台湾流行文化の牽引役といっても過言ではない「誠品書店」。現在東区にある敦南店が台湾唯一の24時間店舗として営業していますが、再開発のため、5月31日をもって閉店することになっています。
ただ、24時間営業の書店は誠品書店のこだわりであるとして、5月29日から市政府駅のお隣にある誠品信義店の3階にある書店が24時間営業となることが、呉旻潔董事長(会長)より発表されました。まずプレオープンし、6月1日に正式オープンとなる予定だそうです。
信義店の書店面積は敦南店の2.5倍、書籍数は1.8倍の17万冊、台湾では唯一となる24時間営業のCD店と生鮮食料品を扱うスーパーも併設されます。また、現在もあるカフェはさらにパワーアップし、朝食やカクテルも提供するんだとか。もちろん、ほかの誠品書店同様、さまざまなイベントも行われるそうなので、どの時間帯に行っても楽しめる工夫がなされるそうですよ。
画像提供:誠品
そういえば、この日の記者会見の登壇者とスタッフは、みんなピンク色のマスクを着用。会場では特にアナウンスはなかったのですが、これ、台湾の男子児童がピンクのマスクをつけることで同級生らからからかわれることを危惧する声が上がったことを受け、「色と性別は関係がない」ということをアピールする取り組みの一環。女性の地位向上や同性婚の実現など、先進的な平等社会を実現している台湾、そして文化発信を担う誠品ならではの配慮ですよね。ちなみに台北ナビのツイッターとフェイスブックのロゴもピンク色になっていますよ~!
米大手メディア「CNN」や雑誌「TIME」をはじめ、海外メディアからの評価が高い敦南店。「座り読み」の文化はまさしく誠品を象徴する光景になりました。5月31日には講演会やコンサート、閉店カウントダウンなどのイベントが行われるそうですよ。
コロナウイルスが流行していますが、マスクの着用を促し、入店時には検温と手の消毒を行って、感染拡大防止を図っています。
日本にいらっしゃる皆さんは、新型コロナの状況が落ち着いたら、ぜひ新しく生まれ変わる誠品信義店に遊びに行って下さいね~。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-04-24
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