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偶然出合ったガラス芸術品が人生を変えた!吹いて生まれるガラスのアート

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なんたる偶然か!国際的なマエストロ級のガラス作品に魅せられ、ガラス芸術の創作に投身した戴文泰さん。25歳から基礎訓練を始め、台湾ガラス工業界のさまざまに触れながらも決してあきらめず、現在までガラス創作の世界に没頭してきました。なぜなら吹きガラスの技術は実に千変万化し、それだけに多くのチャレンジ性に富んでいるから、と言います。すなわち高温時に自然に変化するガラスの色彩は、実に多くの魅力を秘めているのです。そのため、ひとつひとつの作品に心を込めて創作しても、それを形にすることはたやすいことではありません。製造過程の温度と時間がその鍵を握っており、幾度もの試行錯誤と経験の積み重ねがものを言います。1100℃の炉の中からガラスの塊を取り出した瞬間、すぐに息を吹きかけ、頭の中のイメージを瞬時に形にしていくのです。ガラスが固まるのはとても早いため、そのたびに何度も何度も高温の炉の中で加熱、ようやく思い通りの芸術作品が仕上がるのです。1000℃の炉と一体となって体中から大量の汗を流しての作業ですが、作品を手にした喜びとそれを形にした達成感は言葉では形容しがたいものです。自分で満足のいく作品が、それを見た人にも同じように感じてもらえるならば、作品が完成するまでの苦労は価値あるものであると言います。
戴さんは2007年に「Tai Glass Studio」を設立。ガラス芸術を愛する仲間を引き連れ、吹きガラス工芸の信念を伝承・推進することを使命に、また世界にさらなる彩りを添えるため、見る人の心を和ませるような作品を創り続けています。ガラス芸術に対する熱意と決意を常に胸に秘め、ガラス工芸の文化発展を任務とし、ガラス芸術が人々の生活に溶け込むことを願っています。

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スポット登録日:2013-10-03

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