突然ですが、高雄市の前鎮区と言えば、どんなイメージがありますか?統一夢時代購物中心があったり、高雄軟體科技園區(高雄ソフトウェアテクノロジー園区)があって比較的栄えていると思われているエリアですが、凱旋四路を越えて南側へ行くとガラっと雰囲気が変わります。この一角(鎮華街)に歴史の長いレトロな商店街「前鎮銀座街」があるんです。
日本でも見られるアーケード型の商店街で、1階は店、2階以上は住宅になっています。現在は、多くの店が午前中のみ営業しているため、午後はシャッター街になります。
ここで簡単に歴史の紹介を。1966年、ここ高雄市前鎮区に世界初の輸出加工区が設立されました。就業機会が激増し、ここに多くの人々が集まりました。人が集まると、買い物をする、食事をする!そのため、前鎮夜市や今回ご紹介する「銀座街」が形成され、人気スポットになり、ここ一帯が活気あるエリアとなっていました。しかし、1980年代末、造船業の衰退と加工・輸出地区の移転により、徐々に人口が流出。「銀座街」は、今ではその当時の歴史を感じられるスポットとなっています。このノスタルジー感がたまりません!
今回訪れたお店は全て一つの通り(鎮華街138巷)に面しているので、ぶらり歩いてみるのも楽々です♪今でも地元の人々に愛され、人情味に溢れた「銀座街」。 今後、もっと活気が戻ってきたらいいなと思ったくらい、素敵な場所でした。この「銀座街」を活気づかせる一役を担うのは、今これを読んでくれているあなたかもしれませんよ! |
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記事登録日:2024-05-22