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ライブは原住民語で祈祷文を読み上げる「桑布伊(Sangpuy)」から始まりました。『生命的力量』『獵人』の二曲を披露してくれたのですが、「桑布伊」の歌声を聞くだけで、大自然に抱かれているような気持ちになれるから不思議です。 |
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と、大自然にいたはずのナビですが、「婁峻碩(SHOU)」のスタイリッシュな曲の数々でまた都会に舞い戻ってきたナビ。「五堅情」の一員としても活躍中の彼は、アイドル的な人気もあって、若者の黄色い歓声が上がっていましたよ! |
Boxing樂團のボーカリスト「葛西瓦(kasiwa)」は、2022年末に発売したアルバム<我這裡有一批很純的你要不要 Ita>から『摩天大樓』を初披露!ネットやCDでは聞けますが、生で聴けたのは会場にいた人だけ~!嬉しい~♪
ナビとナビ友が期待していた「Matzka」は、『不想分享你的愛』『Madu Vadu』という「Matzka」節炸裂の軽快なリズムの2曲を歌ってくれました!自然と体が揺れ出して、気分アゲアゲ↑↑↑。
と、途中で「家家」が登場して『到底你還是愛我的』を歌ってくれたのですが、仲良しのふたりでの共演、楽しかったんでしょうね!最後「Matzka」が足を上げてぶりっ子しちゃってる~。かわいすぎる!
そのあとの「家家」のソロパートでは、ナビが一度は生で聴きたいと思っていた『家家酒』が聴けました。サイコーすぎる!
『忘不記』と『For Baby』もしっとりと歌い上げる「家家」はやっぱりディーバだなと実感できるステージでしたよ!
ここで原住民の集落に行くと見かける「小吃部」を舞台上に再現。「家家」が店主、「黃偉晉」がバイトとして「台灣好小吃部」を開き、ほかの出演者たちがお客さんとして遊びに来るという設定。ここで会話を楽しみ、歌うという夢のような時間が繰り広げられたんです。原住民あるあるなど、やっぱりトークが面白い!なのに、歌い出すとやっぱり歌がうまい~!
「家家」と「黃偉晉」が歌う『我心已打烊』から始まり、面白トークと共に原住民なら知っているという曲を次々と披露してくれました。原住民アーティストの大先輩「萬沙浪」の代表曲である『風從哪裡來』『娜魯灣情歌』『愛你一萬年』の曲をみんなで大熱唱!特に『愛你一萬年』はジュリーこと「沢田研二」の『時の過ぎゆくままに』の中国語のカバー曲として、「萬沙浪」以外にも「五佰」など多くのアーティストによってカバーされているので、会場がカラオケボックスになったのかな?っていうくらい、みんな大熱唱!
原住民の集落にいるかのような雰囲気の会場に突如DJ汝妮が登場し、かっちょいい音楽を流し始めました。
「范逸臣」は韓国映画「猟奇的な彼女」の台湾版主題歌『I Believe』、自身が主演を務めた大ヒット台湾映画「海角七號」のテーマソング『國境之南』と『無樂不作』など、全部知ってる!歌える~!っていうセレクト♡
やっぱりベテランは盛り上げ方知ってる~という感じで大盛り上がり!
そしてトリとして登場したのは「動力火車」。出てきただけで大歓声が上がったんです。いや、「動力火車」はすごく歌がうまくてトークが楽しいってのは知っていました。ただ、台湾でここまで人気があったなんて……。でもその歌唱とトークを聞いて納得しました!『當』『忠孝東路走九遍』『我很好騙』などはCDで聞くよりも力強い歌声にナビ、ナビ友一同大ハマり♡夕食時には「動力火車」を聞いて、今この記事を作っている時も「動力火車」を聞いてしまっているくらいです。めっちゃおすすめ!
と、本来ならこれで終了のはずなのですが、「桑布伊」の歌声が響き渡ったと思ったら、スペシャルゲストの「a MEI(張惠妹)」が登場!『古調』を歌う「a MEI」の声を聞いた途端、ソロライブですか?というくらいの歓声が上がり、会場はヒートアップ!総立ち状態です。
その後『不顧一切』と続き、「桑布伊」と一緒に『站在高崗上』を披露!阿妹の歌声はもちろんなんですが、「桑布伊」がヒーハー言って合いの手を入れていって、スペシャル感満載!
アンコールに『水藍色眼淚』と『開門見山』を歌い、「北流はジャンプしてもいいんだっけ?」と言って、盛り上げる盛り上げる!ナビは3階の席でしたが、床が結構揺れて、底が抜けるんじゃ?と頭をよぎったくらい!
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合計10人のアーティストが参加した「台灣好音樂—獵人聚演唱會」は無事終了。台湾原住民音楽の魅力に触れ、心が温かくなった3時間でした。春節前に見ることができて本当に良かった!是非毎年開催して欲しいなぁ……。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2023-01-17