台東へ行ったことがある人はきっと訪れたことがあるであろう「鉄花村(鐵花村)」。台灣好基金會が2009年に廃墟になっていた台鉄の宿舎をリノベーションして作り上げたもので、今年で10年の年月が経ちました
「鉄花村」といえば今や台湾東部の音楽を牽引する舞台となっていますが、それは若者たちに故郷に留まり自分の歌を歌って欲しいという原住民歌手の「巴奈」さんや、民謡の父「胡德夫」らのアドバイスを台灣好基金會の柯文昌董事長が聞き、実現したといわれています
記者会見で柯文昌董事長は「鉄花村ができてから10年、一番恩恵を受けているのは自分だと思います。というのも過去40年間世界各国を飛び回る中で世界中で最も美しい場所は台湾の地方都市だと感じさせてくれる場所だと思うからです。台湾において10年という単位で地域創生を計画することはないのですが、僕達はつくりあげたんだ!という喜びがあります。 台東のアーティストたちが自分の故郷で最も好きなことをできる場所となりますように。そして、ここからまた10年、音符の力で台湾の素晴らしさを表現できたら……」と語りました
胡德夫さんも記者会見に登場!「原住民アーティストの舞台を!と思っていた目標を超え、今や流行音楽のアーティストや海外のアーティストまで鉄花村でパフォーマンスを行っています。鉄花村ができたことで多くの台東人が素晴らしい音楽を胸に帰宅できるようになったと思います。この10年の感謝を込めて「匆匆」を弾きがかりで演奏したいと思います。その様子を動画に撮ってみたので、ご覧ください!
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記事登録日:2020-07-14
台東の風を感じながら上質な音楽と原住民アイテムに出会える場所♪