はにわきみこの「老齢の親と一緒に台湾旅行」その1

台北・お茶と温泉編

みなさんこんにちは~!
2007年に、屏東県で2ヶ月ホームステイをして以来、ますます台湾への愛が深まっている、はにわきみこです!2009年には、台湾の観光局が主宰する「台湾旅の達人」コンテストにエントリーし、全部で50組の参加者とともに、台湾の新しい魅力を探りました。

さて、そんな私の最近の夢とは。
「がんを体験した父母に、台湾旅行を楽しんでもらいたい」なのです。
はい、こちらをご覧ください。
親ががんだとわかったら オリジナル&台湾版

親ががんだとわかったら オリジナル&台湾版

実は、2009年に、私の父(当時72歳)に食道がんと胃がんが見つかりました。治療として、食道の一部と胃のすべてを切除し、腸を使ってそれを再建するという大手術を受けています。あまりにびっくりしたのと、対応が大変だったのでその模様を「親ががんだとわかったら」という本にまとめました。当時は、患者の家族として何をしたらいいのかわかる参考書がなかったんです。同じ問題で困る人の助けになるだろうと本に書きました。「自分が必要だと思う本を書く」。これが私の執筆の原点なのです。
本の発売は2010年8月(写真左)。すると、出版社あてに台湾から「この本を台湾で翻訳して発売したい」と連絡があったんです。台湾版のあとがきを添え、2011年3月に発売(写真右)になりました。
不思議なご縁ですよね。

がんがわかったとき「抗がん剤や手術が始まる前、体力があるうちに、家族で台湾旅行に行かない?」とたずねると、父は「治ったら行く」と言いました。当時の私は「本当に治るの?そんな大手術をうけて、元気になれるの?」と不安でしたが…。結果から言えば心配は無用でした。
手術から2年がたち、2011年の12月、無事に一家総出の台湾旅行を実現することができたのです!
父の言葉「もう引退した身だから時間を気にする必要はない。長く旅をしたい」を受けて、妹が休みを取れる時期を調整。75歳の父、68歳の母の体力を考えた、全行程8泊9日のゆるゆる旅行です。
今回はその模様を数回に分けてレポートしたいと思います。
親御さんと行く台湾旅行の企画にお役立てください。

■はにわ一家の台湾旅行スケジュール
2011年12月23日~12月31日・8泊9日(今回は●の部分です!)
12/23金 成田→桃園。DL275便(1920-22:45)タクシーで市内のホテルへ
●12/24土 市場めぐりと紗帽山温泉。台湾茶と小籠包。
12/25日(予定)故宮博物院。行天宮と足マッサージ
●12/25日(実際)双連市場→台湾歌壇にゲスト参加。茶屋訪問。
12/26月 台湾新幹線で南部へ。屏東の幼稚園を訪問、会食。
12/27火 台湾南部、海辺のドライブ。海鮮と墾丁夜市。
12/28水 墾丁観光、四重渓温泉。三地門泊。
12/29木 三地門の水門、佛光山。高雄泊、海鮮。
12/30金 旗津散策。新幹線で台北へ移動。
12/31土 桃園→成田 DL276便(0830-)で帰国。

父は台湾初体験!市場で「昭和の香り」に触れる

ひとつ、買ってみました。うす甘くてアツアツ。素朴な味。

ひとつ、買ってみました。うす甘くてアツアツ。素朴な味。

今回、台北のホテルに到着したのは、深夜24:30頃。旅行会社に「便名未定」の格安チケットを頼んだら、深夜着早朝発の便になったんです。しかし、妹に言わせると「早朝便だと寝坊したらアウト。旅程を長く組めるなら夜の便も悪くないよ」。ナルホド新しい発想です。
 今回は自分で手配を行う自由旅行。「桃園空港からホテルへの送迎」を事前に頼んでおきました。大型のバン1台が1600元。大人4人と大型スーツケースをらくらく運搬。渋滞もなく約35分でホテル着。
 翌朝は、徒歩で朝市を散策です。双連から民権西路駅まで、MRTの路線にそって続く露天の朝市をブラリ。「日本では見たことのない野菜がある!」「この果物はいったい何?」父母ともに目が輝いています!
この青菜はなんていう名前かしら?

この青菜はなんていう名前かしら?

お花もきれい~!」花が好きな母、大よろこび。

お花もきれい~!」花が好きな母、大よろこび。

お花の値段の手ごろさにビックリ

お花の値段の手ごろさにビックリ

はにわの大好物。甘薯汁(サトウキビジュース)

はにわの大好物。甘薯汁(サトウキビジュース)

赤い実は、屏東名産の「蓮霧(レンブ)」

赤い実は、屏東名産の「蓮霧(レンブ)」

手前の緑の果物は台東名産の「釈迦頭」

手前の緑の果物は台東名産の「釈迦頭」

木瓜(ムークワ)=パパイヤは味見をしてから購入。

木瓜(ムークワ)=パパイヤは味見をしてから購入。

薬効が期待できるドライフルーツ。黒オリーブ??味は微妙。

薬効が期待できるドライフルーツ。黒オリーブ??味は微妙。

紫色の焼いた餅?山芋?

紫色の焼いた餅?山芋?

老舗のお茶問屋で「尺八名人」に出会う

日本語堪能な廖さん(右)。

日本語堪能な廖さん(右)。

そのまま市場を北に曲がり、保安街を歩きます。途中、大型のショッピングセンター、家楽福(カルフール)の横を通過。時間があれば覗いてみては? 食品から雑貨、日用品、家電に服、タオルやサンダルまで扱っています。私は時々、高粱酒を割ってのむための液体濃縮レモンを買いにいきます。
重慶北路二段路を右折すると「林華泰茶行」に到着。
私はこのお店の東方美人茶が気に入っています。価格は、1斤(600g)あたり800,1200,2400,4000元とありますが、今回は1200元のものを半斤(300g)購入。ステンレスの茶筒(170元)を2つ買ってそれにつめてもらいました。そして恒例のお茶用電気ポットを1台購入。
「日本人ですか?」と声をかけてくれたのは、廖明宗(Ming Zong Liao)さん。
茶葉の種類や価格を説明してくれました。「日本に行ったことはありません」というお話でしたが、日本語がとてもお上手です。父母、感心することしきり。日本語で会話ができて、ホッとしています。
「今日は土曜日だから職人はお休みですが、工場を見てみますか?」と案内してくれました。
「茶の焙煎は180度で行っています。この機械から出てきたときは100度。だから職人はみんな上半身裸で作業します。暑いから。そして茶葉を入れる道具は竹などの天然素材でなければなりません。プラスチックだと溶けてにおいが付いてしまうんです」なるほど、そうなんですね。
と、ここで、がらんとした工場の機械の上に、数本の尺八があることに気がつきました。これは?
おもむろに尺八を吹く廖さん。
「これは、お茶とは関係のない私の趣味です。自分で作っています。山に行って竹を切り、穴を開けて作っています。年に50~60本は作っています」とのこと。じゃあ、売り物なのかしら?
「教会で欲しい人にあげたり、演奏が好きな人にあげたりしています」。
なんてすばらしいことでしょう~。感激。
父は、台湾茶の種類の多さに驚いていました

父は、台湾茶の種類の多さに驚いていました

店舗の中庭には池が!鯉が泳いでいます。

店舗の中庭には池が!鯉が泳いでいます。

尺八は演奏が難しい楽器なんです。

尺八は演奏が難しい楽器なんです。

作業はお休みの日ですが工場を見せてくれました。

作業はお休みの日ですが工場を見せてくれました。

1年に50本も尺八を作るという廖さん。

1年に50本も尺八を作るという廖さん。

■林華泰茶行
台北市重慶北路二段193号
電話 02-25573506
営業時間 07:30~21:00(無休)

お茶の店は文化芸術が集まる場所。有記銘茶。

カタコトの英語と筆談で、蜜香紅茶を試飲。

カタコトの英語と筆談で、蜜香紅茶を試飲。

そのまま重慶北路二段を西に歩くと、右手に朝日公園が見えてきます。
私がこのお店に着目したのは、Twitterのつぶやきがきっかけ。
「今朝は、有記銘茶の蜜香紅茶を飲んでいます。おいしい!」という発言を見てインターネットで検索!そうしたら、ナビで紹介されているお店であることを発見!
母は、紅茶が大好き。以前、紅玉紅茶を買ったときに大変気に入っていたので、今度は「蜜香紅茶」に挑戦してみようと考えたのでした。
試飲してみたいとお願いすると、一斤(600g)1600元と、3200元の2種類を勧められました。
「両方を試してみて、味としては中間になる2400元を買うといいのでは」とのこと。お薦めのとおり、1斤2400元のものを、1/4斤(150g)パックで2個購入しました。クレジットカードが使えるので安心です。
有記銘茶の外観。植物の空気根がのれん状に下がっています。

有記銘茶の外観。植物の空気根がのれん状に下がっています。

お値段が安いのと高いの2種類を飲み比べます。

お値段が安いのと高いの2種類を飲み比べます。

絵になる空間!

絵になる空間!

お会計を済ませたところで、お店の当主、王連源さんが流暢な英語で登場。
「私の父は、初めて台湾にきたんです」というと、「それならぜひ、工場と2階を見て行って!」と案内してくれました。
「今日は午後2:40からコンサートがあるんだよ。その時間にまた来なさいよ」と勧めてもらいました。
お茶を愛する人たちは、芸術を愛する心を持っているんだなあと感じます。時間があればぜひ演奏を聴いてみたいものだと思いました。
工場内部の様子。

工場内部の様子。

中はひんやりしています。

中はひんやりしています。

2階には「玉座」スペースが。父、つかのまの王様気分。

2階には「玉座」スペースが。父、つかのまの王様気分。

さりげなくステキなのです。

さりげなくステキなのです。

楽器が飾ってあります。

楽器が飾ってあります。

王さんと記念撮影!

王さんと記念撮影!

お昼は薬膳、食後には温泉を堪能!

壁に描かれた絵は、日本風~。

壁に描かれた絵は、日本風~。

この日は土曜日。しかも翌日はクリスマス(聖誕節)。台湾の皆さんも週末を楽しみたい時期です。
「絶対に夜は混雑するから、温泉に行くなら昼ごはん時がお薦め」と教えてもらい、タクシーで紗帽山温泉 へ。
はにわは、一人旅の時と、母との2人旅でこの温泉を訪ねています。今回は、胃のない父(食道がん・胃がんの手術で胃を取り、腸で再建)にやさしい養生料理が食べられる、「川湯」を選びました。

タクシーで温泉街に到着。長い階段を下りていくと、受付カウンターがあります。
ここで「食事をしたい。4名で」と筆談。案内されたのは、レストランフロア。川が見下ろせる4人用のテーブルです。
長い階段を下りると…

長い階段を下りると…

立派な錦鯉がいる池が。

立派な錦鯉がいる池が。

お風呂も、裸で入る「日式(日本式)」なんです。

お風呂も、裸で入る「日式(日本式)」なんです。

「すごいご馳走なのにお値段お手ごろ」と父母、大喜び。

「すごいご馳走なのにお値段お手ごろ」と父母、大喜び。

レストラン到着は11:50頃。一番乗りだったのですが、そのあと続々とお客さんがやってきました。みなさん、休日はおいしい料理と温泉を楽しみにきているんですね~。
 さて私達が頼んだ料理は、こんな感じ。4人で分け合って食べてちょうどいい分量でした。白飯ひとり1杯もお忘れなく。台湾では、ご飯の器が取り皿の役割をします。そのため頼まないのは不自然なんですね。
食後には台湾茶が飲みたい!と思いましたが、休日は「泡茶(パオツァー)はお休み」だそうです。お客さんの回転率を上げるためかもしれません。ポットでお茶を持参すればよかったな~。
レストランスペースは台湾風。

レストランスペースは台湾風。

神農藥膳鷄 (ウコッケイ入り薬膳風鍋)

神農藥膳鷄 (ウコッケイ入り薬膳風鍋)

エビの酢の物

エビの酢の物

ピータンとサツマイモ葉炒め

ピータンとサツマイモ葉炒め

三杯土鶏

三杯土鶏

さて、お会計をすると、全部で1970元。レストランで消費した額400元につき、1名の入浴無料券がもらえます。ということで、4名とも、無料で温泉に入れることになりました。大浴場は裸で入る方式で、温度の違う浴槽や打たせ湯、サウナなどがあります。髪の毛が浴槽に入らないよう、シャワーキャップをつけるのがお約束です。
 温泉から出た後は、受付でタクシーを頼んでみました。
 すると、4桁の数字がプリントされたレシートをくれます。「この番号のタクシーが、あと5分で到着します」って。なんてシステマチックなんでしょう!びっくり!

台北の乾物ストリート、迪化街へ!

古い建物も多く、趣きある町並みです。

古い建物も多く、趣きある町並みです。

タクシーの運転手さんに伝えた目的地は、伝統的な台湾の食材を扱う、迪化街のなかにある「永楽市場」。シングルの妹によい出会いがありますよう、縁結びの神さま「月下老人」をお参りします。
お参りがすんだら買い物へ!乾物屋さんや漢方薬局が並ぶ迪化街は見ごたえがあります。欲しいものもたくさん! 前回母と一緒に買い物をして気に入ったしなものを、どんどん買っていきます。飴がけのくるみ、カシューナッツ、干しエビ、白きくらげなどなど。荷物が重くなった場合は、タクシーを使ってホテルに戻るのがおすすめ。永楽市場周辺なら、比較的タクシーがつかまりやすいです。
良縁を願って、月下老人へお参り。

良縁を願って、月下老人へお参り。

買い物タイムに突入!

買い物タイムに突入!

「これは何? キノコかしら~」

「これは何? キノコかしら~」

気になるのは黄色いキノコ…

気になるのは黄色いキノコ…

筆談で、名前を教えてもらいました。

筆談で、名前を教えてもらいました。

台湾が初めてならば、はずせないのが「小籠包」

昼は薬膳鍋、では夜は? そう、台湾初上陸の父に食べさせたいのは小籠包!
これまでいろんなお店に食べに行きましたが、やっぱり「一番おいしい」とうなってしまうのが「鼎泰豊( ディンタイフォン)」。行列覚悟で、タクシーで乗り付けました。目指したのは忠孝店。(これは、食後にお茶を飲みたい故のセレクト)。
お店に到着したのは18:10、この時点で「40分待ち」状態。でも、詳しい人に聞いたら「それは比較的短い方」だそうです~。実際に席に通されたのは18:50。確かに予告どおりでした。並んでいる間に、注文したい内容を書き込んで受付に渡しておきます。実にシステマチック!呼ばれた番号は電光表示され、英語や日本語でも読み上げてくれるので安心です。待っている間に、オリジナルグッズの販売コーナーを見てみました。かわいい絵葉書やストラップが、お土産にぴったり!
これが世界が認めた味。

これが世界が認めた味。

食べ方を説明してくれます。流暢な日本語で。

食べ方を説明してくれます。流暢な日本語で。

青菜炒めも忘れずに。

青菜炒めも忘れずに。

鳥のスープも絶品。

鳥のスープも絶品。

食後はさっぱり、高山茶! 和昌茶荘へGO!

張さんと記念撮影~!

張さんと記念撮影~!

本日のフィナーレは、夕食後の台湾茶!(本日3件目のお茶屋さんですね~)
我が家では、「オウムのお茶屋さん」と呼んでいる、和昌茶荘へ歩いて移動します。おなかいっぱい食べた後なので、1km弱の道のりはちょうどいい腹ごなしです。
オーナーの張正忠さんは日本語が堪能で、これまでいろいろな情報を私にもたらしてくれました。屏東に2ヶ月いくことになったときには名産の「港口茶」の話や、ツーリング旅の時の埔里(プーリー)レンタルバイク事情まで。今回は、台湾茶が初めての父に、その種類の多さと違いを説明してもらおうというわけなんです。
このお店で買うと決めているお茶は、なんといっても「金萓(100g160元)」です。ミルクのようなバニラのような甘いその香りは、他のお茶屋さんでは出会えません。日本の友達の間でもファンが多い茶葉です。
緑に光る看板が目印。

緑に光る看板が目印。

旅行中も、急須がわりのポットでお茶を楽しんでいます。

旅行中も、急須がわりのポットでお茶を楽しんでいます。

観光2日目「まさかの救急病院」事件勃発!

旅には事件がつきもの。今回最も心配していたのは、父母の体調が悪くなること。日本にいる祖母も91歳、何があってもおかしくない年齢です。そのため旅行保険にしっかり加入してでかけたのですが。
病院にいく羽目になったのは、妹なのでした。
朝6時、シャワーを浴びようとベッドから降りたところで足を滑らせ、床に転倒。顔を強くぶつけて「目の焦点が合わない」という状態に。あわててフロントに相談に行く私。すぐさま日本語ができる女性スタッフが付き添ってくれ、道路の向かい側にある馬偕紀念病院へ。マーカイホスピタルは救急病院なんです。しっかり外科と眼科で診察をうけることができましたが、観光予定は変更せざるを得ません。
本来ならば、朝イチで故宮博物院(日曜日だし、中国本土からの団体客が多いので、開場すぐに観覧するのがベスト)に行くはずだったこの日。父母は、昨日の朝も訪れた、双連市場へ散策に。妹は、安静が必要とのことで、この日はホテル待機となりました。
救急病院「馬偕紀念病院」

救急病院「馬偕紀念病院」

双連駅そばの医療・介護用品ショップ。妹のために、眼帯、マスク、綿棒、生理食塩水を購入。

双連駅そばの医療・介護用品ショップ。妹のために、眼帯、マスク、綿棒、生理食塩水を購入。

お昼からは、友人に誘っていただいた「短歌の会」の忘年会に混ぜてもらうことに。日本語教育をうけた世代の方の集まりなので、父母より少しだけ年上の方々です。私が知らないような、古い日本の歌を一緒に歌って、父母ともに楽しそう! みそひともじ(57577)で歌を作るなんて、風流な趣味ですよね。私もやってみようかなあ…。
台南在住の方からいただいた手作りうちわ。書がみごと!

台南在住の方からいただいた手作りうちわ。書がみごと!

林森・永康公園の鳥居。墓地の跡に作られた公園。

林森・永康公園の鳥居。墓地の跡に作られた公園。

絶品パイナップルケーキがある、老舗のお茶屋さん 廣方圓茗茶

話題のパイナップルケーキ!パッケージもステキ!

話題のパイナップルケーキ!パッケージもステキ!

この日、もともとの予定は、故宮博物院の見学と、行天宮へのお参り、足マッサージ。でも、予定変更は柔軟にするのが、旅を楽しむコツ。短歌の会の後は、友人にお茶屋さんを案内してもらいました。
数種類試飲させてもらった中で、「蜜香紅茶」が気に入り150g入1缶1000元を購入。
さらに、「えっ?この香と味がティーバッグ?」とおどろいた品(4種60包入)も特価1000元にて購入。クレジットカードが使えるので、「これ!」と思ったお茶はスバッと買うことにしましたよ~。
レジ横に、ステキな現代美術の作品が飾ってあって、ほほ~、と見とれていると「この作家の作品を、鳳梨酥(フォンリースー=パイナップルケーキ)のパッケージに使っているんだよ」と教えてもらいました。
「今日は売り切れだけど、ここの鳳梨酥は絶品よ!」と友人が推薦。ええええー。いつなら買えるんですか?
すると、今回の旅程のなかで「高雄のホテルに宅急便で送れば受け取れる」ことが判明。8個入400元の品物を3箱買うことに決め、先にお支払いを済ませました。(後日、高雄のホテルのフロントでしっかり受け取りましたよ~)
もしタイミングよく購入できるなら、迷わず!本当においしいです。自分用にもう少し買えばよかった(涙)!
ナビ食べ比べ大会で第一位というのもうなずけます!
店主の湯さん(左から2番目)は日本語堪能。

店主の湯さん(左から2番目)は日本語堪能。

おしゃれな店内。飾り棚は隠しドアになっている!

おしゃれな店内。飾り棚は隠しドアになっている!

好香(ハオシャン)!いい香りです!

好香(ハオシャン)!いい香りです!

お買い得な茶包セット。

お買い得な茶包セット。

台北の夜は「お粥や」さんで!

おかずの種類が多くて目移りします~

おかずの種類が多くて目移りします~

なんだかんだで、ホテルに戻るともう夕方。晩御飯は「台湾名物、おかずが選べるお粥やさん」にしようと決めました。これなら怪我をした妹でも食べられそう…。しかし「今日は、外出は無理そう。外で何か買ってきて」と妹。父母と私と3人でタクシーに乗って夕食に出発。
このお粥店は、ホテルの人に教えてもらったところ。店内もきれいで、地元のお客さんでにぎわっています!お目当ては、種類豊富なおかずの数々。しかもお値段が信じられないリーズナブルさ。胃を取った父にとって、主食がサツマイモ入りお粥であるのも安心材料です。
まずは1Fのカウンターで食べたいおかずを選んでトレイに乗せ、座席に着きます。1Fは満席だったので、2Fにあがりました。選んだおかずを見て、店員さんが伝票をチェック。おかわり自由のサツマイモ入りお粥(チャージは1人25元)のお鍋が届きます。食べ終わったら、伝票をもって1Fのレジでお会計という仕組みです。
父母とも、このお店には大感激! 何度でも通いそうな勢いでした。ちなみにこれだけ選んでおなかいっぱいになって、3人で390元!父も母も、台湾はおいしい!という強い印象を持ったお店でした。
お店の外観です。ここはお粥屋さんストリート

お店の外観です。ここはお粥屋さんストリート

選んだおかず。

選んだおかず。

イカとセロリの炒め物は、固形燃料で温めてくれます。

イカとセロリの炒め物は、固形燃料で温めてくれます。

色鮮やかなサツマイモが入ったお粥。

色鮮やかなサツマイモが入ったお粥。

台湾庶民の味~。大満足のふたり。

台湾庶民の味~。大満足のふたり。

選んだおかずをみて、店員さんが伝票を作ります。

選んだおかずをみて、店員さんが伝票を作ります。

■無名子清粥小菜(NoName)
台北市大安區復興南路二段130號
電話 02-2784-6735
営業時間11:00~翌06:00(年中無休)

観光3日目は、新幹線で南へ移動です!
はにわきみこの「老齢の親と一緒に台湾旅行」
その2)第二の故郷・屏東と、高雄市街編
に続きます。あわせてどうぞ!





関連タグ:はにわ家族温泉市場漢方迪化街小籠包鼎泰豊

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-02-06

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