MRT「市政府」駅からすぐの場所にある誠品信義店の3階書店フロアが5月29日から24時間営業となります。すでに大部分でリニューアルが完了したようなので、中の様子を見に行ってきました。
画像提供:誠品
エスカレーターで3階に上がると迎えてくれるのが特別展のコーナー。現在はドイツの出版社「TACHEN」の40周年を紀念した展示を開催しているのですが、6月2日からは日本の出版社「パイ インターナショナル(PIE International)」によるイラストレーター関連の展示も行われるんだとか。
そして、料理関連のコーナーにはキッチンが。定期的に実演調理を行い、料理の楽しさ、おいしさを実際に感じてもらう取り組みを強化します。台湾料理のレシピを買って、日本で再現するのも楽しそうですよね。
アートのコーナーではヤマハとのコラボレーションでピアノを設置。ここでも随時アーティストを招いて演奏会を開き、芸術ムードを盛り上げます。
外国語書籍のコーナーも充実。英語のほか日本語、ドイツ語、フランス語の本が並んでいて、さまざまな角度から見識を深められますね。
日本文学のコーナーもかなり広く取られていました。台湾人の対日理解の深さはこんなところで養われているのかも知れません。
ナビが個人的に気になったのは歴史や社会のコーナー。日本のお隣の国といえども、まだまだ知らないことがたくさんある台湾の歴史を知って、相互理解の促進に取り組みたいものです。また、社会の面では同性婚の実現や女性の社会進出率の高さなど、誰もが暮らしやすい社会にするためのヒントが隠されているかもしれません。
さらに、書店といえども24時間オープンのミニスーパー「知味市集」も併設されています。11:00~20:00の時間なら、フルーツカットのサービスがあります!容器を持参すれば無料で、なければ10元かかりますが、便利なのでこれは使えそう!
台湾ならではのスナックや調味料、お酒など、おみやげになる掘り出し物が見つかるかも!?
そして音楽コーナー「音楽館」はレコードの品揃えが充実していて、思わず時間が経つのを忘れてしまいそうになるほど。
そして同じフロアには誠品行旅(エスリテホテル)が運営するカフェ「ealite cafe」がオープン。パンやケーキ、コーヒーなどのほかに……
涼麵や牛肉麵、小籠包まで食べられちゃう台湾らしいメニューも斬新で興味をそそられますよね。
そしてお酒好きのナビとしては外せないのが、こちらのカクテルたち。台湾茶やコーヒーなどを使った風変わりな味が楽しめます。夜景を見ながらまったりと過ごすのもよさそうです。
そして、これ以外のテナントなどにも変化が。2階にはナビもヘビーリピートしている台湾コスメ「茶籽堂」が新たにオープンしました!実際に使い心地が試せるお店は、商品を納得してから購入できるので安心ですよね。手軽に購入できるお店が増えて嬉しいです~。
誠品信義店の書店フロアは5月29日に24時間店舗としてプレオープンした後、6月1日に正式オープンします。今後たくさんのイベントが行われるようなので、最新情報は要チェックですよ~。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-05-26