Charaさん独占インタビュー

独特なスイートボイスと個性あふれる唯一無二のキャラクターでファンを魅了し続けるCharaさんが台湾へやってきた!

写真提供:浪漫的工作室

写真提供:浪漫的工作室

こんにちは、台北ナビです。

2020年1月10日にCharaさんとして初の台湾単独ライブ『Chara Baby Bump Tour 「Baby Shower」 in Taipei』が、「The Wall」で行われました。台北に住んでいる人、台北在住の日本人のみだけでなく、台湾各地や香港などからもファンが駆けつけ会場は、とてもヒートアップしました!

後日、Charaさんに単独インタビューできる機会をゲット!その模様をお届けします。

お客さんがあたたかく迎えてくれたので、気分良く歌えました!

撮影:岩澤高雄

撮影:岩澤高雄

―― 台湾初ライブを終えてのご自身の感想は?

台湾での単独ライブは初めてですが、実は5年前にフェスに来たことはあります。「簡單生活節 SimpleLife」に参加したのですが、機材トラブルがあって予定時間よりもライブの時間が短くなってしまったんです。ロックミュージシャンのギターの名越君はその時と同じですが、前回のフェスと今回のバンドのメンバーは違いました。

今回はお客さんに助けられた感じがしました。「Tha Wall」は、ウーハー(低音再生を担当するスピーカーユニット)がないライブハウスだったんですが、勉強になりましたね。子宮が感じる部分を出したくてもそれができなかった。出せなかったシステムでしたが、そうでない部分でお客さんがあたたかく迎えてくださったので、気分良く歌えましたよ。
写真提供:浪漫的工作室

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――今回のライブでは男性が多いと思ったのですが、日本のライブではどうですか?

台湾のライブでは、男性の方がたくさんいらっしゃるなぁと思いましたが、なぜかはわかりませんね(笑)。日本のライブでは割合的に、女性の方が多いと思います。野鳥の会とかじゃないから、ちゃんと数えてないけど(笑)。

日本だとおじさんが目立ちますね。私も年齢的にデビューしてから30年近く立つので、みんな一緒に年をとってきて、その当時からのファンの方は、おじさんになっちゃっているんですよね(笑)。男性は日本では目立つんですよ。台北はライブハウスのファンの男性とかも来ていたのかな?ロマンティックメンズが台北には多いのかな?なぜだかわからないですね。でも嬉しかったです!

トライする気持ちから実現した台北ライブ

撮影:岩澤高雄

撮影:岩澤高雄

――今後もまた台湾でライブをしたいですか?

台北でやったことないのでライブしてみましょう!という感じで、今回のライブに至ったのですが、今後もいろんな形で台北へ来るやり方があると思うんです。例えば、YEN TOWN BANDとか、私はソロなので、アコースティックセッションや、ダンスミュージック系の演奏できる方たちと組むなど……準備は変わってきますが。

台湾と日本は距離的に近くても楽器を移動してくることが難点ですね。レンタルしたいのにない機材も出てきたりするので、実験していかないとわからないですが、また是非台湾でライブをしたいなと思いますよ!
写真提供:浪漫的工作室

写真提供:浪漫的工作室

私は何歳になっても『初めて何かをやると言うのが好き』で、意外と初めてのことってあるんですよね。もう52歳になるんですけど、初めてのことをするのはフレッシュな気持ちでいられるし、この歳だからちょっとっていうのはなしにしたい。今年2020年の1本目が台北ライブなんですよ。素敵なライブができました。

今後、台湾人アーティストとのコラボもあるかも!?

写真提供:浪漫的工作室

写真提供:浪漫的工作室

――台湾には何回か来られていると思いますが、来台前と後のイメージや印象はどうですか?

遊びでは来てなかったんですが、今回色々案内してもらって。ローカルなものを知りたくて、そう言うの好きだから。今回は旧正月前の賑わいや選挙などもありましたね。短い日程で美味しいものもたくさん食べました。地元のアーティストさんとの交流はしてないので、またタイミングが合ったら交流してみたいなと思います。
撮影:岩澤高雄

撮影:岩澤高雄

――台湾のアーティストでコラボしてみたい方などはいらっしゃいますか?

インスタをフォローしてくれている方やCDをよくくださる方などがいらっしゃるのですが、ちゃんとお話ししたことがないので、いつか交流してみたいと思います。

前にラジオで共演した魏如萱(Waa)さんや盧廣仲(クラウド・ルー)さんなどかな。交流する企画とかあったら面白いなと思います。

ローカルなもので胃にやさしいものがいいな

写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

――台湾へ来られて、ファンや台北ナビ読者におすすめしたいと思ったところは?

どこも楽しいと思うんですが、東京に住んでいるといつものサイクルが決まっていて、いつもと違うものを食べ続けると、胃とか腸が疲れてしまうので、おやすみのときはいつも食べているものもちょっと入れたいと思っています。

特に市場は楽しかったです。フルーツは午前中に摂りたい。台湾のフルーツは日本よりも豊富ですね。豆乳も好きです。東京にあるようでないやさしい味がしましたね。あぁいうあったかい味は好き。ローカルなもので胃にやさしいものがいいな!油っぽいものばかりでないものの方が、ステイ中にいっぱい食べられると思います。

チーズが好きなので、いつも粒胡椒の塩漬けを持ち歩いています。最近ハマっているんです、粒胡椒の塩漬けに。台湾にも多分あると思いますが、持ってるのはカンボジア産のやつ。日本でも結構チーズやタマゴや何にでも合う!特にブランチのときに合う!!友達にも無理やり食べさせています(笑)。あとは、いっぱい歩かないと食べられないので、靴は歩ける靴を持ってきた方がいいかなぁと思います。

迪化街にも行きました。お茶が好きなので「南街得意」にも寄りました。前回来たときは雨で寒かったけど、今回は天気が良かったからよかったです。料理も好きなので、八角やブイヨンなどの調味料などが欲しくて、「神農生活」に行ってお料理に使えるものを買いました。
――エステなど美を上げるお店などに行かれましたか?

今回は行っていませんね。リサーチ不足で怖かったから。マッサージしたかったけど脚とか自分でほぐしていました。タイヤル族のヴィヴィアン・スーちゃんとかはなぜそんなに美しいのかが気になるから、どんな美容のものを使っているのかを知りたいな。

ファッションは自分の着たい着心地の良いものを!

――いつまでも若々しく、パワフルで、憧れています!秘訣などがあれば教えてください?

格好が保守的でないから、若々しいと思われるのかもしれませんね。だから若々しさの秘訣はファッションかな?「この仕事だから保守的な格好をしなくてはいけないとかはなくて、お母さんだから目立たないようにしないといけないとかはないんじゃない?」と息子に言われたこともありますよ。

息子が言ってくれたように、私もコンサバ(保守的)になる必要はないと思っているので、自分が着たい物を着ています。改めて考えてみると、1日のうちで自分と長く一緒に居るのは服ですよね。ってことは、心のすぐ裏にいてくれる存在でもあるわけです。
写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

――心のすぐ裏にいてくれる……いい言葉!息子さんがおっしゃるように、「こうしなくてはならない」という服ではなく、心が欲する物を着ているから、Charaさん自身のパワーが伝わってくるのかもしれませんね。では、Charaさんにとってファッションとはどんなものだと思いますか?

ファッションって、目で見てまず感じる部分だと思います。だから第一印象で人を判断してもいいのかなって。例えば、新学期が始まった時に、自分の好きなロックバンドのTシャツを着ている人がいるとします。そうしたら「あっ!この人は私と音楽の趣味が似ているのかも!お友達になれるかしら?」って思うと思うんです。

ステージに立つ人間としては、「ファッションは目に見えるところでの表現」だなと。五感をフルに使って伝えたい、伝わって欲しいと願っているから、演出のひとつにもなっていると思います。

――普段気に入って着ているものは?

ヴィンテージの古着が好きですね。ブランドにこだわりはなく、何でも着ますよ。娘や息子の彼女とも情報交換したりします。世代が離れた方達と一緒にお買い物に行くのも楽しいじゃないですか。

――今履いている靴も素敵です!

これはNYのブランドでRachel Comey(レイチェルコーミー)のものです。直接取り寄せています。コンセプトも詩的でかっこいいです。彼女も子育てをしていて、服への思いがすごく好き、靴のフォルムも好き。どこまでも歩いて行ける疲れないヒールや大人のための被らない服が好きです。ふわふわ素材、チクチクしないそのまま寝られるような服が好き。
写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

Chara+YUKI(チャラユキ)について

――1月21日にYUKIさんとのシングルがリリースされましたね!今年二十年の時を経てYUKIさんと活動を再開されますが、そのきっかけは?

もともとYUKIとは仲良しなんです。彼女の前回のオリジナルフルアルバムで、「楽曲提供をして!Charaの曲を歌いたい!」と言われて。いろいろ相談して創作していく中で、多めにできた曲などもありました。前からChara+YUKIやりたいねとも言っていたし、タイミングも重なったのかなと思います。
ガールズバンドを一緒にやったり、同じレコード会社に長く所属していたこともあり、YUKIがデビュー前からよく遊んでいて、姉妹のようでした。音をCharaが担当、YUKIは言葉を担当と決めてやったのでスムーズに行きました。バレンタインにはミニアルバムを出したんです。Chara+YUKIのオフィシャルページでは、インタビュー内容やMVなども公開していて、20年前に撮影したものも見られるんです。Chara+YUKIを知らない方はそれを見てもらえれば、もっと色々知ってもらえると思います。

Chara+YUKIオフィシャルページ:https://www.charayuki.com

お気に入りの曲、モノ、コト

写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

―― Charaさんご自身のお気に入りの曲、ベスト3は?

最近のものでしっとりしている曲になりますが、家族が大切なので、息子が生まれた時に作ったメッセージソングの「大切を気づくもの」、娘が生まれる前に作った「tiny tiny tiny」って出発の曲、そして娘がPVの絵を描いてくれて、息子がハーモーで参加している「愛する時」は、美しくて好きです。自分の今年の誕生日を起点にして考えるとその3曲ですね。

――今現在、恋している物や事は?

Mojoくんという犬を飼っていて、家族の一員として気にかけています。チワワとトイプードルでチワプーという種類のミックス犬です。インスタグラムでもMojoって項目があるので、見てもらえれば嬉しいです。

妹・綿引光子さんとの共著の絵本『LITTLE HEARTBEAT』

Charaさんの台湾初の単独ライブ公演後のタイミングで、妹・綿引光子さんとの共著の絵本 『LITTLE HEARTBEAT』のトークショー及びサイン会が台北の「Fujin Tree 353 Cafe」にて行われました。会場では、Bギャラリーの藤木洋介さんが司会を務め、とても和やかな雰囲気でトークショーが進行していき、ライブとはまた違ったファンとの交流の場となっていました。

※ポップアップショップ及び関連商品については、ビームス台湾オフィシャルページ( https://www.beams.tw/ )をご覧ください。
写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

写真提供:浪漫的工作室 / 撮影:Teikoukei / 衣装:LEINWANDE

最後に今後の展望をお聞きしました。「ブレずに自分の思いを信じる力、自分が勇気出してやり続ける。続けるということは簡単なようで難しいです。あとは『くびれ』かな。愛されボディになりたいな!今年こそは『くびれ』を作りますよ(笑)。」

ふんわりとしたやさしいオーラを放ちつつ、目の奥には力強さも感じさせるCharaさん。今後のご活躍も大いに期待したいと思います!

以上、台北ナビでした。

Charaオフィシャルサイト:https://charaweb.net/

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-03-23

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