北投温泉

ベイトウ・ウンチュェン

MRTで気軽に行けちゃう温泉地でゆっくりつかって、疲れを癒しましょう!台湾三大名湯です!

こんにちは、台北NAVIです。温泉が三度の飯より好きだっていうあなたにぜひ行ってもらいたいのが「北投温泉」。日本で温泉というと、車で何時間もかけてやっとたどり着くような、山間の温泉地が想像に難くないですが、台湾人はなんと幸せか、MRT一本、台北駅から一時間かからずに、この温泉街にたどり着くのです。いやぁ、幸せですね★さて、それではMRT淡水線にのって出発進行!
MRT淡水線に乗って北上し、目指すは、新北投駅。一度北投駅で乗り換えが必要です。新北投駅で下車すると、辺り一帯には、あの温泉の硫黄臭がぷぅんと立ち込め、体中の細胞が「温泉につかりたい」と唸りだします!

新北投駅の目の前にそびえるのが、中国式の大きな門。鳥居なのかな?上の方に「新北投」と金色の文字で書かれています。この門を越えるといよいよ温泉街が始まります。

北投温泉はココがスゴイ!

台湾の三大温泉の一つである北投温泉、でも何がそんなに有名なの!?ということで、ちょっと北投温泉の歴史をおさらいしましょう。

この北投温泉は、日本でも癌治療などで人気の高い玉川温泉と同じ泉質を保つ非常に有名な温泉です。実は北投温泉は日本統治時代に日本人によって開発された強酸性のラジウム温泉。硫黄が多くふくまれているため、硫黄の臭いがぷんぷんします。明治時代に日本人の地質学者・岡本要八郎によって「微量のラジウムを出す石=北投石」が発見され一躍注目を浴びました。日本ではその後「玉川温泉」でも北投石が発見され、現在特別天然記念物に指定されています。もちろん北投石は採掘禁止です。

さて、北投石とは、微量のラジウムを含んだ「湯の花」が、何千年もの歳月をかけて石灰化したもの。むろん、北投温泉の多くの旅館では「湯の花」がぷかぷかと浮き立つお湯を提供する温泉が何件もあります。(湯の花が湧き出ない温泉もありますが、泉質はあまり変わりないとのこと)

具体的な効能としては慢性関節炎・筋肉痛・慢性皮膚炎・動脈硬化・慢性膀胱炎など、ちょっと老人向けな効能となっています。

緩やかな坂道が続く川沿いを散歩しよう

北投温泉は、川沿い一帯にひしめく温泉街。駅を降りると、目の前にある北投公園がこの温泉街の入口です。ここからは緩やかな坂が延々と続いていき、川のせせらぎと木々の緑に癒される、ヒーリングスポット。

緩やかとはいっても、長く続く坂道は、足腰に負担がかかります。足元は「フラットな運動靴」がベター。

木造の美しい建築物は...

北投公園の中山路に沿って歩いてみました。ごくごく一般的な公園なのですが、五分ほど歩くと、公園の中央に、何やら素敵な木造の建築物が顔見せします。

軽井沢のちょっとしたコンサート会場のようなこの建物、実は市立図書館!こんなところに図書館があるなんて、素敵ですね!温泉につかって、リラックスした後に、素敵な小説の世界に没頭する…なんてコースもありでしょう。(その前に中国語勉強しなくちゃ)

温泉博物館

図書館を越えると、何やらレンガ造りの、西洋風の豪華な御殿がドンと構えています。

残念ながらナビが北投を訪れた2007年12月は改修工事中で中に入ることはできませんでした。その華麗な姿は、背伸びをして、工事の網を透かしてようやく垣間見られる程度でした
(2008年3月現在参観可能)

この建物は温泉博物館で、北投温泉の歴史、温泉の効能や、北投石を発見した「岡本要八郎」の紹介など、温泉に入る前に一度ここで勉強すると、温泉のありがたみをじ?んわりと味わうことができますよ。

公共露天風呂

温泉博物館の隣に、あれあれ?これは見たことがある記号だぞ…白い低い日本風の壁の真ん中に赤いペンキで♨温泉マークがついているではありませんか。ここは、かの有名な北投露天温泉です。本当に突然道の真ん中に現れるのですからびっくりします。水着着用が義務付けられているので、温泉というより、温水プールといった方がいいでしょうか。いつも地元の人々や台湾人旅行客であふれかえっています。冷やかしで一つ、大胆に入ってみるのはいかが!?一人40元です。タオルの用意をしてきてくださいね。(番台で購入可 一本40元)
さて、公共露天温泉の騒がしい声を背中に受け、NAVIは、川沿いの散策道を歩いてみることにしました。木の遊歩道が川沿いに伸び、森林浴さながらに優雅にお散歩ができます。あぁいい気持ちっっ(^o^)丿なんて思っていたら…
「ブーブー」と奇怪な音が。何だぁ!?と思って川の中を見下ろすと、あぁ!子豚さんも入浴中(笑)

ここは地獄か現生か!?地熱谷

さて、遊歩道の最終地点まできました。ここから向かうは、北投温泉のハイライト「地熱谷」です。ピンクのビルの1階に「新北投温泉浴室」と書かれた赤い看板がありますので、その脇道を上っていきましょう。
この道の奥が地熱谷です。

この道の奥が地熱谷です。

北投にきたならば、かならず行かなければならない場所が地熱谷ですが、まず営業時間を確認しましょう

1 午前九時~午後五時まで開放しています
2 週末・休日も営業しています
3 月曜日定休です

この地熱谷の管理人さんは気の強い豪快なおばちゃん。16時45分に入園すると『もうすぐ閉めるからね?』と大きな声でお声がかかります。因みに入場料は無料です。

ここは、足もとが粗い石畳。ヒールの靴で来ようものなら、確実につまずいてしまいます。

入口に泉質情報の看板があります。このあたり一帯、硫黄の匂いがものすごくツンと鼻につきます。それになんだか蒸し暑い、一体地熱谷とはどんな場所なのか、看板を拝見してみましょう。

ナニナニ…水温摂氏80-100度!なにやら、とっても酸性度が強く、金属をもすぐ酸化させてしまうんだとか。このお湯で体を洗うなって警告してあります。
地熱谷はこのような池なのですが、周りにぐるっと柵がかかっています。その昔、温泉卵を作ろうと、過って地熱谷に落ちる人が絶えなかったんだとか!あぁ?クワバラクワバラ(-“-)
みんなががやがやと集まっています。写真スポットなのかな。よしもう少し歩いてみましょう。
うわぁ。なんだ、この蒸気は!蒸気の煙が、辺り一帯に立ち込めています。風が吹いて煙がこっちに流れてきたら、向いの人さえ見えなくなっちゃいます!
熱そうな池の底からフツフツと湧き上がってくるのが硫黄を含んだ水蒸気。ここにいるだけで気分はスチームサウナです。

も歴史ある銭湯「滝乃湯」

さて、先ほどは中山路を歩いてきましたが、帰りは川の反対側の光明路を通って行きましょう。
温泉街は実はまだまだ上の方まで続いていきます。でも、歩いていくには不便だったりするので、今日のNAVI散策コースはこの地熱谷を折り返し地点としました。
さて、ちょうど北投博物館の向いに位置するのですが、この北投で最も歴史が深いと言われている銭湯「滝乃湯」があると聞き、行ってみました。

どうやら、昭和天皇が皇太子時代にも入浴したことがあり、また、北投石を発見した「岡本要八郎」もここで入浴後に北投石を発見したと言われています。

NAVIも入ってみましたがっっ(;一_一)。。。。感想は…「古い…」の一言に尽きるでしょうか。ここまで古い銭湯に入ったのは初めての経験です。ロッカーはなく、洗い場のオープンラックに荷物を入れて、その場で脱いで入浴するという形。シャワーもなく、冷たい冷水と温泉のお湯のみ。お湯は熱めの44度。でも、日本の銭湯と同じく、地元の人々と交流できるのは温泉の醍醐味の一つですね。とっても古い温泉ですが、歴史的なこの建物には今でもお客さんが絶えません。(大人90元)
台北NAVIでもたくさんの北投温泉旅館を紹介しています。ちょっと高めの入浴施設ばかりですが、日本並みの清潔さを期待するなら、やはり入浴料500元?ぐらいが相場ではないでしょうか。でも古いところでは100元?なんていうところもあります。どうせ行くなら、朝昼と二度入浴し、歴史を感じる古い温泉・最新のゴージャス温泉の両方を体験してみましょう。

記事登録日:2008-01-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2002-09-11

スポット更新日:2008-01-23

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