3/6~15 「第15回大阪アジアン映画祭」開催

23カ国・地域から過去最多タイの58作品を上映!台湾からは8作が出品されます!

「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマにお届けする大阪アジアン映画祭。すっかりお馴染みのイベントになりましたが、節目の15回目となる2020年は3月6~15日の日程で開催が決まりました!上映作品ラインナップも決定しましたよ!

作品本数は過去最多タイの58作品。また、作品の制作国・地域も過去最高の23!さらにパワーアップした大阪アジアン映画祭から目が離せません!もちろん、恒例となった台湾映画の「今」を紹介する特集「台湾:電影ルネッサンス2020」も組まれていますよ!

台北ナビでは、同映画祭に出品される台湾映画と関連作品をご紹介します!

概要

第15回大阪アジアン映画祭
会期:3月6日(金)~15日(日)
会場:ABCホール、シネ・リーブル梅田、梅田ブルク7ほか
チケット発売:2月23日(日)から
ABCホール、シネ・リーブル梅田上映分→全国のぴあ店舗、セブン‐イレブン
梅田ブルク7上映分→KINEZO及び劇場窓口
前売券:1,300円
当日券:1,500円
青春22切符:22歳までの方、当日券500円

【オープニング作品】夕霧花園(原題)(The Garden of Evening Mists)

(c)2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT  ALL RIGHTS RESERVEDC

(c)2019 ASTRO SHAW, HBO ASIA, FINAS, CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVEDC

2019年|マレーシア|120分
監督:トム・リン(林書宇)

出演:リー・シンジエ(李心潔) 阿部寛 シルヴィア・チャン(張艾嘉)

上映:3月6日(金)梅田ブルク7

作品解説:第二次世界大戦後、再びイギリスの植民地となったマラヤ(現マレーシア)では、独立をめぐり不穏な情勢が続いていた。ユンリン(リー・シンジエ)は、今は亡き妹の夢である日本庭園を造るため、有名な日本人庭師の中村有朋(阿部寛)を訪れる。有朋は依頼を断るが、現在造っている庭園“夕霧花園”で自分の見習いをしながら庭造りを学ぶことを提案する。仕方なく見習いを始めたユンリンだったが、深い信念を持って庭造りに打ち込む、どこかミステリアスで孤独な有朋に惹かれていき…。それから約30年後、ユンリン(シルヴィア・チャン)は、再び“夕霧花園”を訪れる。有朋の真実を知るために…。

マレーシア出身の作家、陳團英(TAN Twan Eng)の英文小説で、英ブッカー賞最終候補作にもなった「The Garden of Evening Mists」を原作とする本作は、HBOアジアが製作の一翼を担い、様々な国・地域からスタッフとキャストが招聘された国際的な作品である。

監督は、OAFF2014で審査委員も務めた台湾映画界の俊英、トム・リン。『九月に降る風』(原題:九降風)、『星空』(OAFF2012)、『百日告別』と全長編作品が日本でも劇場公開され、高い評価を得ている。主演は、マレーシア出身で香港・台湾映画界をメインに活動するリー・シンジエ(英語名:アンジェリカ・リー)(『夢遊 スリープウォーカー』(原題:夢遊3D)、『あなたを、想う。』(原題:念念))、そして、硬派な役からコミカルな役まで縦横無尽に演じる人気実力派俳優の阿部寛(『テルマエ・ロマエ』、『HOKUSAI』2020年5月公開予定)が出演。さらに、台湾を代表する女優であり、近年は監督としての活躍も目覚ましいシルヴィア・チャン(張艾嘉)(『あなたを、想う。』監督、『妻の愛、娘の時』(原題:相愛相親)監督兼出演)が老いたユンリンを演じている。

2019年11月に開催された台湾の第56回金馬奨では、作品賞、監督賞、主演女優賞をはじめとする9部門にノミネートされた。

【コンペティション部門】

2018年以降に制作された映画の中から厳選された優秀な作品です。

<日本初上映>大いなる餓え(Heavy Craving [大餓])

2019年|台湾|90分
監督:シエ・ペイルー(謝沛如)

<世界初上映>君の心に刻んだ名前(Your Name Engraved Herein [刻在你心底的名字])

2020年|台湾|113分
監督:リウ・クァンフイ(柳廣輝)

【ニューアクション!サウスイースト】

東南アジア映画界を熱くする<新しい動き>の数々を、多面的に紹介します。

<世界初上映>ミス・アンディ(Miss Andy [迷失安狄])

2020年|マレーシア・台湾|108分
監督:テディ・チン(陳立謙)

【特集企画《台湾:電影ルネッサンス2020》】

台湾文化部、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センターの協力の下、活況を呈する台湾映画の“今”を感じることのできる作品の特集です。

<海外初上映>雄鶏ものがたり(A Cockerel's Tale [雄雞卡克])

(C) While Films Ltd.

(C) While Films Ltd.

2019年|台湾|21分
監督:シエ・ペイルー(謝沛如)

<日本初上映>ギャングとオスカー、そして生ける屍(The Gangs, the Oscars, and the Walking

2019年|台湾|105分
監督:ガオ・ピンチュアン(高炳權)

<世界初上映>ノーボディ(Nobody [有鬼])

2020年|台湾|83分
監督:リン・チュンホア(林純華)

<海外初上映>RPG

2019年|台湾|29分
監督:シー・チュンハン(施君涵)

<世界初上映>伏魔殿(Temple of Devilbuster [伏魔殿])

2020年|台湾|24分
監督:ワン・イーファン(王逸帆)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-02-07

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