【台湾芸術文化】台湾の画壇に大きな影響と衝撃を与えた「席德進」!その貴重な作品が台東・池上の「池上穀倉藝術館」で今日から展示されます!

美術専門家も素人も、見るとその世界に引き込まれる作品の数々が、台湾の一地方に集結。台湾の地方創生にもつながっている素晴らしい展覧です

台東・池上の「池上穀倉藝術館」は、地方創生に力を注ぐ台灣好基金會が運営している美術館です。台東の池上は台湾の米どころとして有名な小さな地方都市ですが、「池上穀倉藝術館」がこの土地に文化を根付かせてきました。

台東・池上の「池上穀倉藝術館」は、地方創生に力を注ぐ台灣好基金會が運営している美術館です。台東の池上は台湾の米どころとして有名な小さな地方都市ですが、「池上穀倉藝術館」がこの土地に文化を根付かせてきました。

そんな「池上穀倉藝術館」で本日より始まる『歷史就是我們自己ᴡᴇ ᴀʀᴇ ʜɪsᴛᴏʀʏ ─ 席德進特展』。ナビは一足先に観覧してきましたので、簡単にご紹介します!

そんな「池上穀倉藝術館」で本日より始まる『歷史就是我們自己ᴡᴇ ᴀʀᴇ ʜɪsᴛᴏʀʏ ─ 席德進特展』。ナビは一足先に観覧してきましたので、簡単にご紹介します!

台湾の経済などを支える人々が文化に協賛しています。今回も記者会見に藝術家の蔣勳氏、和碩聯合科技の童子賢董事長、國立臺灣美術館館長も兼ねる席德進基金會の梁永斐董事長、池上穀倉藝術館の梁正賢氏、池上鄉の張堯城鄉長などこの展覧に力を注いだ人々が集結しました!

台湾の経済などを支える人々が文化に協賛しています。今回も記者会見に藝術家の蔣勳氏、和碩聯合科技の童子賢董事長、國立臺灣美術館館長も兼ねる席德進基金會の梁永斐董事長、池上穀倉藝術館の梁正賢氏、池上鄉の張堯城鄉長などこの展覧に力を注いだ人々が集結しました!

入口から入ると「席德進」の年表が写真とともに詳しく紹介されています。1923年四川に生まれ、1948年に台湾の嘉義へ渡ってきた「席德進」。

入口から入ると「席德進」の年表が写真とともに詳しく紹介されています。1923年四川に生まれ、1948年に台湾の嘉義へ渡ってきた「席德進」。

実は台湾へ来た理由のひとつが勧められた婚姻から逃げてきたというようなことも書かれていて、彼の人生が詳細すぎるほど書かれています。

実は台湾へ来た理由のひとつが勧められた婚姻から逃げてきたというようなことも書かれていて、彼の人生が詳細すぎるほど書かれています。

ナビは幸運にもキュレーターの谷浩宇氏自ら案内をしてくださりましたが、ガイドがなくても、この年表を見てから、作品を見るとより一層深く感じ入ることができます。 ナビは幸運にもキュレーターの谷浩宇氏自ら案内をしてくださりましたが、ガイドがなくても、この年表を見てから、作品を見るとより一層深く感じ入ることができます。 ナビは幸運にもキュレーターの谷浩宇氏自ら案内をしてくださりましたが、ガイドがなくても、この年表を見てから、作品を見るとより一層深く感じ入ることができます。

ナビは幸運にもキュレーターの谷浩宇氏自ら案内をしてくださりましたが、ガイドがなくても、この年表を見てから、作品を見るとより一層深く感じ入ることができます。

「席德進」の展覧は前後半に分かれ、半年かけて開催されます。今期の展覧は、國立台灣美術館、 國立歷史博物館から借りたもの、次期は「傳奇(伝奇)」と名付けられ、個人が集めた作品を中心に展示します。

「席德進」の展覧は前後半に分かれ、半年かけて開催されます。今期の展覧は、國立台灣美術館、 國立歷史博物館から借りたもの、次期は「傳奇(伝奇)」と名付けられ、個人が集めた作品を中心に展示します。

今回展示されている作品の多くが、「人」を描いたもので、自画像もあります。

今回展示されている作品の多くが、「人」を描いたもので、自画像もあります。

「席德進」の作品は年代に沿って見てみると、手法がどんどん変わっていることが感じられます。それは様々な人の影響を受け、柔軟に自分の作品に取り入れていったことのあらわれです。

「席德進」の作品は年代に沿って見てみると、手法がどんどん変わっていることが感じられます。それは様々な人の影響を受け、柔軟に自分の作品に取り入れていったことのあらわれです。

オススメはこの『翁祖亮像』から右手に見ていくこと!左の写真を見ながら描いた人物像は、写真以上に目に力が宿っているように感じます。<br>《翁祖亮像》1948, 油彩、畫布, 46.5x39cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

オススメはこの『翁祖亮像』から右手に見ていくこと!左の写真を見ながら描いた人物像は、写真以上に目に力が宿っているように感じます。
《翁祖亮像》1948, 油彩、畫布, 46.5x39cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

『抽菸女子』には衝撃を受けました!この絵がなければ1970年にこんな前衛的な女性が台湾にいたとは想像できないのでしょうか?<br>《抽菸女子》1970, 油彩、畫布, 91.7x73cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

『抽菸女子』には衝撃を受けました!この絵がなければ1970年にこんな前衛的な女性が台湾にいたとは想像できないのでしょうか?
《抽菸女子》1970, 油彩、畫布, 91.7x73cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

人物画を見ていると絵に描かれた人が自分を見つめてきていると錯覚してしまうほどの目力に驚くはずです。<br>《菲律濱漁夫》1975, 油彩、畫布, 101.5x76cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

人物画を見ていると絵に描かれた人が自分を見つめてきていると錯覚してしまうほどの目力に驚くはずです。
《菲律濱漁夫》1975, 油彩、畫布, 101.5x76cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

書道を学んでからは、絵の中にその要素もプラスしていきます。<br>(左)《木棉花》1975, 水彩、紙本, 99.7x68.5cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館 (右)《君自故鄉來》, 水墨、紙本,69.3x128.2cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

書道を学んでからは、絵の中にその要素もプラスしていきます。
(左)《木棉花》1975, 水彩、紙本, 99.7x68.5cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館 (右)《君自故鄉來》, 水墨、紙本,69.3x128.2cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

抽象画にも挑戦していますよ!<br>《抽象畫(編號 29)》1957,油彩、畫布, 53x65cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

抽象画にも挑戦していますよ!
《抽象畫(編號 29)》1957,油彩、畫布, 53x65cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

ヨーロッパで生活していた頃の作品も飾られています。「席德進」が描いたフランスのエッフェル塔はエレガントな中に温かみが感じられる気がします。この水彩画は表紙に使われました。<br>《巴黎鐵塔》1963, 水彩、紙本, 48x64cm 收藏單位 / 國立歷史博物館

ヨーロッパで生活していた頃の作品も飾られています。「席德進」が描いたフランスのエッフェル塔はエレガントな中に温かみが感じられる気がします。この水彩画は表紙に使われました。
《巴黎鐵塔》1963, 水彩、紙本, 48x64cm 收藏單位 / 國立歷史博物館

見ると台湾の風景だなと感じるこれらの作品は、どれも台湾のじめっとした湿度を表現しているためか、すべて水墨画だと思われがちですが、イギリスの水彩紙とフランスの水彩顔料を使用して描かれたものもあるんですよ。画期的な作品が次々と生まれていったんですね!

見ると台湾の風景だなと感じるこれらの作品は、どれも台湾のじめっとした湿度を表現しているためか、すべて水墨画だと思われがちですが、イギリスの水彩紙とフランスの水彩顔料を使用して描かれたものもあるんですよ。画期的な作品が次々と生まれていったんですね!

個人的に見入ったのが、50歳になった時に描いたというこの作品。自分を、見ている人を抱きしめるような姿です。色使いの巧みさ、そして生命が目に宿っていると感じる目力に引き込まれます!<br>《自畫像》1971, 粉彩、紙本, 47x64cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

個人的に見入ったのが、50歳になった時に描いたというこの作品。自分を、見ている人を抱きしめるような姿です。色使いの巧みさ、そして生命が目に宿っていると感じる目力に引き込まれます!
《自畫像》1971, 粉彩、紙本, 47x64cm 收藏單位 / 國立臺灣美術館

この小さなエリアには、「席德進」に関する資料などが飾られています。

この小さなエリアには、「席德進」に関する資料などが飾られています。

田んぼの真ん中で裸で映る写真などもあって、自分をさらけだし、自分に正直に生きた「席德進」らしい写真や新聞、作品が展示されていますよ! 田んぼの真ん中で裸で映る写真などもあって、自分をさらけだし、自分に正直に生きた「席德進」らしい写真や新聞、作品が展示されていますよ! 田んぼの真ん中で裸で映る写真などもあって、自分をさらけだし、自分に正直に生きた「席德進」らしい写真や新聞、作品が展示されていますよ!

田んぼの真ん中で裸で映る写真などもあって、自分をさらけだし、自分に正直に生きた「席德進」らしい写真や新聞、作品が展示されていますよ!

ひとつの時代に留まらず、色んな人の影響を受けてどんどん変化していく「席德進」の作品を見ていると、今回の展覧名である『歷史就是我們自己(歴史は我々のものである)』がすっと心に入っていきます。ちなみにこの言葉は「席德進」が1970年代に書き記したものです。

ひとつの時代に留まらず、色んな人の影響を受けてどんどん変化していく「席德進」の作品を見ていると、今回の展覧名である『歷史就是我們自己(歴史は我々のものである)』がすっと心に入っていきます。ちなみにこの言葉は「席德進」が1970年代に書き記したものです。

台湾人でも美術を学んでいなければ「席德進」を知っている人は少ないそうですが、そんな人でも一度「席德進」の絵に触れれば、その世界に引き込まれてしまいます。ナビもそんな一人。絵のことなんてわからないし……という方でもきっと満足できますよ!台湾にお住まいの方は是非足を運んでみてくださいね。

台湾人でも美術を学んでいなければ「席德進」を知っている人は少ないそうですが、そんな人でも一度「席德進」の絵に触れれば、その世界に引き込まれてしまいます。ナビもそんな一人。絵のことなんてわからないし……という方でもきっと満足できますよ!台湾にお住まいの方は是非足を運んでみてくださいね。

歷史就是我們自己ᴡᴇ ᴀʀᴇ ʜɪsᴛᴏʀʏ ─ 席德進特展

《青年頭像》1956, 炭筆、紙本, 62x49cm 收藏單位 / 國立歷史博物館

《青年頭像》1956, 炭筆、紙本, 62x49cm 收藏單位 / 國立歷史博物館

【台湾芸術文化】台湾の画壇に大きな影響と衝撃を与えた「席德進」!その貴重な作品が台東・池上の「池上穀倉藝術館」で今日から展示されます! 席德進 席徳進 池上穀倉藝術館 池上穀倉芸術館 台東 池上 台湾芸術 画家 地方創生 台灣好基金會 台灣好 台湾好基金會 台湾好 台湾旅行台東旅行
展覧時間:2021/09/10(金)~2021/12/12(日)
休み:月・火曜日
展覧場所:池上穀倉藝術館(台東縣池上鄉中西三路6號)
アクセス:台鉄「池上」駅から徒歩6~8分
チケット代:大人50元、優待券20元(学生、65歳以上)
連絡先:089-862089/artchishang.c@gmail.com


主辦:台灣好基金會、復華投信
首席贊助:和碩聯合科技
贊助:富邦產險
借展:國立台灣美術館、國立歷史博物館
特別感謝:席德進基金會、印刻雜誌出版

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-09-10

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