台南の奇美博物館にて、新しい特別展「奇麗之美」が始まりました。
展示期間は3月17日~6月11日までの約3か月間です。
開幕に先駆けて行われたお披露目会では、奇美博物館館長をはじめ、博物館関係者と参加アーティストたちが顔をそろえました。
この特別展で、キュレーションを担当したのは、美術史學者で成功大学教授の蕭瓊瑞さん。
おしゃべりが上手で、場の空気を和ませていました。
「奇麗之美」は、奇美文化基金会が主催する「奇美芸術賞」の30年を記念して企画された成果展です。
「奇美芸術賞」とは、芸術の分野で才能のある人材をサポート、育成する為の賞です。
お披露目会では、美しい演奏も…。
「奇美芸術賞」の受賞者を含む参加アーティストは、総勢55人。
100以上の作品が会場を彩りました。
人、物、景、夢の4つをテーマとした絵画と彫刻作品がならびます。
台湾4大公立博物館と、市立博物館の協力を得て、集められた作品の数々。
見ごたえたっぷりです。
こちらはポスターにも選抜されていた作品。
粱晉嘉さんの玉荷包(左)と鄭志德さんの新樂園-嘻嘻哈哈(右)です。
奇美芸術賞30年にちなんで、料金は150元のところ、常設展の料金に30元プラスするだけで入場することができます。
3か月だけのお得な展示なので、台南を訪れる際はぜひ足を運んでみてくださいね。