夜の台南を散策中のナビ。林百貨から台南駅方面へブラブラ歩いて行くと、煌びやかに輝く建物が。よーく見るとレトロな建物に、たくさんの提灯がぶら下がっています。
こちらは消防署。もともとは、昭和天皇の即位を記念して建てられた塔でした。のちに私設消防隊が結成されて、塔は火の見櫓の役目を担うように。さらに時を経て、消防と警察の合同庁舎となり、現在は台南市の消防局中正分隊として今なお現役。台湾に現存する数少ない日本統治時代の消防施設なんですって。
改修を経て、1998年には台南市の古跡として登録。当時のものとは姿を変えていますが、塔だって健在です。さらには、2019年に消防隊歴史博物館を併設してリニューアル。式典にはかつて私設消防隊に力添えした住吉秀松氏の子孫らも参加し、台南市に寄付までしてくれたんですと。
元宵節間近だったこの日は、ランタン祭りに併せて、台灣祀典武廟と合同でライトアップしていたのでした。
3回目となる今年は、台灣祀典武廟と併せて2500個を超える提灯が吊るされていました。(ちなみにこちらは翌日たまたま行った台灣祀典武廟の様子。提灯目当てでなかったため、まだライトアップ前なのでした……汗)
![]() ぐんまちゃん、台湾で出逢えるなんて!これは間違いなく、群馬キッズが描いた提灯でしょう。 |
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![]() これはドラミちゃんですよねー?下の祈願カードの文字を見ると、台湾キッズの作品かな? |
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![]() こちらは発想力がすごい!お手製の耳付きです。ピカ、ピカ、ピカチュウ~! |
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記事登録日:2023-02-09