台中の玄関口、台鉄・台中駅(台中車站)。近代的な建物が現在3代目として活躍中ですが、そのお隣には旧駅舎(台中駅2代目)も残されています。
こちら2代目です。(ごめんなさい……!イベント準備中のため大変見にくい写真となってしまいましたが)何かに似ていませんか?そう、東京駅みたい!それもそのはず、建造されたのは日本統治時代の1917年。東京駅を手掛けた辰野金吾の流れを組む「辰野式建築」が採用されているんだとか。
さらなる詳細は↓のリンクからご覧ください。
駅としての機能はすでに3代目へバトンタッチされ、現在2代目は第2の人(駅)生を歩んでいます。鉄道のある文化や暮らしを取り入れた新しいスタイルの交流スポットとしてオープン。衣・食・住・交通・レジャーをここから発信しているのです。
旧駅舎内入口。そういえば昔は駅員さんが切符にハサミを入れてましたっけ。
この日はコロナ禍のためか閉鎖されていました。(新駅側から入れます)
やがて切符は姿を消しICカード(臺灣通)が主流になりましたが、電車→バスへの乗り換えは、この機械でピピッとやると優待が受けられたんですねー。
ホームも当時のまま残されています。けれど往事のにぎわいはありません。
こうしてホームに列車が停まっているのを見ると、まだまだ現役の駅として機能している錯覚に陥ります。夜の駅でただ1人、列車を待っている気分に……。
しんちゃんグッズを販売するショップもありました。このイベントのための限定グッズも!ファンにはたまらないはず。
旧駅から新駅をつなぐ場所には美食街「鐵鹿大街」が。
そんな「鐵鹿大街」で見かける鹿のキャラクターはここ「臺中驛鐵道文化園區」のゆるキャラで、その名も「TIELU(鐵鹿)」。な~るほど、鉄路(TIELU)と掛けたんですね~!それではお後がよろしいようで。台中駅をご利用の際には、ぜひお立ち寄りください。