修杰楷(シュウ・ジエカイ)&林予晞(アリソン・リン)インタビュー

「天堂的微笑」で病と闘う家族を演じること、台湾ドラマの魅力、とっておき観光スポットなど色々聞きました!

(C)TVBS MEDIA INC.

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こんにちは、台北ナビです。

去る10月に台湾ドラマ「天堂的微笑」のプロモーションのため、東京・池袋で開催された「TIFFCOM 2019」に来場した、主演を務める修杰楷(シュウ・ジエカイ)さんと林予晞(アリソン・リン)さん。お二人の合同インタビューにナビも参加しました。
インタビューの前には記者会見が行われました!  インタビューの前には記者会見が行われました!  インタビューの前には記者会見が行われました! 

インタビューの前には記者会見が行われました! 

今、乗りに乗っているお二人です!

シュウ・ジエカイさんといえば、「戦神~MARS~」「イタズラなKissⅡ~惡作劇2吻」「ブラック&ホワイト~痞子英雄」をはじめ、日本でも人気のドラマの数々で華流ファンにはおなじみですよね。2015年に女優の賈靜雯(アリッサ・チア)さんと結婚して、現在は3人の娘さんのパパでもあります。素敵ですね!

一方、アリソン・リンさんはキャセイパシフィック航空の客室乗務員を経て、2014年に「キミをプロデュース~Miracle Love Beat~」で女優デビュー。「恋愛動物」では賀軍翔(マイク・ハー)が演じる主人公の幼なじみであり、彼に長年片思いしている会社の同僚役を存在感たっぷりに演じました。また、今年の金鐘奨で6冠に輝いた話題作「悪との距離」にも出演している注目の女優さんです。

二人が共演している「天堂的微笑」って?!

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そんな二人が「天堂的微笑」で初共演、深い愛情でつながった夫婦役を演じています。自分が妊娠したこととステージ4の脳腫瘍であることを同時に知った妻はどんな選択をするのか……家族の愛と絆を描いた物語です。また、特別ゲスト出演として、林心如(ルビー・リン)、柯有倫(アラン・コー)、陳庭妮(アニー・チェン)ほか豪華な面々が登場するのも注目ポイントの一つです。ちなみに第1話には何潤東(ピーター・ホー)、第1&2話には炎亞綸(アーロン)の姿も!

早速お二人にお話を聞いてみました!

——お二人は「天堂的微笑」で初共演となりますが、共演してみてお互いの印象はいかがですか?

シュウ・ジエカイ(以下、修) 本人の前で言うのは恥ずかしいですね(笑)。僕はお互いに役者としての使命感があるかどうか、ということがすごく重要なことだと思っています。僕がアリソンを特別に思えるのは、性格が僕とちょっと似ているところがあって、直接のコミュニケーションがとりやすい。性格は冷静で、ほしいもの、ほしくないものをはっきりと言えます。実は、役者同士が直接コミュニケーションできるのは、けっこう珍しいことだと僕は思っています。通常なら、だいたいほかの人を通すことが多いのですが、彼女には直接言える。それがあったので、演技に対して何か問題が発生しても、どうしたら解決できるのか、もっとうまくできるのか、一緒に話ができたのでやりやすかったですね。
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アリソン・リン(以下、林) 私は撮影に入る前に、共演する方はどんな方だろうと思って、実際にその人の様子を見てみたりします。今回、撮影前にみんなで食事する機会があったのですが、私はお酒が飲めないので、すごく冷静にその場を見ていたんです(笑)。ジエカイさんはお酒が入っても、ずっと人の世話をしているような方でした。いい印象を持ったし安心しました。実際に仕事をしてからも、やっぱり思った通り、彼は皆さんの面倒をよくみてお兄さんのようでした。実際の彼にはお子さんがいらっしゃいます。私はそんな彼の妻役だなんて、演じ切ることができるのかなと、最初は自分でも疑問に思いましたが、彼は役の上でも現場でも、私が演じやすいようサポートしてくださいました。信頼できると強く感じられて、とてもいい経験になりました。

日常生活や人の命を扱った数少ないドラマ

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——シュウ・ジエカイさんは今回父親役ですが、実生活でも2015年に父親になりました。実際に父親になってみて、演技に対する意識の変化はありますか?

(修) 僕の生活は、18歳から結婚するまでひたすら撮影するだけで、そのほかのことを一切やっていないんです。だから、家族がいるなら家族を中心にした生活がしたいと思い、結婚してから3年間は仕事を受けない、ということをあえてしました。それまでの僕の演技は、僕自身が演じるだけだったけど、今は、なんというか、演じる時の自分の中にも生活の一部が入ってる、というのかな。すごく強くそう感じています。それが結婚してからの一つの発見ですかね。
——「天堂的微笑」に出演することを決めた理由を教えてください。

(修) このドラマが日常生活を描いているところです。僕自身も結婚してから、生活についてあらためて考えることが多いので、日常生活を演じられるドラマに出演できるのはいいなと思ったんです。台湾ドラマの題材はいろいろあるけれど、日常生活や人の命について扱ったドラマは少ない方なので、いいんじゃないかなと思いました。

(林) 私は以前に自分自身が病気に罹った時期があったので、このドラマのストーリーにすごく共感しました。病気の時は、家族とタクシーに乗っていろんな病院を回ったりして、とてもつらく悲しい思いをしました。なので、当時の自分が経験したつらい思いを、このドラマでポジティブな考え方に変えて演じることで、悲しかった過去の自分自身に対する答えも出せるんじゃないかな、という思いもありました。そういったわけで、今回は頑張ってポジティブに演じて、このドラマを皆さんと共有したいという思いをたくさん込めています。

ヒロインの選択を尊重したいです

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——劇中、ヒロインである妻はお腹の子供を守るために自分の病状や余命を夫や家族に秘密にするそうですが、彼女のこの決断についてどう思いますか?

(林) ヒロインがこういう選択をするのは自然な展開じゃないかなと思います。治療を受けたとしても余命が2年ほどしかない状況の中で、なんとか子供を残したいという強い気持ちは理解できます。でも、彼女が家族のみんなに、とくに旦那さんにまで余命を隠していることについては、私は共感できなくて……。そんなふうに実際の私は内心『旦那さんには嘘をつきたくない』という気持ちでいたので、ちゃんと説得力をもってうまく演技できているかな、と自分で思うこともありました。
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(修) 僕もヒロインの選択を尊重したいです。彼女が残された短い時間の中で、自らの意志で選択したことをサポートしたい、という気持ちです。僕が演じた夫は、妻を心配するがゆえに、彼女が言うことに反対することもあったけど、実際の僕の気持ちとしては、そんなに心配しなくてもいいんじゃない?と。もちろん、その選択をサポートするとなったら、もしかたら今度は逆に、彼自身の怒りや悲しむ気持ちを妻に隠さないといけなくなることもありますよね。妻に話しづらいことが出てきて、言えなくなることがあるんだろうなと思います。

台湾ドラマの魅力とは?

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——シュウ・ジエカイさんはこれまでに多くの人気ドラマに出演していて、アリソン・リンさんは「悪との距離」といった最近の注目作にも出演しています。そのようなお二人から見て、台湾ドラマの現状や魅力について、どう思いますか?

(修) 台湾ドラマの題材はいろいろありますが、ファンタジー、フィクションとかのジャンルだと、僕たちの日常生活からはちょっと距離感のあるストーリーになりがちです。だけど、「天堂的微笑」はリアリティも説得力もあるような意味深い話です。命を扱うテーマだからこそ、より真剣に演じようと心から思い、役者としての使命感をすごく感じました。もし現実にこういうことが日常で起こったとしたら、その時にどんな選択をするか、このドラマを見て皆さんに考えてほしいです。そして、このドラマを通じて皆さんに力を与えることができたら、という思いもあります。

(林) まずは「天堂的微笑」「悪との距離」に関わることができてうれしいし光栄です。私は小さい頃から日本のドラマをいっぱい見て成長してきました。「悪との距離」については、台湾ドラマがやっとここまで来たな、という実感があります。本格的な社会派ドラマは最近出始めたところで、台湾ドラマが一つの新しい段階に入ったところだとすごく感じています。

二人がおすすめする台湾観光スポット

台北ナビは台湾の観光情報をお届けしているサイトです。

——「天堂的微笑」のロケ地は台中だそうですが、台中での撮影中に気に入った食べ物はありましたか?

(林) 鼎王(鼎王麻辣鍋)という台中にある火鍋店が大好きです。チェーン展開しているのでいろんな場所に支店があるんですけど、1号店は台中なんです。あと、いま日本中にあるタピオカミルクティも台中が発祥です。ほかにもたくさんのドリンクがあって、台中は競争が激しいのでどれもすごくおいしいですよ。それから太陽餅も台中の特産品で、いいお店がいっぱいあります。
——台湾を訪れる日本人に、お二人がおすすめしたい台湾の観光スポットを教えてください。 

(林) 台北の「華山1914文化創意産業園区」と「光華商場」です。「華山1914文化創意産業園区」ではアートや文化が体験できて、ここの隣にある「光華商場」ではテクノロジーを見ることができます。この両方に行くといろいろ体験できるので、おすすめです。

(修) たくさんあって迷うけど……僕は皆さんに高雄をおすすめしたいです。一時期仕事で生活したこともありました。高雄は文化を保存している場所がたくさんあって、台北では見られないものや風景がたくさんあります。あと、あまり雨が降らなくて、気候がとてもいいんです。旅行するのにすごくいいところですよ。

日本の台湾ドラマファンへのメッセージ

——日本の台湾ドラマファンに向けてメッセージをお願いします!

(修) ドラマというものは、その場所の文化をみんなとシェアできるコミュニケーションツールの一つです。なので、日本の皆さんにこのドラマを通じて台湾の文化をたくさん感じていただいて、もしできれば皆さんと交流できたらいいなと思います。

(林) いま台湾ドラマは転換期です。やっと次のステップに入るところまで来ました。この時期のドラマを例えるなら、生まれたばかりの赤ちゃんみたいなもので、皆さんの協力やサポートが必要かと思います。いろんな新しいチャレンジをしているので、サポートしてもらえたらと思います。
このインタビューの通訳を担当されたのは、なんとアリソン・リンさんの実の妹さんでした。アリソンさんご本人もインタビューの前後に日本語でも少しお話してくださいました。日本でも「天堂的微笑」を見ることができる日がくるのを期待しています!

以上、台北ナビ(小俣悦子)がお届けしました。

「天堂的微笑(英題:Endless Love)」あらすじ

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孫又翔(ソン・ヨウシャン)と趙承舒(チャオ・チャンシュー)は、一人娘と又翔の母と4人暮らしで幸せな生活を送っていた。もう一人子供が欲しいと思い、妊活中だった二人に、待望の赤ちゃんが生まれることになる。つわりかと思っていた承舒の体調に、少しずつ異変が訪れる……

〈出演〉
修杰楷 (シュウ・ジエカイ/孫又翔 役)
林予晞 (アリソン・リン/趙承舒 役)
2019年/台湾/TBVS/90分×15話

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-12-11

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