2020年12月21日(月)、台湾ロスになって久しいナビが訪れたのがこちら、誠品生活日本橋。そう、台湾で知らない人はいない、カルチャーの巨大発信地です!
店内は整然と本が並び、オシャレな雰囲気。この誠品生活日本橋、本以外にもレストラン、セレクトショップ、文具に工房と、多くの機能を備えたカルチャースポットなんです。さらに台湾関連イベントも多数開催中。
ということで、本日のナビの目当てはこちら!大原扁理さんのオンライントークイベントです。大原さんといえば、2020年12月13日に「いま、台湾で隠居してます~ゆるゆるマイノリティライフ」を出版したばかり。対談のお相手を務めるのは、世界ゆるスポーツ協会代表理事で「ガチガチの世界をゆるめる」の著者、澤田智洋さん。台湾隠居とゆるスポーツ、いったいどんなお話になるんでしょうか。
実はこの日は会場でのトークも予定していたんですが、感染症対策のためにオンラインのみに変更。しかしオンライン定員100名を大きく超えて急遽増枠するほどの人気だったとか。編集者の北尾さんの司会進行で、対談スタート!
澤田さんは台北を過去に一度訪れたことがあるそうです。ふだんから障害者と接することが多い澤田さんは、「バリアフリー環境が整うと、人々のあいだにコミュニケーションが生まれない。台北にはハード面でのバリアが適度に残っていて、自立と共助のバランスがいいですね」と話されていました。大原さんは、台湾でなるべく働かない「隠居生活」をしていましたが、今年の春から台湾に戻れなくなり、この本を書き始めたといいます。「台湾では、隠居であることも孤独であることも、日本よりもゆる~く許されていると感じます」。そうそう、台湾の魅力のひとつはあのゆるさなんですよね~、とナビも納得。
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記事登録日:2021-01-06
台湾人でもあり、日本人でもある。新しい「日本語世代」のエッセイ集