【台北観光】北投温泉のいろいろが知れる無料スポット「温泉博物館」見学のススメ

北投温泉にある「北投温泉博物館」にやってきましたー！ここは無料で見学できちゃうおすすめの場所。

海外からの観光客も多く、結構なにぎわい。入口は行列を成していました。たくさんいるボランティアスタッフさんは外国人慣れしていますので、指示に従い、靴を脱いでから見学しましょう。

入口は1階に見えましたが、入ったここは実は2階。元々は、日本統治時代に建てられた公共温泉で、和洋折衷が織り交ぜられた建物がステキです～。

2階は主に、北投に関する展示が見学できます。ここは産出物に関するもの。温泉と深い関わりのある硫黄はもちろん、建材にも使われてきた「唭哩岸石」や陶器の原料となった「高嶺土」、それからイグサまで！北投はイグサの産地でもあったんですね～！

2階には大広間もあります。当時は、ひとっ風呂浴びた後に飲食を楽しんだり、将棋をさしたりと、くつろぎの場であったようです。今でも畳に上がって休憩することができますよ。

テラスへ行くと北投図書館が見えました。でも、それよりもナビが気になったのはこの標識。正しすぎる日本語ですが……ちと厳しいな(笑)。それほど危険だということですね、気を付けましょう。

奥の部屋には北投の産業に関する展示が。温泉旅館、そしてそこで振舞われた宴席料理「酒家菜」や歌手がまわって演奏をしてくれる「那卡西」……これは日本語の「流し」からきているそうです。

それから映画も重要な産業の1つでした。風光明媚な北投では、かつて多くの映画が撮影され、映画スタジオもあったそうです。博物館の近くにはギター橋と呼ばれるロケ地も。探してみてください！

アーチ型の回廊は雰囲気がありますね。

さらに奥には、お風呂がつなぐ日本と台湾の友好関係「銭湯聚 Together in Sentō」なる展示がありました。開催は～23年10月2日まで。もうじき終わっちゃう～！

また、北投温泉博物館は今年で創設25週年なんだとか。それを記念したイベントが東京・豊島区椎名町にある銭湯「妙法湯」で予定されています。

先ほどショップで見たオリジナルグッズの展示やスペシャルなお風呂(北投の湯の花湯と漢方湯)体験ができちゃう！「いらっしゃいませ 台湾北投 in 東京妙法湯」の開催は、23年9月26日～10月22日まで。詳細は公式サイトをご覧ください。