【台湾でお花見】大台北エリアの桜の名所「天元宮」へ

春節終盤あたりから、桜の開花シーズンを迎える台湾。北から南まで各地に名所がありますが、北部エリアで知られているのが、淡水の天元宮です。

台湾でよく見かけるのは、濃いピンク色をした山桜や八重桜ですが、ここでは色の変化が楽しめる三色桜と、淡いピンク色をしたソメイヨシノ(吉野櫻)を楽しむことができるんです。

三色桜は毎年1月末～2月中旬が見ごろ。白い可憐な花びらは、ゆっくりと時間をかけて淡いピンク色へ、それからさらに濃いピンク色へと変化します。開花の時期は2週間ほどと短いので、狙いを定めて向かうべし！

……で、残念ながらナビが訪れた3月は時すでに遅し。三色桜は葉桜に。けれど、もう1つの吉野桜はきれいに咲き誇っていましたよ！こちらは3月半ば～4月が見ごろ。今年はちょっぴり早い開花で、すでに7割ほど花開いています(3月17日現在)。

三色桜は園内の裏山(後山櫻花園區)に植えられていますが、吉野桜は天元宮の目玉である塔(天壇)の周辺に。

だから、写真に収めるととても絵になるんです！それもポイント♪

1985年に落成した天元宮ですが、塔は遅れること7年、1992年に建造されました。高さ200m、5階建ての各フロアへは実際に上がることができます。

それでは中へ入ってみることに。

一般に台湾の寺廟は真っ赤＆金ぴかなイメージですが、こちらの堂内はシックなゴールド。

円柱状のそれぞれの階にぐるりとテラスがあり、外に出ることもできます。

そこから遠くを見下ろすと、周囲には山海のビュー。もともと山の上にあるから壮大な景色が広がります。

けれど、ここまで来るのに何段の階段を上ったのやら……。只今ナビは塔の2階にいるのですが、これ以上上る体力はありませんでした。もっと上に行ったら、もっとすごい風景があるはずです。

早々に退散して門へ舞い戻りました。

振り返ると、門の上には「天」の文字。両脇を固める彼らもイイ感じ～！