観光夜市の中でも、ディープな屋台が並ぶ華西街觀光夜市(読み方:ファーシージエグァングァンイエシー) は、いわゆる「ゲテモノグルメ」を味わえることでも有名です。
写真提供:臺北市政府觀光傳播局
日中でも妖艶な雰囲気がプンプン漂いますが、ビブグルマン掲載店が3店舗もある、グルメ夜市でもあるんです!
写真提供:臺北市政府觀光傳播局
ナビは、夜市が賑わう前に、歴史深い周辺を散策してみました♪
写真提供:臺北市政府觀光傳播局
夜市のちょうど真ん中あたりに通る、環河南路二段35巷にオシャレな建物が!
写真提供:臺北市政府觀光傳播局
ディープなエリアには異色に映る、バロック様式のこちらは一体…?
この建物は、日本統治時代風俗街だったこのエリアのランドマーク的存在で、当時台湾最大規模の遊郭(芸楼)といわれていたそう。
2014年には台北市の歴史建築として登録されている、歴史的にも意味深い「青雲閣」。立ち寄る価値ありです。
「青雲閣」を右手に環河南路を5分ほど歩くと、小さな廟「艋舺福徳宮(読み方:モンジャーフーダーゴン)」が見えてきます。
写真提供:臺北市政府觀光傳播局
艋舺の廟といえば…エリア最大規模を誇る「龍山寺」を思い浮かべるのが常ですが、1720年建立の福徳宮は、このエリアで最も歴史のある土地公廟なのだそう。ちなみに「土地公」とは、その地域社会の守り神。ここに住む人々の生活や土地を守ってくれています。
もともとは、西昌街にあった福徳宮。1979年に実施された西昌街の拡張計画により取り壊される予定でしたが、地元の人々の尽力によって、幸いにもそのまま保存されました。
その後1983年に、当時の台北市長・李登輝氏の協力により、長沙公園の脇へと移築されました。
金運向上や願望成就にご利益がある「虎爺公」が祀られているので、ぜひ祈願して帰りましょう!