SNSで見かけるたびに「かわいいなぁー♡行ってみたいなー♡」と思っていた日帰り温泉施設「蔥澡」。密かに「ネギ湯」の愛称で呼び、勝手に親しんでおりましたが、この度、満を持して行ってまいりましたー!
「蔥澡」があるのは、台湾東部の宜蘭・礁渓温泉。台北の市政府バスターミナルから客運(高速バス)でバビューンとおよそ50分、あっという間に到着です。そういえば、その昔「孤独のグルメ」の主人公・井之頭五郎さんもバスで礁渓を訪れていましたよねー。見ました??
礁渓のバスターミナルからは歩いて向かいます。「蔥澡」が建つ礁渓路は町のメインストリート、バスを降りてさらにまっすぐ歩けば到着です。およそ10分。
わぁ~♡
なんだかクリエイティブでお洒落な空間が広がります。ここは本当に温泉!?
元々古い温泉旅館だったという「蔥澡」。廃業後、台湾のデザイナーやアーティストたちが力を合わせてリノベーションし、新たな息吹を吹き込みました。
「蔥澡(ツォンザオ)」の名は、『シャワーを浴びる』を意味する「沖澡(ツォンザオ)」から命名されたのだとか。それに礁渓温泉からほど近い三星郷はネギの一大産地でもありますからね!遊び心を感じます~♪
こちらの施設は全て室内の個室温泉風呂(1~4名利用)となっていて、大浴場や露天風呂はありません。全8室ある温泉は部屋ごとに異なるデザインが施されていて、お好みで選ぶことができます。
本日ナビがチョイスしたのは「カバの湯」。
ポイントは何と言っても、温泉に浸かる無数のカバが描かれた壁画。こちらは映画「テルマエ・ロマエ」から発想を得て、男女や種を越えた混浴をイメージしてデザインされたものだとか。よく見るとカバさん以外の動物もお風呂入ってます。みんなで一緒に温泉だぁー!
浴室内へは食べ物の持ち込みは禁止ですが、ドリンクはOK!また、室内から内線111をダイヤルすれば、ドリンクのルームサービスを受けることも可能です。漢方茶90元~。だけど入浴中だと、どうやって受け取ろう……???
泉質は無色無臭で弱酸性の炭酸水素ナトリウム泉です。美肌の湯と言われ、ずーっと入っていたくなるほど気持ちいい~♪……のですが、入浴時間は90分制となっています。終了時刻の15分前になると、室内のランプが光りますので、それを合図に上がってくださいね。
ラウンジ一画にあった「蔥電(ツォンディエン)」コーナーは、「充電(ツォンディエン)」と掛け合わせた言葉遊び??スマホの充電ができるのかと思いきや、ガチャガチャコーナーでした。やってみる??
台北から1時間ほどでアクセスできる礁渓温泉の「蔥澡」。宿泊施設はありませんが、日帰り温泉として十分に楽しめますよ!超おすすめっ☆
店舗情報
蔥澡 Hot Spring Onion宜蘭縣礁溪鄉礁溪路五段77號
(03)987‐6729
オフシーズン:13:00~23:00(最終入場21:30)、(土・日曜日は11:00~23:30(最終入場22:00))
休日は月4日ほど(公式サイトをご確認ください)
※営業時間はシーズンにより異なります
https://www.hotspringonion.com/index.php※公式サイトから予約できます
【カバの湯】2人用浴室(大・小浴槽)
90分制
平日1000元/2人、休日1100元/2人、春節1200元/2人
※+2人まで追加可能(追加料金は1人につき:身長100㎝以下無料、100~140㎝100元、140㎝以上300元)
※時間超過料金は300元/30分(10分越えたらかかります)