台北駅から台湾鉄道で30分の近場トリップへレッツゴーー♪
こんにちは、台北ナビです。
台北への旅行、おそらく初めての旅は九份や台北市内観光といった感じが多いかと思います。2回目以降のリピーターさんたちにおすすめなのが、陶器の街「鶯歌」。台北駅からローカルの台鉄(台湾鉄道)の区間車に揺られて、約30分で着いてしまう、そして台北とはまた違った雰囲気が味わえます。
鶯歌老街に辿り着くまでの道のりからすでに陶器の街の雰囲気が漂います
鶯歌の駅で降り、すぐに目に留まるのが駅構内につながる鮮やかな色の陶器の階段装飾、そして駅を出て歩き出すと、路地には陶器のカップにお花を入れた花壇アレンジがあります。さらに老街に向けて歩くと、風情のある建物、川の壁面はこれまた陶器で描かれた「ようこそ鶯歌へ」の看板が。目的地への道のりですでにワクワクです。
陶器だけでなく小吃も楽しめます♪
ここの屋台は、夜市のようにひしめき合っているわけではないですが、各陶器屋さんとちょうどいい距離感で肩を並べています。同じような屋台はあまりなく、種類も豊富だから、色々試してみてくださいね~。
小豆やクリームの入った「紅豆餅」、ひっきりなしにお客さんが来てたくさんの人で賑わう「大餅」、ミニヨン風の袋に三色入った「綿菓子」や「ポップコーン」もありました。
3本で100元の「台湾ソーセージ」は、甘みがあるのが特徴です。トマトを串刺しにして水飴で固めた「糖葫蘆」、スヌーピーやキティなどキャラクターの形をした「カステラ」などは、お祭りフードのようでテンションが上がります!
宜蘭の三星ネギが使われた「葱餅」に海の幸が詰まった「ソーセージ」。フルーツの味のするわらび餅のような「涼糕」、茹でたてや焼きたての「トウモロコシ」~。この日は雨が降って肌寒かったので湯気に惹かれました。
焼いた「臭豆腐」。ナビは煮るよりも、揚げるよりも、焼くがいちばん臭みが強いと思います(笑)。そして、屋台ではないですがとても気になったのはこの人だかりのできていたお店、排骨飯の専門店。どれだけ美味しいか食べてみたかったのですが、行列はかなり時間がかかりそうだったので、並ぶのを断念しました……。
ショッピング&DIYでオリジナルを作る!
食器好きのナビは、鶯歌に来るとよく品定めしなければなりません。さもなければ見るもの、手に取るもの、すべて欲しくなってしまうからです。今回厳選したものはこちら。中には日本製もありますが、出会ってしまったので一期一会で購入しました。
もちろん陶器を買うだけでなく、自分だけのオリジナルを作ることもできます。ろくろで回す陶芸家のような本格的なものから、子供たちも喜んで試していたモザイクタイルまで。ある程度自分でデザインを考えて行けば早いもので1時間もあれば完成します。ナビも興味深々で試してみたかったのですが、丸椅子の凝ったデザインのものを作ってみたかったので、次回時間を多めにとって出直すことにしました。
鶯歌重慶店のみカフェ併設です!
鶯歌老街にまぎれてさりげなくある“不二堂”。台北市内にある永康概念店,永康公園店,誠品信義店は共に茶葉や茶器の販売になりますが、こちらの鶯歌重慶店はカフェが併設されています。店内の壁に描かれた台湾地図のイラストは、内部デザイナーによる作品。絵のタッチやカラフルでありながらやさしい色使い、動物が描かれていたりするのでとても和みます。洗練されたデザインのバー台にはグラスの収納もデザインの一部になっています。お茶の種類により、店内のディスプレイにもなっている大きめの陶器のやかんでお湯が運ばれてきます。
入口を入ってすぐに茶葉や茶器の置かれたコーナー、奥がカフェスペース。パンフレットはとてもわかりやすく日本語や韓国語で、台湾のどの地区でどんなお茶が採れるか、お茶の形や香り、お湯の最適な温度など記されていて台湾茶の勉強になります。
*台灣郎と菠菜鮭魚鹹派(ほうれん草とサーモンのキッシュ)「台灣郎」は、阿里山翠玉と日月潭紅韻紅茶のブレンド。菠菜鮭魚鹹派は、お茶に合います~
*歐貝拉(オペラ)ココアパウダーのかかったチョコレートケーキです。なかなか濃厚でした。
*東方美人茶茶葉の入ったポットにお湯を注ぎ、50秒待ってから湯のみへ。2杯目からは、濃いめが好きな方はプラス10秒、薄めが好きな方はマイナス10秒で調節してみてください。
現在はお茶類とデザートですが、今後はご飯ものもメニューに加わる予定です。乞うご期待!
不二堂 鶯歌重慶店
新北市鶯歌區重慶街126號
02-2677-2639
現在ナビの中でマイブームの鶯歌、台北からとても近いので是非足を伸ばしてみてください!
以上、台北ナビがお届けしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-05-03