朝ドラ「カムカムエヴリバディ」効果で回転焼きが食べた~い!って人、多いですよね?台湾でもNHKが放送されているので、無性に回転焼きが食べたくなります。そう、台湾でも回転焼き食べられるのです。台湾では「車輪餅」、「紅豆餅」「奶油餅」と呼ばれ、おやつの定番として人気を博しています。
台湾の回転焼きには、皮は薄めでパリパリ、というタイプが多いのですが、中には日本のようにしっとりした厚めの皮の回転焼きを出すところもあります。そのお店の一つが内湖にある「兩點」。ナビのお気に入り~♡
「兩點」は、2020年1月の立法委員選挙で当選した高嘉瑜立法委員が、自身の顔の刻印をした回転焼き300個を配布した際に使われたお店です。その時配られたのは………
タピオカクリームでした。タピオカとクリームの相性はバッチリで、甘味も抑えられています。2、3個は軽く食べられそう!
写真の左はあずきとクリームが半々入った「經典綜合(焼印は『綜合』)」!ひとつで二つの味を味わえるので何だか得した気分♪
沙拉と書かれたポテトサラダは、サンプルと違って、雪のように真っ白~!塩味も抑え気味で、回転焼きとしてしっかり食べられます。玉ねぎは入っていないので、「ポテサラの玉ねぎは嫌じゃ!」という人も安心して食べられます。
日本でもおなじみの「紅豆(あずき)」は、日本のよりも甘味も粘り気も抑え気味になっているのが特徴。ドラマで登場する「おいしいあんこのおまじない」も、食べる前にかけてみるといいかも。「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ♡」
台湾でちびっこに人気なのが「奶油(カスタードクリーム)」!「奶油餅」とも呼ばれ手親しまれています。台湾の回転焼きに入っているカスタードクリームは、日本のカスタードクリームと違って、甘さ控えめというところが多いのですが、ここは一口で甘いクリームが口の中に広がります!ただ、タピオカクリームもですが、焼きたてはクリームがはみ出て手につくこともありますので、お気をつけください!
「地瓜(サツマイモ)」の中身はサツマイモをペーストしたもの。安子は戦後大阪で、幼いるいを背負って芋飴を売ってまわっていましたね……。と、台湾にいながらどっぷりカムカムの世界にハマってまーす!
この日の「限定」餡は、タロイモクリームでした。日本ではまずお目にかかれませんが、台湾の回転焼きではよく見かける具です。
「花芝」は、きな粉とゴマを擦ったものに白玉が入ったもの。口が渇きやすくなるので、お水かお茶は必須です。
「兩點」は公館にも支店がありますが、こちらは、「地瓜(サツマイモ)」は販売していません。なお、どちらにも回転焼きを焼くるいさん、店番するジョーさん、文ちゃんのために焼く練習をするひなたはいません。また、クリスマスに算太おじちゃんが現れることもないので、あしからず!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-03-17