新北市新店から宜蘭県頭城を結ぶ台湾省道9号線の北宜公路をツーリングしてきました。曲がりくねった山道をえっちらおっちら。所要時間は約2時間でした。
新北市と宜蘭県の境界にあったのは、こちらの展望台。
展望台の下にはトーチカが。いつのものか定かではないですが、ひっそりと歴史を今に伝えています。
蘭陽平原が見渡せました。教科書に出てきそうな扇状地であることが分かりますね。ちょうど田植えが終わった時期だったので、いたるところに青々とした稲田が見えます。
そして東に目をやると、無人島として知られる亀山島が。うーん、いい景色。
駐車場には屋台が出ていて、軽食が食べられるようになっていました。
北宜公路の周辺図と歴史解説を書いたレリーフがありました。清の時代に台北と宜蘭を結ぶ重要な道だったこと、日本統治時代には抗日ゲリラによる激しい戦闘があったことなどが書かれていました。
この展望台から宜蘭方面に進むと、かつては北宜公路最大の難所とされた「九彎十八拐」と呼ばれるヘアピンカーブが続きます。
さて、夜に台北へ戻る時には蘭陽平原の夜景が見られました。鉄道や高速バスからでは見られない風景なのがいいですね。
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記事登録日:2020-06-29