9月8日(土）『ハーバー・クライシス＜湾岸危機＞Black & White Episode１』全国ロードショー！

こんにちは、台北ナビです。
プレイボーイと熱血刑事…相性最悪の2人がコンビを組んで犯罪捜査に突き進んでいく姿をアクション満載で描き、2009年度、台湾で視聴率No.1に輝いた大ヒットTVドラマ「ブラック&ホワイト」。その映画版が、ついに日本に上陸！
『ハーバー・クライシス＜湾岸危機＞Black & White Episode１』
9月8日(土）全国ロードショー！ 

今回の舞台となっているのは、TVドラマ版より3 年前のハーバー・シティ。まだ新米刑事のインションが、ひょんなことからチンピラのシュー・ダーフーとコンビを組んで、国家をも巻き込む巨大な陰謀に立ち向かっていきます。TVドラマで熱血刑事のウー・インションを体当たりで演じ、台湾金鐘奨（台湾エミー賞）で見事に最優秀主演男優賞を獲得したマーク・チャオが、再びインションに扮し、巨悪に挑んでいきます。
ダーフーを演じているのは、中国の人気コメディアン兼俳優のホァン・ボー。得意のコミカルな演技で笑わせ、マークと息の合ったところを見せています。正義感の強いインションと、お調子者のダーフー…そんなデコボコな2人が、事件を通して心を通わせていく姿が感動的。
監督・脚本を手掛けたのは、TVドラマ版を大ヒットに導き、これが映画初監督となるツァイ・ユエシュン。ドラマで見せた驚異のアクションをさらにスケールアップし、ド派手なカーチェイスからビルの爆発炎上、手に汗握る航空機でのアクションまでを大迫力で描き出しました。ラストまで先の読めない緻密な脚本と、総製作費に3.8 億台湾ドル（約10億円）をかけたクオリティの高い映像は一見の価値あり！
また、国際色豊かなキャスト陣も見逃せない。日本でも活躍するトップモデルのAngelababyが事件の鍵を握る美女として登場。その他、台湾のトップスター、ジェリー・イェンと共演したT Vドラマ「Starlit～君がくれた優しい光～」（09年）でお馴染みの美人女優テリー・クァン、日本人でありながら、台湾を中心に活躍中のDEAN FUJIOKA、映画の監督も手掛ける個性派レオン・ダイなど、人気と実力を兼ね備えた俳優達がスクリーンを華やかに彩っています。 

映画のストーリー

台湾の大都市、ハーバー・シティ。南署特捜課の新米刑事ウー・インション（呉英雄）は、正義感は強いが、向う見ずな行動で上司の頭を悩ませる存在だ。今日も、強奪された現金輸送車を追って市内をめちゃくちゃにし、犯人を逮捕したものの停職を言い渡されてしまう。
一方、犯罪組織・三連会の構成員シュー・ダーフー（徐達夫）は、極道暮らしから足を洗い、恋人と幸せに暮らすことを夢見ていた。ダーフーは手元にある組織の金を利用してダイヤモンドの密売で一攫千金をもくろむ。だが、取引現場が武装集団に襲われ、取引は失敗してしまう。ある殺人事件を追って現場にやってきたインションもまた、武装集団の攻撃に遭い、ダーフーと共に命からがら脱出するのだった。
実は、取引に使われたアタッシュケースには、秘密裏に開発された大量破壊兵器の謎が隠されていた。インションは事件の真相を探るため、ダーフーと行動を共にすることにする。そんな中、情報局（SIS）がケース回収に動き出し、インションは情報局から追われる身となってしまう。その一方で、破壊兵器を手にした謎の組織は、ある計画の準備を着々と進めていた…。
ダーフーを追う三連会の殺し屋、インションをマークする情報局、そして事件の鍵を握る美女ファン・ニンの出現…深まる謎と危険が渦巻く中で、インションはついに、事件の裏にハーバー・シティ爆破計画があることを突き止める…。
計画を阻止すべく奔走するインションとダーフー、2人の運命は…！？

ホァン・ボー　黃渤　（徐達夫　役）
1974年8月26日生まれ。中国の人気コメディアン兼俳優。06 年にニン・ハオ監督の『クレイジー・ストーン』に出演し、コミカルな演技と個性的なルックスで大ブレイク。以後、中国で「観客を呼べるスター」として高い人気を誇る。09 年には、ニン監督の『瘋狂的賽車（クレージー・レーサー）』で映画初主演を果たした。他に、『カンフー・ダンク』（08年）、『闘牛』（09年）、『レジェンド・オブ・フィスト怒りの鉄拳』（10 年）、『飯局也瘋狂』（12年）等。最新作は日本のヒットドラマを映画化した中国版『101回目のプロポーズ』（13年2月公開予定）。ここでは、武田鉄矢が演じた主人公に扮し、リン・チーリンと共演している。

Angelababy
1989年2月28日生まれ。上海で生まれ、その後、香港に移住。07 年から香港を中心にファッションモデルとして活動開始。台湾では台湾版「VOGUE」、「i-D」などの国際的な雑誌で活動を展開。日本でも「GLAMOROUS」、「S Cawaii!」、「Sweet」など多くのファッション誌で活躍している。女優としても活動しており、「ホット・サマー・デイズ」（10年）、「LOVE YOU YOU」（11年）などに出演。

テリー・クァン　關穎
1976年7月2日生まれ。台湾出身のモデル、女優。台湾の大資本家・陳家の令嬢だが、気さくな人柄と抜群の美貌で人気。04年、映画『ターンレフト・ターンライト』で台湾金馬奨（台湾アカデミー賞）の優秀助演女優賞にノミネートされ注目される。ＴＶドラマ「Starlit～君がくれた優しい光～」（09年）では難病のヒロインを熱演し、その演技力が高く評価された。他にＴＶドラマ「君につづく道」（07年）、映画『DNAがアイ・ラブ・ユー』（07年）等。

レオン・ダイ　戴立忍
1966年7月27日生まれ。台湾の俳優、映画監督、舞台演出家、脚本家。88 年に俳優デビューし、多くの作品に出演。舞台や映画の演出も手掛ける。08年の監督作『あなたなしでは生きていけない』が台湾金馬奨（台湾アカデミー賞）で作品賞、監督賞、脚本賞、年度台湾優秀映画賞の4 冠を獲得。ツァイ・ユエシュン監督との親交も深く、ツァイ監督のＴＶドラマ「戦神～Mars～」（04年）、「ザ・ホスピタル」（06年）にも出演している。

アレックス・トー　杜徳偉
1962年2月10日生まれ。香港の歌手、俳優。母は香港の往年の名歌手チャン・ルー。85 年に香港でデビューし、本格的なR&B歌手として人気を獲得。これまでに中華圏で多数のアルバムを発売している。またＴＶドラマ「Angel Lovers／天使の恋人たち」（06年）や映画『スパイチーム』（00年）に出演。04年には、韓国のDJ.DOCの曲をカバーした『脱掉』（日本ではDJ OZMAがカバー）がヒットし、刺激的なMVも話題を呼んだ。

DEAN FUJIOKA
1980年8月19日生まれ。高校卒業後アメリカに留学。カレッジ卒業後アジア各国を巡り、香港でモデルとして活動。ヤンヤン・マク監督の『八月的故事』（05年）で映画主演デビュー。現在は拠点を台湾に移しドラマや映画で活躍。ＴＶドラマに「笑うハナに恋きたる」（08年）、映画に『セデック・バレ』（11年）、『Road Less Traveled』（11年）等。『I am Ichihashi～逮捕されるまで～』（13年公開予定）では監督・主演を務める。

リー・ピンビン　李屏賓（撮影監督）
1954年8月8日生まれ。台湾のホウ・シャオシェン監督の数々の作品で知られ、アジアを中心にこれまで50本以上の作品の撮影を務める。ホウ監督作『憂鬱な楽園』で93年度・台湾金馬奨（台湾アカデミー賞）の撮影技術賞を受賞。トラン・アン・ユン監督と組んだ『夏至』（00年）、『ノルウェイの森』（10年）で見せたみずみずしい映像も印象的。他に、行定勲監督『春の雪』（05年）、是枝裕和監督『空気人形』（09年）等、日本映画でも活躍している。

シリル・ラファエリ（アクション監督）
1974年4月1日フランス生まれ。“世界で最もすごいスタント俳優”と言われる。サーカス学校でアクロバットを学んだ他、空手、太極拳等の武術を習得。高い身体能力を持ち、舞台、テレビ、映画でスタントやアクションコーディネーターを務める。04年にリュック・ベッソン監督『アルティメット』で主役に抜擢され、世界中から注目された。アクション設計に『トランスポーター』シリーズ（02年～）、出演に『ダイ・ハード4.0』（07年）他多数。

リー・チュンチー（アクション監督）
1963 年12 月23 日生まれ。ジャッキー・チェンのスタントチーム・成家班のメンバーとして多くの香港映画に参加し、近年は武術指導として活躍。香港のベニー・チャン監督とのコンビ作も多く、『NEW　POLICE　STORY／香港国際警察』（04年）、『新少林寺／ＳＨＡＯＬＩＮ』（11年）他でアクション監督を務める。その他、三池崇史監督『DEAD OR ALIVE FINAL』（01年）、ジャン・ウェン監督『さらば復讐の狼たちよ』（10年）等。

ヴォイスアクター

ウー・インション役：中尾明慶
1988年6月30日生まれ。東京都出身。00年に俳優デビューし、TVドラマ「GOOD LUCK!」（03年TBS）、「WATER BOYS 2」（04年CX）などで注目を浴び、「セーラー服と機関銃」（06年TBS）、「ROOKIES」（08 年TBS）など話題のドラマに数多く出演。映画デビューは『戦国自衛隊1549』（05年）。その他の映画出演作は『ROOKIESｰ卒業ｰ』（09年）、『時をかける少女』（10 年）、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』（11年）、『逆転裁判』（12年）他。最新作は『のぼうの城』（12年11月公開）。
シュー・ダーフー役：寺脇康文
1962年2月25日生まれ。大阪府出身。長く「相棒」シリーズに出演、映画『相棒-劇場版-』（08年）では第32回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。近年は映画では『ザ･マジックアワー』（08年）、『悲しいボーイフレンド』（09年）、『きな子～見習い警察犬の物語～』（10年）、TVドラマでは「黒部の太陽」（09年CX）、「警部補・佐々木丈太郎」（09年CX）、「おひさま」（11年NHK）、「偽証法廷」（12年TX）など多数の作品に出演。94年、岸谷五朗と演劇ユニット“地球ゴージャス”を結成、12年新作を発表。
 

ロケ地紹介

001   南署（南區分局）：SDPD
市民の憩いの場となっている真愛碼頭（真愛ハーバー）の公園に建っているのが、映画に使われた南署のセット。2011年1 月に市政府の協力の元に建てられた。現在はアミューズメントパークになっており（12年度末までオープン）、多くの映画ファンが訪れている。入場料は120元。1Fは各種ゲームが楽しめ、2Fには南署の内部セットがそのまま残り、登場人物の気分が味わえる。南署脇の階段を上っていくと、パトカーが置かれたウォークボードに辿りつく。実はここは、映画の冒頭、インションが犯人のトラック目がけて飛び降りた橋として登場。マーク・チャオは、この手すりを乗り越え、計19回も飛び降りるシーンの撮影を繰り返したという。現在は、のんびりと散歩を楽しむ人達があふれ、のどかな雰囲気。階段下には売店もあり、映画の関連グッズを買うことができる。
002   臨海バー（COASTAL）
三連会幹部・ユエンが経営するバーとして登場する臨海バーは、古い倉庫が並ぶ「駁二芸術特区」にある。この地域は市民に解放された文化スペースで、大規模な音楽祭や美術展など、様々な催しに使われている。バーは、P2倉庫エリアの奥、海側に入ったところにあり、入口には三連会のマークも飾られている。現在は期間限定で18時～深夜2時まで営業しており、多くの客でにぎわっている。

003   銃撃戦の埠頭
映画の序盤を盛り上げているのが、ヘリコプターによる銃撃戦。派手な爆発やインションとダーフーが車で必死の逃走を繰り広げたのが高雄港の洲際碼頭だ。古びた港町の雰囲気が漂う旧市街とは違い、こちらは自由貿易港区として現在、どんどん開発が進んでいる地域。コンテナ用の広い道路はカーチェイスにぴったりで、マーク・チャオは撮影で実際に、海際ぎりぎりでの危険な運転をこなした。

004   BELLAVITA（台北）
高層階からAngelababyが、それに続いてマーク・チャオとホァン・ボーがロープ1本で滑り落ちるという印象的なアクションシーンが撮影されたのが、台北にある高級デパートBELLAVITA。大手電子企業の副会長が妻や娘達のために私財を投じて建設し、09年に開業した。台北でも特にお洒落な店が集まる「東区」にあり、ヴィクトリア朝風の外観と内装が若い女性に人気。飲食店も充実している。

005   美麗島駅
高層階からAngelababy が、それに続いてマーク・チャオとホァン・ボーがロープ1 本で滑り落ちるという印象的なアクションシーンが撮影されたのが、台北にある高級デパートBELLAVITA。大手電子企業の副会長が妻や娘達のために私財を投じて建設し、09年に開業。台北でも特にお洒落な店が集まる「東区」にあり、ヴィクトリア朝風の外観と内装が若い女性に人気。飲食店も充実している。

006   夢時代（ドリームモール）
劇中、テロリストの攻撃に遭い、市民が逃げ惑う広場として使われていたのが、高雄市初の大型ショッピングモール・夢時代。屋上には観覧車や遊園地があり、カップルから家族連れまで、1日中楽しめる場所となっている。建物前の広場は、実際に多くのイベントで使われている場所。映画の撮影時は、市政府の協力の元、3000人の市民エキストラを動員し、迫力あふれるパニックシーンが撮影された。

007   高雄85ビル（ 高雄金典酒店）
映画のクライマックス、飛行機があわやビルに激突！？というシーンで登場するのが、高雄85ビル。このビルは、台北の「台北101」ビルの次に高い、台湾2位の高層ビル。中には高雄金典酒店（スプレンダーホテル）が入っている。ちなみにこのホテルはTVドラマ版で、インションが女性と一晩過ごすシーンに使われ、放送後カップルに大人気に。使用された部屋は8カ月先まで予約で埋まったという。

アクションシーンとセットは見どころ！

台湾、香港、中国、そして日本。アジア各国から豪華なキャストが集結！
台湾映画史上初！　3.8億台湾ドル（約10億円）の製作費をかけ、世界からスタッフを招集。陸・海・空で繰り広げられる超ド級のアクションを実現！！ノースタントで撮影された、俳優達の渾身のアクション！
ツァイ・ユエシュン監督が、映画初監督となる本作でアジアのエンタメ界に大きな衝撃を与えています。本作は、破格の製作費を投入。カーチェイスからヘリコプターによる銃撃戦、大爆発まで、驚きのアクションがノンストップで繰り広げられます。
特に大きな見どころとなっているのが、クライマックスの飛行機によるフライトアクション。ロケ地となった高雄に、市政府の協力の元、6000 坪の敷地面積を持つ専用スタジオを造りました！
肉体を使ったアクションシーンも本作の見せ場の一つ。アクション監督には、『アルティメット』『ダイ・ハード4.0 』で俳優としても活躍している世界的なアクション俳優兼スタントコーディネーターのシリル・ラファエリ、そして『新少林寺／SHAOLIN』等、中華圏のアクション作品で活躍中のリー・チュンチーを起用。爆発からの脱出、高所からのダイブ、手錠に繋がれたままの格闘など、随所にアクション映画ファンをうならせるシーンが散りばめられています。
9月8日(土）から全国ロードショー！　どうぞお見逃しなく！

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