台湾ガラスアート

光を透かし反射させ、屈折できるのはガラスだけ!光とガラスが織りなす芸術、それがガラスアート。近年台湾で急速に発展する台湾ガラスアートに迫ってみました!

こんにちは、台北ナビです。
「台湾とガラス」。そのつながりはピンと来るような来ないような…そんな思いを描く方が多いのではないでしょうか?しかし、「瑠璃工房」とか「璃園(tittot)」というブランド名を聞けばその商品に馴染みがあったり、「原住民のガラス玉」と言えばおみやげに買い求めていたり…。「台湾とガラス」は、かなり関係が深いということにピンと来るのではないでしょうか?
 近年台湾では、芸術性を追求した多くのガラス作品を目にするようになってきました。また、それは多くの工房の開設を意味し、それぞれの工房やアーティストが、特色ある、オリジナリティあふれる作品を生み出しています。本日は皆さまにもっと台湾ガラスの魅力を知ってもらいたい!と思い、台湾ガラス工芸についてご紹介いたします。

ガラスの故郷 新竹



台湾ガラスの発展は実に古く、1884年にはすでに始まっていたと言われています。すでに125年を越える歴史。ガラス産業の地として開拓されたのは、ガラス作りに欠かせないケイ砂と天然ガスが豊富な新竹からでした。当時から今まで、新竹は台湾ガラス産業に於いて、最も重要な拠点となっています。

早期~60‘s:実用性



早期の台湾ガラス産業は実験器具を主に製造していました。1960年代になり、新たな経済発展と技術革新の波が訪れました。ガラス産業もその例外ではなく、単なるガラス製品作りから「工芸」としてのガラス産業に発展していきます。今日まで続く「工業ガラス」と「工芸ガラス」の二大柱はこの時期から始まりました。

80‘s~:芸術性

台湾ガラスアート ガラス ガラスアート ガラス工芸品 ガラス芸術品 新竹ガラス ガラスDIYおみやげ 台湾ガラスアート ガラス ガラスアート ガラス工芸品 ガラス芸術品 新竹ガラス ガラスDIYおみやげ


80年代になり、台湾には更なる独創的なガラス芸術の波が現れました。個人工房による経営が増えてきたのはこの頃です。これにより製品の差別化、ブランド化が重要な要素となっていきました。独自性を打ち出し、他とは異なる作品を創ること。すなわち価格主導型の従来のガラス市場とは別の市場を切り開くこと。そして、見事に新路線の開拓に成功した台湾ガラス産業は、新たに「芸術ガラス」として、広く一般に知られるようになっていきます。それは、緻密なデザイン性と高い芸術性を兼ね備えた作品であり、限られた数だけ生産される希少価値の高いオリジナリティあふれるブランド品でもあるのです。

エコ+クリエイティブ=台湾ガラスアート




近年世界では、環境保護やオリジナリティの追求などが叫ばれています。台湾ガラス産業に於いては「エコロジー」「クリエイティブ」という2つの概念はすでに深く根付いており、市場で求められているエコなグッズもすでに提供されています。同時に経営方式にもクリエイティブなアイディアが活かされ実践されており、見事な事業業績をおさめています。これはアジア各国でも参考にしている見本でもあります。

新竹でガラスアートに触れる

新竹を中心に周辺には多くのガラス作家の工房があり、見学や体験、また作品の購入ができたりします。さらに、「新竹市ガラス工芸博物館」では台湾内外のガラス作家による作品が観賞でき、毎年開かれる「新竹市国際ガラス芸術祭」ではガラスアートに触れることができます。


また新竹は遠い~!なんて方は、新しくオープンした誠品生活松菸店にゴー!多くのDIYショップにまじり「坤水晶」のDIYができる工房が入店しています。誰でも気軽に吹きガラスによるコップ作りなどが体験できちゃうんですよ!

台湾ガラスアートをおみやげに

台湾ガラスアート ガラス ガラスアート ガラス工芸品 ガラス芸術品 新竹ガラス ガラスDIYおみやげ 台湾ガラスアート ガラス ガラスアート ガラス工芸品 ガラス芸術品 新竹ガラス ガラスDIYおみやげ 台湾ガラスアート ガラス ガラスアート ガラス工芸品 ガラス芸術品 新竹ガラス ガラスDIYおみやげ

高級な芸術品から生活に彩りを添えるアート作品まで、実にさまざまな形のガラス工芸芸術が日々生み出されている台湾のガラス世界。旅の記念にひとつお買い求めはいかがですか?台湾に来たら、各ショップや工房をぜひのぞいてみてください。

また、お持ち帰りは壊れちゃいそうでちょっと心配~な方はナビモールでも一部販売予定です。どうぞご利用くださいね。

以上、台北ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-10-14

ページTOPへ▲

その他の記事を見る