後編は阿里山ご来光に泥温泉!温泉三昧旅行の模様をレポートします♪
みなさんニーハオ!はにわきみこです!
2012年のゴールデンウィーク、新茶の季節にドライブ旅行。その後編をお届けします!
美しい虹を見ることができました!感激~
せっかく阿里山に来たのだから、朝日を眺めてみたい。レンタカーで来ているので、場所を教えてくれれば自分たちで行く、とオーナーに相談してみました。すると「道が複雑だから、みんなで行った方がいいよ」と、昨日のバスツアーの団体さんに便乗させてもらうことに。マレーシアから来たみなさん、ありがとう!
バスで30分ほど走った場所に、日の出を鑑賞するポイントがありました。そこで私たちはとても美しい虹に出会うのです。素敵な贈り物をいただいた気分!
宿に戻ったら、朝ご飯。せっかくの早起きを無駄にしないよう、朝8時にはチェックアウトしました。
梅園楼観景飯店の中に日の出ポイントが!
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高台から街が一望できます
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阿里山国家公園へ!
次の目的地は、阿里山国家公園。実は、昨日、通り過ぎてきた場所にあります。昨日は、滞在時間がゆっくりとれないだろうから、と素通りしてきたのです。日の出鑑賞でお世話になったマレーシアの団体さんも、この日のスケジュールは阿里山国家公園でした。意外にも駐車場は広々。高い土地にありながら平たい土地が多い場所でした。私たちの目的は「阿里山鉄道」に乗ることなのです。嘉義から電車でここまで来ようとすると、結構時間がかかります。もしかして、車の移動の方が早いというぐらい。でも、赤い車体が可愛い阿里山鉄道で、ゆっくり山を登ってくるのも風情がありそうですよね! (2012.8.1現在「嘉義~阿里山」ルートの運行は復旧していません)ふと、インドのダージリン鉄道を思い出しました(その時は時間が足りなくて乗れず、並行する道路から鉄道の姿を眺めただけでしたが)。
駅舎は木がふんだんに使われています
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いざ、ホームへ!
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真っ赤な阿里山鉄道
ここで線路が終わり、森始まる…
電車を降りたら、巨木を巡る1時間の散策ルートを堪能。今日は、朝から山登り、階段登りと運動が続きます。でも、ドライブだと歩かないから、ちょうどいいですね。
山を下り泥温泉を目指す
南国風の道路、交通量はゼロ
お昼ごはんを済ませて、山道の18号線を西へと下っていきます。山の上は上着がなければ寒いほどでしたが、どんどん、気温が高くなっていきます。ふもとのお寺でトイレ休憩をとりましたが、日差しの強さと気温の高さにクラクラめまいがするほどでした。すかさず、サトウキビジュースで水分補給。
お寺の名は、龍隠寺。川沿いに、可愛い石像がいくつも並んでいるのですが、それがすべて、武道のポーズになっていました。どんないわれがあるんだろう。知りたいなー。今回は、暑さのあまりグッタリしてしまい、お寺にしっかりお参りすることもせず、立ち去ってしまいました。うーん、もう一度、訪れてみたい。今度はもう少し涼しい季節に!
水の上に消えない炎です!
ここから宿までは、あと少し。ビンロウの木が茂る山道を、くねくねと進みます。水と火が同じ場所から湧く、という水火同源の公園を散歩してから、温泉民宿に向かいました。
泥温泉、個室風呂のある民宿へ
細~い道を入っていきます
今回選んだのは、お値段お手頃の民宿。関子嶺温泉は大型リゾートホテルや、コテージタイプの高級温泉民宿もたくさんあります。でも、これまで泊まってない場所がいいな~と選んでみました。入り口が分からず行ったり来たりしましたが、無事に到着。バス停も近く、公共交通機関で訪れるのにも便利そうです。高鐵3日間パス+バス、という組み合わせもできそう(妄想中)。
さて、このお宿。水着で入る露天風呂は、私たち2人で貸切状態でした。
なんて贅沢~! ビバ、平日の旅!
渓畔老樹山荘
台南市白河区関嶺里35号
電話06-6822093
晩御飯は近くの食堂へ
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2人用のセットメニューを選択
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朝の散歩と台南市街
朝ごはん屋さん発見
晩ご飯の間は豪雨でしたが、朝は青空がのぞきます。この日は急遽、台南市街の散策が決定(台北ナビの取材に同行させていただきました)。
朝早い出発なので、宿の朝ごはんが食べられず。朝の散歩の足をのばし、地元の人が買いにくる朝ごはん屋さんに行ってみました。関子嶺温泉から、台南市街までは高速道路を使って約1時間。台南は見どころがコンパクトにまとまっていて、徒歩で観光できる街でした。レンタサイクルもよさそうです。しかし、暑い。早くも、阿里山の涼しさが懐かしくなっている我々なのでした。台南は涼しい時に歩きたい。
「冬は台南でおしゃれ民宿体験」と新たな野望がわいています。
川沿いの不老温泉で、のんびり
露天風呂は大雨で休業
夕方、台南市街の取材班と別れ、再び、高速道路に。今度は、高雄県の北、不老温泉を目指します。このエリアはかつて、屏東県の高樹を訪ねた折に「みんなで温泉にでも行こうか」と連れて行ってもらったことがあるんです。川沿いに広がる温泉地帯です。今回の旅は4泊中3泊が温泉民宿でしたが、ここが一番気に入りました。
なんといっても、個室風呂空間のゴージャスさ! 泉質の良さ!これで屋外露天風呂にも入れたらサイコーです。
チェックインすると、「日本人が来たのは、初めてだ」と言われました。お食事は、道路向かいにある食堂を推薦され、そこで山の幸&川の幸のコース料理を堪能。のんびりできる宿でした。宿の近くには、大仏様が鎮座していました。
檳園温泉渡假山莊
高雄市六龜区新發村新開路86-2号
電話:07-6791280
茂林から多納へ
役場の壁もアート
さてドライブ4泊5日の旅も最終日。不老温泉から、レンタカー事務所は遠くありません。せっかくだから、もう少し山を走ってみようと足を向けたのが、多納温泉。まずは、役場のそばにある公園へ。ひらひらと舞う蝶を撮影するダーリン。新しく買ったレンズの性能を試すいいチャンス。気が付けば1時間も撮影しています。この暑さの中、よく頑張るな~。続いては、一度行ってみたかった秘湯、多納温泉へ。公共機関だととても不便そうなので、車があるときに下見をしようと思った次第です。平日のせいか、ほとんど人通りもない多納温泉。日本語の流暢なおばさんのお店で、ボリューム満点のランチを取ることになりました。
ところで、温泉はどこにあったんだろう…。全然、下見になっていない小旅行なのでした。
橋の上をバイクが走ります
旗山から高雄、屏東がゴール
古い建物が残る旗山
おなかが膨れたところで、腹ごなしのお散歩を。目をつけていたのは、旗山、という古い建物が残る町並みです。いかにも、いい写真が取れそうな予感がするではありませんか。駐車場に車を止め、街歩きに出たのが14時。実はこの段階で、2人ともかなり暑さにやられています。阿里山が寒かったので、どの程度涼しい格好をすればいいのかが、ピンときていなかったんですね。Gパンは暑いので薄手のヒラヒラスカートに着替えました。散歩の途中、傘も役に立たないほどの雨に降られてしまいました。雨宿りをしながら思ったのは、この町もまた自転車や徒歩が似合う町。高雄から公共交通機関でやってくるのも、よさそうな感じです。今回は時間が足りなかったから、次回はゆっくり見て歩きたいな。