会場の台北体育館。本来ならば大勢の人が集まり、賑やかになるのですが、今回は静か。実は感染症対策で、イベント開催時には「室内100人以下とする」という政府が定める規定を守らなくてはならず、無観客での開催となり、表彰式も取り止めになってしまったのです。入口では感染症対策も呼びかけるボードも設置していました。
選手たちの歓喜の様子が見られず、ちょっと残念。
コンテストの会場となったのは4階。ナビが訪れた時、各チームの会場確認とリハーサルが行われていました。
1階は学生スポーツのTV中継などで使用されるところですが、今回は各チームの控え室として使われていました。
こちらも各チームの控え室で使われた7階。普段は、主にバドミントンの大会や練習で使われています。
高校は全8チームがエントリー。中には高校バスケHBLの4強の常連で、ハーフタイムでパフォーマンスを披露することもある新北市の南山高級中學が出場していました。
タンブリングでは、女子選手は側転、男子選手はバク転、バック宙が中心の地上演技でしたが、バク転の際に、頭を打つ選手もいて、ハラハラする一面も……
もう一つのハラハラドキドキ。一番左のパートナースタンツが崩れていますが、これが何度も続き、後方で待機している大学生たちの補助が見られました。
パートナースタンツからのリリースムーブ。
優勝した桃園市の治平高級中學のピラミッド。
優勝をはじめとするトロフィー。本来なら表彰式で渡すものですが、今年は歓喜の瞬間は見られず……来年以降見られることを祈ります。
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記事登録日:2020-05-13
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