子供に優しい台湾には親子連れにうれしいお店がたくさんあります。台湾の親子と触れ合うのも楽しいカフェをまとめてご紹介!
こんにちは、台北ナビです。日本から近く、安くて美味しい料理がたくさんあって、親日家がいっぱいの台湾。日本人にとって魅力的なこの国は、小さいお子さんを持つご家庭にもピッタリの旅行先だと思います。
なんといっても台湾の人たちは子連れに優しい!この点は2歳児と台湾で暮らすナビが保証します。たいていどのお店に行ってもお子様歓迎。日本人だろうが言葉が通じなかろうが、関係なしに笑顔であやしてくれたり、サービスしてくれたりします。
そんな台湾ですから基本的にはどこに行っても大丈夫なのですが、やっぱり食事中やお茶の最中に子供が騒いでしまうと楽しめない…。そんなパパママに朗報!近頃台湾では子連れのために遊び場を設けたり、オモチャを用意してくれるいわゆる「親子カフェ」が次々にオープンしているんです。かわいいものが大好きな台湾の人たちが子供のために作ったお店は、男性オーナーが手がけていても、とってもラブリー!親はストレスなく食事やお茶ができて、子供もハッピーになれる親子カフェ、今回はナビおすすめのお店をご紹介します!
西洋アンティーク風カフェの2階に手作り感あふれる遊び場が!
ELLEN’S CAFÉ
台北市信義路四段395巷6弄8号
(02)2722-5555
営業時間:11:30~20:30(月曜定休)
プレイスペース横にテーブル席!
台北101を望む裏路地にあるカフェ。一見するとオシャレな西洋アンティーク風の外観で、子連れで入るのは憚られる雰囲気なんですが、なんと、2Fに6畳ほどのプレイスペースが!ミニカーに絵本、パズルにままごとセット、大きなぬいぐるみなどオモチャがいっぱい。壁にもお絵かきし放題。フロアマットが敷いてあり、子供たちは思い切り遊べます。プレイスペース横にテーブル席もあるので、パパママは遊ぶ子供を見ながら、ゆっくり食事ができちゃうんです。
もともとカフェをオープンするのが夢だったというオーナーは2人の小さな男の子のパパ。だから子連れの気持ちがよくわかるんですね~。奥さんと一緒に作ったプレイスペースは手作り感があってホッとする空間です。オーナーのお子さんもお店でご飯を食べて遊んでいることが多いので、台湾の親子と思わぬ交流ができるのも魅力。ヘルシーで美味しいものを提供することにこだわっているというメニューは、親子で安心して口にできるものばかりです。
ナビのお気に入りは迷迭香豬排というポークソテーのセットメニュー(300元)。迷迭香とはローズマリーのこと。タマネギベースのソースにローズマリーの香りが効いていて、さっぱりしてとても食べやすいんです。かわいい盛り付けもポイントですね。今回は生絞りオレンジジュースといただきましたが、セットのドリンクはもちろん、コーヒーなどカフェ類も充実しています。
さらにこのお店はお子様ランチ(180元)がすっごくかわいいんです!ご飯メニューとパスタメニューの2種類から選べるのですが、どちらも飛行機型のプレートに入っていて、野菜や果物も盛りだくさん。プリンとミルクがついてきます。男の子は中身より器に興味津々ですが、お味もなかなかですよ。
天井が高く、ソファー席もゆったり広め。遊びつかれた子供を寝かせるスペースにも困りません。とにかくゆっくり食事をしたいときにおすすめの一軒です。
台湾のオシャレ親子御用達!信義路沿いのハイセンスカフェ
Woolloomooloo
台北市信義路四段379号
(02)8789-0128
営業時間:月~木、日 8:00~24:00/金、土 8:00~25:00
ELLEN’S CAFÉのすぐ近くにもう一軒おすすめのお店があります。台北101のおひざ元・信義路沿いという立地にありながら、広々としたビルの2Fまでを贅沢に使ったカフェです。店内はビックリするほどスタイリッシュな内装。特に2階は照明も落としてあって大人の雰囲気ですが、このオシャレなカフェも子供のためのスペースやおもちゃを用意してくれているんです!デザイン性の高い木馬やミニカーはインテリアの一部のようですが、子供たちは自由に使えます。
カウンターとショーケースのある1Fはアットランダムにテーブルが置いてあり、ちょっとしたアスレチック気分。壁に数字やアルファベットのマグネットを貼って遊んだり、椅子をテーブルに見立ててお料理したり、使い方が決められていない分、自由に遊べるのがいいですね。
ふかふかの椅子はテーブルがわり?
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ケーキもおいしいのです
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ムーディーな2Fはベランダがプレイスペースになっています。ちょっとしたおもちゃや木馬があり、お友達の家のお庭という雰囲気。カウンター風にチェアも置いてあるので、大人はカウンターで信義路を眺めながら、優雅に子供を遊ばせられるという仕組み。涼しい時期がおすすめです。
食事メニューはパンとパスタが人気。子供が安心して食べられるよう、素材にこだわっています。特に天然酵母のパンにはファンも多く、日替わりスープとコーヒーがついたランチセット(今日湯+麺包+咖啡)は定番メニュー。ドリンクはラテなども選べます。同じく人気なのが、ミートパイ(肉派)。食欲旺盛な男児連れのナビは、ボリュームを考えこちらのパイをオーダーしました。ずっしりと重厚で食べ応え満点。中身はまるでビーフシチューのよう。しっかり煮込んだお肉は柔らかく、子供にも食べやすいです。ナビ友の間ではパスタメニューが人気ですが、九層塔(台湾バジル)の風味が苦手な方は避けたほうが無難だと思います。新鮮なフルーツを使ったタルトなど、スイーツもなかなかのお味。
台北101は外せない観光スポットですし、展望台へのエレベーターに子連れ優先があるなど実は親子に優しいスポット。子供がいるとお茶や食事もフードコートで済ませがちですが、こんなカフェならちょっとスペシャルな気分を味わえます。
所変わって今度は天母エリア。西洋人の多く住むオシャレな住宅街で、台北市内とはちょっと趣の違う町並みの中に、親子にオススメのお店があります。MRT「石牌」の駅からタクシーで10分という場所は決してアクセスがいいとはいえませんが、緑が多くて気持ちのいい場所です。
お店のドアノブが車のハンドルになっていて、ナビの息子はそれだけで目を輝かせていましたが、中に入るとさらにビックリ!どの席も本物サイズの車でできているんです。しかもAustin MINIというイギリスのクラシックカーが色違いで置いてあって、とってもかわいい!作り物にしてはよくできている・・・と思ったら、なんと車はすべて本物。縦や横に裁断してテーブルと組み合わせやすいようにシートを貼り付けているそうなんです。本物の車に思う存分触ることができて、子供たちは大喜びです。
有名人のサインがいっぱい!
実はこのお店、F4を生んだ台湾ドラマ「流星花園」のロケ地として使われていて、ドラマがヒットした当初はF4のファンで毎日ごった返していたんだとか。日本から30名の団体さんが来たこともあったそうです。騒ぎが収まった後も客足は途絶えず、今では親子連れに大人気。休日ともなると満席になることも多いので、予約は必須とのことでした。平日お店に常駐しているオーナーのお母さんは日本語が堪能なので、安心して電話してみてください。
食事は台湾風の洋食メニュー。パスタメインのセットメニューとステーキメインのセットメニューはサラダとスープ、ドリンクにデザートもついているのでお得。この日ナビはバジルのパスタを注文しました。ハムカツが乗っていてボリューム満点。子供と一緒でもセットメニューで十分お腹いっぱいになります。
店内は車でつくった座席の他にも遊び心あふれるアンティーク雑貨がいっぱい。どこで写真を撮っても絵になり、テーマパークのように楽しめます。天母は台北中心部から少し離れていますが、MRTで移動すれば30分以内でアクセスできますし、親子で滞在するには居心地のいいエリア。天母の静かなホテルでゆったりステイしつつ、こちらでお食事するのもおすすめです。