2/28~3/20&3/5~3/14 「第16回大阪アジアン映画祭(OAFF2021)」

2021年3月5日~14日にスクリーン上映、2月28日~3月20日に「大阪アジアン映画祭オンライン座」 として過去の上映作品をオンラインで上映!

16回目を迎える今年度も、暉峻創三プログラミング・ディレクターの下、本映画祭の中核となるコンペティション部門、気鋭の作家によるインディペンデント作品を上映するインディ・フォーラム部門、そして特集企画など、より豊かで質の高いアジア映画を選定し、上映します。

なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年実施していた、監督や俳優などの作品関係者を招いてのトークやサイン会などの交流の場については中止しますが、過去に大阪アジアン映画祭で上映された作品を「大阪アジアン・オンライン座」としてオンライン上映し、コロナ禍で映画鑑賞を取り巻く状況が変化するなか、より幅広い層に対して映画文化およびアジア映画の魅力を伝えてくれます!

第16回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2021)

テーマ:大阪発。日本全国、そしてアジアへ!
実施期間:スクリーン上映:2021年3月5日(金)~14日(日)
大阪アジアン・オンライン座:2021年2月28日(日)~3月20日(土)
主催:大阪映像文化振興事業実行委員会

https://www.oaff.jp/2021/ja/index.html

上映作品の中から台北ナビでは『台湾』にフォーカスを当て、上映予定の映画をご紹介します!

コンペティション部門とは……

本映画祭の中核となる部門。ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画を上映します。審査委員(3〜5名予定)により、グランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞等が選定されます。

ホテル・アイリス(Hotel Iris/艾莉絲旅館)

(c) 長谷工作室

(c) 長谷工作室

世界初上映 2021年/日本・台湾/100分
配給:リアリーライクフィルムズ

監督:奥原浩志
出演:永瀨正敏、ルーシア(陸夏)、菜葉菜、寛一郎、リー・カンション(李康生)、マー・ジーシアン(馬志翔)、
寂れた海沿いのリゾート地──そこで日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝っているマリは、ある日階上で響き渡る女の悲鳴を聞く。赤いキャミソールのその女は、男の罵声と暴力から逃れようと取り乱している。マリは茫然自失で、ただならぬその状況を静観している。一方で、男の振る舞いに激しく惹かれているもう一人の自分がいて、無意識の中の何かが覚醒していくことにも気づき始めていた。

男は、ロシア文学の翻訳家で、小舟で少し渡った孤島で独りで暮らしているという。住人たちは、彼が過去に起きた殺人事件の真犯人ではないかと、まことしやかに噂した。またマリも、台湾人の父親が不慮の事故死を遂げた過去を持ち、そのオブセッションから立ち直れずにいた。

男とマリの奇妙な巡り合わせは、二人の人生を大きく揺さぶり始める。

ロッテルダムや釜山などの国際映画祭で受賞歴のある『黒四角』の奥原浩志監督最新作。小川洋子が禁断のエロスを描写した同名小説を、舞台を台湾の架空の島に変え、国際的キャストで大胆に映画化した問題作。

3/9 (火)18:20 ABCホール
3/10 (水)16:00シネ・リーブル梅田3

インディ・フォーラム部門とは……

斬新で挑戦的な作品を紹介するインディ・フォーラム部門。気鋭の監督による10作品を上映します。新しい才能の出現にご注目ください。なお、本部門で上映される日本映画を対象にニューヨークのジャパン・ソサエティーよりJAPAN CUTS Awardが授与されます。

緑の牢獄(Green Jail/綠色牢籠)

(c) Moolin Films, Ltd./ Moolin Production, Co., Ltd.

(c) Moolin Films, Ltd./ Moolin Production, Co., Ltd.

世界初上映 2021年/日本・台湾・フランス/101分
配給:ムーリンプロダクション、シグロ

監督:黄インイク(黃胤毓)
出演:橋間良子、木村洋彦
緑のジャングルに囲まれ「秘境」と呼ばれる沖縄県西表島。島には人知れず眠る巨大な「炭鉱」があった。廃坑を無秩序に覆う緑、そこを住処とするイノシシの群れ、そして廃坑を見つめる90歳の老女――橋間良子。10歳で父に台湾から連れられ、人生のほとんどをこの島で過ごした彼女は、たった一人で誰もいない家を守る。

なぜ彼女はただ一人、島に残り続けるのか。そして隣に間借りする謎のアメリカ人青年。美しくもどこか暗さを残すかつての炭鉱たち。現在の映像に加えて、歴史アーカイブ、そして再現映像を交えて彼女が人生最期に放つ静かな輝きを描き出す。

3/6 (土)16:25 シネ・リーブル梅田3

特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》とは……

台湾文化部、台北駐日經濟文化代表處 台湾文化センターにご協力いただき、台湾クラシック映画の貴重なデジタル・リマスター版から、活況を呈する台湾映画の『今』を感じることのできる作品まで、幅広く特集します。

※「緑の牢獄」はインディ・フォーラム部門、「ホテル・アイリス」はコンペティション部門の説明をご参照ください。

人として生まれる(Born to be Human/生而為人)

世界初上映 2021年/台湾/105分
監督:リリー・ニー(倪曜)
出演:リー・リンウェイ(李玲葦)、ベラ・チェン(陳雪甄)、イン・ジャオトー(尹昭德)、リー・シュアン(李璇)
2008年、台湾・基隆の中学校に通う、ちょっと気弱でゲーム好きな少年シーナンの身に異変が起きる。度重なる血尿と貧血。膀胱癌を恐れつつ息子を病院に連れて行った両親に告げられた病名は、「性分化疾患」――シーナンは一つの身体に男性と女性、二つの生殖機能を持って生まれていたのだ。性染色体検査の結果、主治医は「性別適合手術を受け、女性として生きるべき」とシーナンの両親に伝えるが……。

OAFF2020で上映されたフィリピン映画『メタモルフォシス』に続き、再び性分化疾患にフォーカスした作品が台湾から登場。LGBTQsを題材にした映画作品が比較的多い台湾だが、この難しいテーマに正面から挑んだ作品はほとんどないだろう。

監督のリリー・ニーはアメリカで映画を勉強し、今回が長編劇映画デビュー。重く暗くなりそうな内容を、独特の軽みでさらりと表現する演出力に驚嘆するが、本作で最も注目すべきは主演のリー・リンウェイ。少年から少女へ、精神と肉体がアンバランスに変化していく難役を、舞台で培った圧倒的な演技力で表現している。彼女はNetflixで世界配信されているドラマ版『返校』に主演しているが、映画界ではまだ新人。未来の台湾映画界を支えるであろう才能の誕生を見届けたい。(杉山亮一)

3/11(木)18:15 ABCホール
3/14(日)13:00 梅田ブルク7:シアター7

逃出立法院(Get the Hell Out/逃出立法院)

(c)Greener Grass Production Co., Ltd.

(c)Greener Grass Production Co., Ltd.

日本初上映 2020年|台湾|96分
監督:ワン・イーファン(王逸帆)
出演:ハー・ハオチェン(禾浩辰)、メーガン・ライ(赖雅妍)、トゥオ・ツォンホア(庹宗華)、ワン・チョンホアン(王中皇)、フランチェスカ・カオ(高慧君)
日本の国会にあたる台湾の立法機関=立法院では、化学工場の建設をめぐる審議が紛糾していた。補欠選挙で当選した若手人気立法委員(議員)ワン・ヨウウェイと、彼の秘書である武闘派美女ション・インインが見つめる中、壇上に上がった台湾総統が突如ゾンビ化。議場内は阿鼻叫喚の地獄絵図と化していく。続々とゾンビが増殖する血まみれの立法院から、ワン・ヨウウェイとション・インインは脱出できるのか?!

ギャングとオスカー、そして生ける屍』(OAFF2020)に続いて、勢いを増しつつある台湾ゾンビが今年も大阪に襲来。短編『伏魔殿』(OAFF2020)で注目されたワン・イーファン監督の長編デビューとなる本作でも、その暴力的かつダイナミックな映像美と手に汗握るカッティングは健在。とくに注目いただきたいのが、プロレス民度の高い台湾ならではの「プロレス技を大胆にフィーチャーした」ケレン味溢れる対ゾンビ戦で、その新感覚のアクション演出は、台湾のアカデミー賞と呼ばれる金馬奨の最優秀アクション賞を受賞している。主役を演じた、『花椒の味』(OAFF2020)のメーガン・ライ、『悲しみより、もっと悲しい物語』(OAFF2019)のハー・ハオチェンは、ギデンズ・コー(九把刀)がプロデュースした『等一個人珈琲』(2014)以来の共演で、息の合ったコンビネーションも見逃せないところ。(杉山亮一)

3/8(月)12:00 シネ・リーブル梅田4
3/12(金)18:15 ABCホール

草原の焔(Green Grass, Pale Fire/草地火)

世界初上映 2021年/台湾・日本/21分
配給:ムーリンプロダクション

監督:黄インイク(黃胤毓)
出演:アトム・ライ(賴建宇)、フェリス・チェン(陳凱勛)、リー・グオチアン(李國強)
(c) Moolin Films, Ltd./ Moolin Production, Co., Ltd.

(c) Moolin Films, Ltd./ Moolin Production, Co., Ltd.

1935年、西表島。軍需拡大で活況を取り戻した日本の石炭産業は、西表炭坑で大規模な採掘作業を続けていた。鉱夫たちの中には外国人も含まれていたのだが、劣悪な労働環境とマラリアの蔓延から、脱走する人々(八重山の方言で『ピンギヌム』)も少なくなかったという。その夜も、3人の台湾出身のピンギヌムが、島から出る密航船を目指してジャングルを進んでいた。焚き火を囲んでのひと休み、緊張の糸がほぐれた3人のすぐ近くまで追手が迫っていることを、彼らはまだ知らない。

OAFF2017で上映された『海の彼方』を皮切りに「八重山諸島の台湾移民」を描き続ける黄インイク監督。今回はかつて“緑の牢獄”と称された西表炭鉱にフォーカスし、その史実をOAFF2021で上映される2本の作品で解きほぐしている。1本は前作同様の長編ドキュメンタリー『緑の牢獄』、そしてもう1本が短編劇映画として完成した本作である。ドキュメンタリーでは描ききれなかった、当時の青年炭鉱夫の抑圧と焦燥、そして絶望を、フィクションの力でよりリアルに活写する黄監督のたくらみを堪能したい。時空と精神世界が交錯する難役を見事に演じきった主演のアトム・ライは、短編映画やミュージックビデオで活躍する若手俳優である。(杉山亮一)

3/6(土)18:45 シネ・リーブル梅田4
3/11(木)16:15 シネ・リーブル梅田3

※プログラム《短編A》『Talker』『にじいろトリップ』と併映

愛・殺(Wrath of Desire/愛‧殺)

日本初上映 2021年/台湾/118分

監督:ゼロ・チョウ(周美玲)
出演:ピース・ヤン(陽靚)、ウォン・チアウェイ(翁嘉薇)、シュー・ユーティン(徐宇霆)、ホァン・シャンホー(黃尚禾)、チェン・イーチュン(陳俋君)
検察官のイージエ(ウォン・チアウェイ)は一夜の過ちで、過失致死事件の被疑者シャオフォン(ピース・ヤン)と体の関係を持ってしまう。シャオフォンは起訴され懲役刑を宣告されるが、刑務所からイージエに手紙を書き続ける。しかし、信心深いカトリック教徒のイージエは罪の意識にとらわれ、シャオフォンを忘れようと、モンイェ(シュー・ユーティン)という若い男性と結婚。シャオフォンが出所した時、3人はいびつな三角関係に陥っていく。

オープンリー・レズビアンの映画監督として『Tattoo-刺青』(2007)や『花様 ~たゆたう想い~』(2012)などのクィア映画を手がけてきたゼロ・チョウ監督が、暴力的なまでに激しい女性同士の性愛を描いた野心作。時間軸が交錯するストーリーラインや、随所に取り入れられた前衛的な舞踏で、人間の秘められた欲望や激情を巧みに表現している。髪を50センチ切り、タトゥーを身にまとったピース・ヤンのアンドロジナスな魅力にも注目。

チョウ監督は近年、台湾のLGBTQコンテンツ配信プラットフォームGagaOOLalaのオリジナル作品として映画とドラマを立て続けに3作発表しており、本作がその4作目となる。(今井祥子)

3/10(水)15:30 ABCホール
3/14(日)9:50 シネ・リーブル梅田4

オンライン上映作品【大阪アジアン・オンライン座】《Theater OAFF2021》

第16回大阪アジアン映画祭(OAFF2021)入選作品のうち、特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》のクラシック作品2作をオンライン上映します。

期間:3月14日(日)21:00〜(48時間限定配信(予定))
料金:1作品1,300円



作品によって、視聴可能国が設定されています。日本国内からは全作品視聴可能ですが、VPNなどで国外のIPアドレスを使用されている場合は視聴できません。必ずご自身がおられる国のIPアドレスでご視聴ください。
※『WHOLE』『レイのために』は 全世界で視聴可能、その他の作品については日本国内からのみ視聴可能


詳しくは以下リンクよりご確認ください。
https://www.oaff.jp/2021/ja/stream/index.html

関公VSエイリアン(デジタル・リマスター版)(Gwan Gung Vs. Aliens)

関公VSエイリアン(デジタル・リマスター版)(Gwan Gung Vs. Aliens [Digitally Remastered]/關公大戰外星人)

海外初上映 1976年/台湾/88分

監督:チェン・ホンミン(陳洪民)
出演:グー・ミンルン(谷名倫)、チェン・ヨウシン(陳又新)、タン・チン(唐沁)、シエ・リンリン(謝玲玲)
完璧な関羽像を彫り上げることに人生を捧げてきた彫刻家のチャオ。「今彫っている関羽像が完成する時、そこには人智を超えた霊力が宿る」とチャオは言うが、科学者である息子のチャオチュンはそんな父を全く理解できない。しかしある日突然、天変地異が次々に香港の街を襲い、UFOに乗って宇宙人が襲来する。逃げ惑う人々、破壊される街並み。チャオチュンら科学者たちが開発した武器も、遥かに強大な力を持つ宇宙人を前に全く歯が立たない。大混乱の中、人々を救ってくれるよう関羽像に祈るチャオ。すると関羽像が不思議な霊力を発揮して……。

中華圏の映画界や映画ファンの間で「伝説のカルトSF映画」として長らく語り継がれてきた『戰神』(台湾/1976)。その版権を2010年に香港の奇才パン・ホーチョン監督が購入し、デジタル修復した。当時のネガフィルムやプリントがほぼ消失しており、修復作業は難航したが、2020年の台湾金馬影展にて『關公大戰外星人』として完成版が上映された。なお、特撮監督を「ウルトラマン」シリーズを手がけた円谷プロの高野宏一氏が務めている点にも注目したい。巨大関羽が青龍偃月刀を振り回して地球を救うシュールな痛快さがたまらない、カルト映画好き必見の作品。(齋藤真由美)

チマキ売り(デジタル・リマスター版)(The Rice Dumpling Vendors)

チマキ売り(デジタル・リマスター版)(The Rice Dumpling Vendors [Digitally Remastered]/燒肉粽)

日本初上映 1969年/台湾/83分

監督:シン・チー(辛奇)
出演:ヤン・ミン(陽明)、ジン・メイ(金玫)、ジン・トゥー(金塗)、ダイ・ペイシャン(戴佩珊)、スー・ジュー(素珠)
台北で裕福な暮らしをしていたチービンは、策略にはまって転落の道を歩むことに。妻と別れ、豪邸を手放すも、3人の子供を育てるために孤軍奮闘するチービンだったが、不幸は連鎖する。仕事中に腕を負傷し、入院することになった父を助けるべく、長女シウグァンは深夜の“チマキ売り”を、長男ホンブンは靴磨きをして、幼い妹シウツーのミルク代を稼ごうとするのだが……。

台湾のフィルムアーカイブ國家電影中心によって、2017年に2Kデジタル・リマスターされた本作。オリジナルは1969年に公開された台湾語映画の古典で、日本で映画を学んだヒットメーカーのシン・チー監督の手練れの演出と、ヤン・ミン&ジン・メイらスター俳優の号泣必至の熱演で大ヒットを記録した。ちなみにヤン・ミンはその後、本名のツァイ・ヤンミン(蔡揚名)として監督デビューし、数々の名作を生み出した。『流星花園~花より男子~』で知られるツァイ・ユエシュン(蔡岳勳)監督は彼の実子である。一度聴いたらサビが頭から離れない主題歌「燒肉粽」は、多くの歌手が歌い継ぐ台湾語歌謡で、シウグァンが健気にチマキを売るシーンのバックに流れるメロウなバージョンは、日本でも人気のあった女性歌手サラ・チェン(陳淑樺)が11歳の頃に歌ったもの。2019年にはインスパイア続編ともいうべき短編映画『燒肉粽2019』が製作された。(杉山亮一)

オンライン上映作品【大阪アジアン・オンライン座】《Theater ONE》

過去に大阪アジアン映画祭で好評を博した作品を中心に7作品を上映します。

期間:2月28日(日)〜3月20日(土)
料金:長編1作品1,000円、短編1作品500円、「Theater ONE PASS」(Theater ONEの全作品を視聴できるお得なパス)3,000円


作品によって、視聴可能国が設定されています。日本国内からは全作品視聴可能ですが、VPNなどで国外のIPアドレスを使用されている場合は視聴できません。必ずご自身がおられる国のIPアドレスでご視聴ください。
※『WHOLE』『レイのために』は 全世界で視聴可能、その他の作品については日本国内からのみ視聴可能 。

詳しくは以下リンクよりご確認ください。
https://www.oaff.jp/2021/ja/stream/index.html

亮亮と墳子(Babe's Not Alone/亮亮與噴子)

第13回大阪アジアン映画祭 (OAFF2018)/特集企画《台湾:電影ルネッサンス2018》
2017年/台湾/30分(短編)

監督:リー・イーシャン(李宜珊)
出演:エンジェル・リー(李雪)、チェン・イェンシー(陳彥希)、リウ・インシャン(劉引商)、ウー・ホンシウ(吳宏修)
今日はリャン(亮)の18歳の誕生日。でも、みんなそれを忘れているようだ。母にも兄の赤ちゃんの子守を押しつけられた。こんなのおかしい!毎日家族を助けるために働き、ハンサムな若い警官とのデートまでおじゃんになりかけているなんて。腹を立てたリャンは自由になるための策を考える。

2017年の金馬奨で最優秀短編賞に輝いた、パワフルで繊細な一篇。

小死亡(La Petite Mort/小死亡)

第14回大阪アジアン映画祭(OAFF2019)/特集企画《台湾:電影ルネッサンス2019》
2018年/台湾/17分(短編)


監督:イヴェット・チョウ(周良柔)
出演:ルー・イーチン(陸弈静)、チュアン・イーツェン(荘益増)、パン・イールー(潘奕如)、グォ・ファン(葛凡)、リン・スン・ユーハ(林孫煜豪)
深夜のトイレ清掃のアルバイトに就いたアーシャンは、バーの若い常連客との出会いにより、自分の人生、結婚生活、家族の価値観を問い直すことになる。台湾の人気女優グイ・ルンメイ(桂綸鎂)がプロデュースした新鋭イヴェット・チョウ監督の短編。ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)作品のミューズ、ルー・イーチン(陸奕静)を主演に迎え、中年女性の性的欲望と解放を語る。タイトルの『小死亡』はオーガズムを意味し、台湾では成人指定で上映された。

台湾南部・高雄の汚染された臨海工業地域に住む中年女性アーシャン。夫が工場を解雇され、義母が介護施設に入り、娘が仕事を探しに台北へ行った今、彼女は一人でいくつもの仕事を掛け持ちして家計を支えている。深夜のトイレ清掃のアルバイトに就いたアーシャンは、バーの若い常連客との出会いにより、自分の人生、結婚生活、家族の価値観を問い直すことになる。家族への責任を果たそうとする一方で、彼女の心には外の世界に出て人生を変えたいという欲求が募っていくが……。
今年はオンライン上映もあるので、関西以外にお住いの方も楽しむことができます!「おうちで台湾」を感じてくださいね。

以上、台北ナビがお届けしました。

画像・情報提供:第16回大阪アジアン映画祭運営事務局

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2021-02-23

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