回すそうです

地元のカジキ達人の紹介

地元のカジキ達人の紹介

カギジの置物~

カギジの置物~

角などは、アクセサリーにもあるそうですね

角などは、アクセサリーにもあるそうですね

ここでは成功港の歴史から、近郊で獲れる魚の紹介などがパネルや模型で展示され、奥にはカジキ漁にまつわるストーリーがいっぱい詰まったコーナーがあります。カジキ漁には、鏢旗魚といういわゆる突きん棒漁が有名ですが、他にも延縄(はえなわ)漁、刺し網漁、定置網漁などがあります。
突きん棒漁は、日本統治時代に確立した漁法で、日本の千葉県から来られた方が伝授したそうです。今でも成功漁ではこの漁法が継続されていますが、本元の千葉県では漁業に携わる人たちの高齢化で、この漁法は少なくなってきていると成功港の方々が話してくださいました。
広場には実体験できる場所があります

広場には実体験できる場所があります

海を見れば、船は幾艘もあり

海を見れば、船は幾艘もあり

実際はこんなに高い~

実際はこんなに高い~

だれでもトライできますが、モリがかなり重いのです

だれでもトライできますが、モリがかなり重いのです

足はここに差し込みます、絶妙なバランス感覚と強い体力と相当な忍耐力が必要だと言われています

足はここに差し込みます、絶妙なバランス感覚と強い体力と相当な忍耐力が必要だと言われています

漁港には廟



台湾の海際の廟と言えば、媽祖廟が有名ですが、カジキの故郷である成功港にはカジキを祀った「萬善廟」があります。廟の手前には長さ3.6メートル、重さ200キロの木工の青いカジキ君がいます。毎年元宵節(旧暦1月15日)と旗魚(サジキ)祭には地元の青年たちが、カジキ漁の繁栄と大漁、漁民たちの安全を祈り、このカジキの神様をかついで、町を練り歩きます。ここは一般の観光客も自由に入ることができ、カジキ君の頭をなでれば賢くなり、お腹をさすれば漁船が満載に、尻尾を触ると撫でれば魚を逃さないなどの言い伝えがあるそうです。
奥にいらっしゃるのは媽祖様

奥にいらっしゃるのは媽祖様

頭をなでなで~

頭をなでなで~

漁船!

ここが魚市場

ここが魚市場

シイラ(鬼頭刀)がごろごろ

シイラ(鬼頭刀)がごろごろ

カジキの説明を受けて、廟まで歩き、さらに進んでいくと前方には漁船の形をした建物がありました。
「競り」はここで行われています。毎日13時ごろから小型魚の競りが始まり、14時くらいからカジキなどの大型魚の競りが始まります。ナビたちが着いた14時ごろは、もう船からカジキが引き揚げられ、男たちが集まって始められていました。

ここで捕獲できる主な漁は、カジキ、カツオ、シイラ(鬼頭刀)、マグロなど。漁獲量が多いのは毎年の3月~6月。台湾でいう太平洋から吹いてくる東北風の季節になると、カジキ漁が始まります。
シイラ(鬼頭刀)

シイラ(鬼頭刀)

カツオ

カツオ

マグロ

マグロ

市場内では、調理場もあり

市場内では、調理場もあり

カジキはすでに角を折られています カジキはすでに角を折られています

カジキはすでに角を折られています

輪の中へ

始まっていました!

始まっていました!

この日の競りを牛耳るのは、低い声がよく響く人。
仕切人の横には補助役が2人います。
すべて台湾語なので、ナビにはあまり意味が分かりませんでしたが、囲む人たちの新鮮なまなざしと相打ちに、不思議とこの場の虜になっていきました。
注目したいのは、買い付ける人たちは皆差し込み棒を持っていること。これをカジキのしっぽから約10センチのところに突き刺し、肉をこそぎ取ります。
その肉の色を見て、匂いをかぎ、そして口に運んだりもします。そこでやっと笑みがこぼれ、落とした、という意思表示のようなものがあるのです。
差し込み棒を刺します

差し込み棒を刺します

肉を観察中

肉を観察中

つぶしたりして、この後ニンマリしました

つぶしたりして、この後ニンマリしました

仕切人は、次のカジキの競りに入ります。
カジキ達人が仕切人になると、一目でカジキの価値がわかり、彼が100からというと鶴の一声で、そこから始まっていくそうです。
これだけの捕獲量ですから、そのさばいていく速さはあっという間。
その場の空気、熱気、真剣なまなざしや掛け声の中にいると、圧倒されますね。

周辺も楽しい

競りは毎日行われていて、ここは観光客も自由に観に来ることができます。
写真も撮れますが、作業している人たちの邪魔にならないように。
干し魚が売られていたり、屋台も出ているし、食堂もあるので、その場で新鮮な海鮮料理をいただくこともできますよ♪

以上、台北ナビでした。
ナビ一行は生魚は買って帰れないけど、干し魚はいいわよね、と大量買い込みました! ナビ一行は生魚は買って帰れないけど、干し魚はいいわよね、と大量買い込みました! ナビ一行は生魚は買って帰れないけど、干し魚はいいわよね、と大量買い込みました!
ナビ一行は生魚は買って帰れないけど、干し魚はいいわよね、と大量買い込みました! ナビ一行は生魚は買って帰れないけど、干し魚はいいわよね、と大量買い込みました! ナビ一行は生魚は買って帰れないけど、干し魚はいいわよね、と大量買い込みました!

ナビ一行は生魚は買って帰れないけど、干し魚はいいわよね、と大量買い込みました!

関連タグ:カジキカツオマグロ漁港イルカ刺身

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-11-17

ページTOPへ▲

関連記事

カジキに出会える台東県成功港へ

カジキに出会える台東県成功港へ

今日も大漁だ~♪

成功港(ホエ-ルウォッチング)(台東県)

成功港(ホエ-ルウォッチング)(台東県)

イルカの大群に遭遇!100匹くらい見ました!

成功鎮(台東県)

成功鎮(台東県)

モリを振りかざし海中のカジキを突く!伝統漁法を守り続ける港町を巡りました

その他の記事を見る